AFCチャンピオン
ニューイングランド・ペイトリオッツ |
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| ■チーム・インフォメーション |
創立
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1960年 |
| NFL加盟 |
1960年 |
| レギュラーシーズン通算成績 |
314勝337敗9分 (勝率.476) |
| プレーオフ通算成績 |
12勝10敗勝率 (.545) |
| スーパーボウル出場 |
4回目(1985, 1996, 2001, 2003年度) |
| スーパーボウル優勝 |
1回(2001年度) |
| NFLチャンピオン |
1回(2001年度) |
| チームカラー |
青、赤、シルバー、白 |
| スタジアム |
ジレット・スタジアム(マサチューセッツ州フォックスボロ)
・2002年建造、天然芝、68,436人収容 |
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| ■チーム名の由来 |
| ニューイングランド(東北部諸州の総称)はアメリカの独立戦争の舞台となったことから、「ペイトリオッツ」(愛国者)というチーム名が選ばれた。チームカラーも星条旗と同じ赤、青、白(1993年からシルバーが追加)となっている。 |
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| ■フランチャイズ史 |
1960年にAFLのチームとしてボストンに誕生した。創設当初は、ボストン・ペイトリオッツとして活動していたが、1971年に、チーム名を現在のニューイングランド・ペイトリオッツに改めた。
一方、チームはNFL合併後の数年間は低迷。初の地区優勝は1978年まで待つことになった。その後は安定した成績を収め、1985年にはスーパーボウルに初進出するが、これ以後、再びチームは下降線となる。再びチームが浮上するまで、ヘッドコーチ ビル・パーセルズ、QBドリュー・ブレッドソーがチームに加入した1993年までの時間を要した。
名将パーセルズの指揮と豪腕ブレッドソーの活躍で、1996年にはスーパーボウルに出場した。しかし、パーセルズが1997年に地区ライバルのジェッツへ移籍、同地区各チームのチーム力が高いこともあり、再び成績は下降線を辿った。2000年から守備の専門家ビル・ベリチックがチームを率いたことから、チームも様変わりを始める。3-4が中心だったディフェンスは、4-3を併用してバリエーションを広げて成長を見せた。チームも、ブレッドソー率いる攻撃頼みのチームから守備を中心としたチームへの転換を図る。そして、2001年、ブレッドソーの負傷からチャンスを得た、シンデレラQBトム・ブレイディ率いるペイトリオッツは快進撃を見せる。ついには、第36回スーパーボウルで、大本命セントルイス・ラムズを残り時間0秒のFGで下す劇的な勝利を飾り、スーパーボウル初制覇を成し遂げた。2002年はジェッツ、ドルフィンズと最終戦までもつれ込む優勝争いを演じたが、プレーオフ出場を果たせなかった。 |
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| ■ヘッドコーチ |
| ・ |
ビル・ベリチック(現職4年目、42勝25敗)
NFLコーチ経験29年
ヘッドコーチ経験9年(1991〜1995:クリーヴランド・ブラウンズ、37勝45敗)
スーパーボウル出場4回 |
| 1986 |
ジャイアンツ(ディフェンス・コーディネーター) |
○39−27 |
ブロンコズ |
| 1990 |
ジャイアンツ(ディフェンス・コーディネーター) |
○20−19 |
ビルズ |
| 1996 |
ペイトリオッツ(アシスタント・ヘッドコーチ) |
●21−35 |
パッカーズ |
| 2001 |
ペイトリオッツ(ヘッドコーチ) |
○20−17 |
ラムズ |
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ビル・ベリチックは2000年1月27日に、ペイトリオッツの第14代ヘッドコーチに就任した。ディフェンスのスペシャリストとして、NFLでも一目置かれる存在であるベリチックは、そのディフェンスを中心にチーム作りを行い成功を収めた。
ヘッドコーチに就任した2年目の2001シーズンには、シーズンの序盤でエースQBドリュー・ブレッドソー(現ビルズ)を負傷で失いながらも、控えだったトム・ブレイディの台頭とディフェンス力によりペイトリオッツに初のヴィンス・ロンバルディー・トロフィーをもたらし、自身もヘッドコーチとして初のスーパーボウル制覇を経験した。今シーズンもベリチックは負傷者に悩まされ、レギュラーシーズン中に実に42人の異なる選手を先発に起用しながら、周到で徹底した試合へのゲームプランと、試合中のアジャストによりこれらを補った。その結果、ペイトリオッツはチーム史上最多の14勝でシーズンを終え、NFL史上2チーム目となる1シーズン14連勝(プレーオフも含む)を記録してスーパーボウルへ出場する。ベリチックは今シーズン、AP通信のコーチ・オブ・ザ・イヤーに選出されている。
ベリチックは長年に渡り、現カウボーイズ・ヘッドコーチの名将ビル・パーセルズのもとアシスタント・コーチを務めたことでも知られる。ベリチックは29年のNFLコーチ歴の中で、12年をパーセルズのもとコーチを務めた。1985年からはパーセルズ率いるジャイアンツのLBコーチからディフェンス・コーディネーターに昇格、1986、1990シーズンのスーパーボウル制覇に貢献した。1991年、ベリチックはその実績が認められ37歳にしてブラウンズのヘッドコーチに就任するが、5シーズンで1度しか勝ち越せずに終わる。1996年には再びパーセルズがヘッドコーチを務めていたペイトリオッツのアシスタント・ヘッドコーチとなり、1997年にはパーセルズがジェッツ・ヘッドコーチに就任すると、ベリチックもジェッツに移りアシスタント・ヘッドコーチを務めた。2000年にパーセルズがジェッツのヘッドコーチを辞任しGMに就任したのをきっかけに、ベリチックはその後任に内定していたがジェッツを飛び出し、同地区内のペイトリオッツのヘッドコーチに就任した。
ベリチックは1952年4月16日に、テネシー州ナッシュビルで生まれた。 |
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| ■オーナー |
| ロバート・クラフト |
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ロバート・クラフトは1994年1月にペイトリオッツを買収すると、その8年後の2002年2月3日、ラムズと対戦した第36回スーパーボウルを20対17で制し、ペイトリオッツにチーム創立42年目にして初のNFLタイトルをもたらした。クラフトはチームのオーナーに就任する前、1960年前半のAFLボストン・ペイトリオッツ時代からペイトリオッツのファンとなり、その後31年間に渡りペイトリオッツのシーズン・チケットを買い続けた。チームを買収する前の1988年には、破産の危機にあったフォックスボロ・スタジアムを買収した。スーパーボウルを制覇した2001シーズンを最後に、ペイトリオッツはフォックスボロ・スタジアムから移転、2002シーズンからは同じくフォックスボロに$3億2,500万を投じて建設したジレット・スタジアムでプレーしている。
クラフトはコロンビア大学を卒業後、ハーバード大学の大学院に進みMBAを取得した。クラフトは後に買収したマサチューセッツ州にある、ランド=ホイットニー・グループ社でビジネスマンとしてのキャリアをスタートした。1972年には紙製品の貿易を行うインターナショナル・フォレスト・プロダクション社を設立、今では世界80カ国と取り引きを行う会社へと成長させた。インターナショナル・フォレスト・プロダクション社とランド=ホイットニー社は、米国内における紙やパッケージを扱う会社としては最大手の1つとなっている。1998年にはこれらの会社を統括するため、クラフト・グループを設立した。 |
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| ■今シーズンの成績 |
| レギュラーシーズン: |
14勝2敗(AFC東地区優勝、NFL勝率1位)
ホーム8勝0敗、アウェイ6勝2敗、対NFC3勝1敗 |
| プレーオフ: |
AFC第1シード
・AFCチャンピオンシップ(ペイトリオッツ24 対 14コルツ)
・ディヴィジョナル・プレーオフ(ペイトリオッツ17 対 14タイタンズ) |
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| レギュラーシーズンのチーム成績(カッコ内はNFLランキング) |
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| ■オフェンス |
■ディフェンス |
| カテゴリー |
| 1試合平均得点 |
21.8(12) |
| 1試合平均獲得距離 |
314.9(17) |
| 1試合平均ラン獲得距離 |
100.4(27) |
| 1試合平均ラン回数 |
29.6(12) |
| 1試合平均パス獲得距離 |
214.5(9) |
| 1試合平均パス回数 |
33.6(6) |
| 被インターセプト数 |
13(6タイ) |
| 被サック回数 |
32(14) |
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| カテゴリー |
| 1試合平均失点 |
14.9(1) |
| 1試合平均損失距離 |
291.6(7) |
| 1試合平均ラン損失距離 |
89.6(4) |
| 1試合平均パス損失距離 |
202.0(15) |
| インターセプト数 |
29(1) |
| サック回数 |
41(6) |
| ターンオーバー・レート |
+17(2) |
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| ■チームリーダー |
| パッシング |
#12QBトム・ブレイディ: 317/527−3,620ヤード、23TD、12INT、85.9 |
| ラッシング |
#32RBアントワン・スミス: 182回−642ヤード(平均3.5ヤード)、3TD |
| レシーヴィング |
#83WRディオン・ブランチ: 57回−803ヤード(平均14.1ヤード)、3TD |
| インターセプト |
#24CBタイ・ロー、#38CBタイロン・プール: 6 |
| サック |
#50LBマイク・ヴレイベル: 9.5 |
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| ■今シーズンのペイトリオッツ |
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| QBトム・ブレイディ |
ペイトリオッツはレギュラーシーズンをNFL1位の14勝2敗で終え、シーズンをチーム新記録となる12連勝して終えた。1シーズン14勝も、それまでのチーム記録だった11勝を抜いて新記録となった。プレーオフに入ってもその勢いは続き、プレーオフでの2勝をあわせると、1972年にNFLで唯一1シーズン17勝全勝でスーパーボウルを制覇したドルフィンズに次いで、NFL史上2チーム目となる1シーズン14連勝を達成した。
今シーズンのペイトリオッツは、AP通信のコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞したビル・ベリチックの戦略と、強力なディフェンスが快進撃を支えた。シーズン前にSロドニー・ハリソン、CBタイロン・プール、DTテッド・ワシントンらを補強、ディフェンス力をさらに向上させた。また、シーズン直前にはセカンダリーの中心的役割を務めていた、Sロイヤー・ミロイを解雇するなど大胆な編成を行った。さらに開幕から負傷者が続出、レギュラーシーズン中に42人の異なる選手を先発させ、開幕戦でスターターを務めた5選手が故障者リスト入りするも、選手層の厚さとベリチックの周到なゲームプランがそれらを補った。
ペイトリオッツ・ディフェンスはレギュラーシーズンをNFL最少失点で終え、16戦中3戦にシャットアウト勝ちした。3-4、4-3の布陣を状況により使い分けるディフェンスは、テディ・ブルースキ、マイク・ヴレイベルらLB陣をより機能させる。CBタイ・ロー、プール、Sハリソンらを擁するセカンダリー陣は、リーグでもトップクラスを誇る。
オフェンスの中心はQBトム・ブレイディが担う。ブレイディは2001シーズンに、当時のエースQBドリュー・ブレッドソーのシーズン序盤の負傷によりシンデレラのごとく出現、そのままチームを初のスーパーボウル制覇に導いた。ブレイディは短い距離と中間距離のパスを効果的に投げる。RBではアントワン・スミスとケヴィン・フォークの2人を、状況ごとに使い分ける。 |