みなさんこんにちは。ワシントン・レッドスキンズ・チアリーダーズの中山麻紀子です。今後6回に渡りワシントンからチアリーダー情報を発信していきますので宜しくお願いします。
NFLシーズンも残すところ、あと2試合となりました。残念ながらワシントン・レッドスキンズはプレイオフに進出する事が出来ませんが、最終戦のライバルチームであるダラス・カウボーイズとの試合は盛り上がること間違いないでしょう。とても楽しみにしています。
さて、前の試合の出来事ですが、第1クオーター後、NFLオールスター戦のプロボウルにレッドスキンズから出場するチアリーダー1人が発表されました。NFLチアリーダーの各チームから1人ずつ出場するいわゆるオールスターチアリーダーです。レッドスキンズの代表チアは、チアリーダーのお互いの投票で決まりました。その人はラインキャプテンでもあるティナ(Tina)です。NBAチアリーダーとしての経験もあり、ダンス、ルックスはもちろん、チーム内ではお姉さん的存在で、誰かが困っているのを見つけると積極的に助けたり、誉め上手であったり、とにかく面倒見がよく、気配りの出来る魅力的な女性です。そしてレッドスキンズの社員としても働いており、仕事中はバリバリ働くキャリアウーマンなのです。
試合中、単に踊っているように見えるチアリーダー達は、実は一人一人個性を持ち、自立した立派な女性ばかりです。チームで行動するので、個人が注目される事はほとんどありませんが、チーム内にいて、チームメイトを知れば知るほど、中身のあるチームであることに気がつかされます。その中でもティナはピカイチであるわけです。
去年のプロボウルに行ったシャノンから花束が贈呈され、ティナの姿がフェデックス・フィールドのオーロラ・ビジョンに大きく映り、大観衆の声援を浴びました。
試合後、大荷物のTinaを助けるため花束を私が代わりに持ち、スタジアムから専用駐車場まで歩きました。すると、ファンの子供達が私に向って「ティナ!」と呼んできました。そのままティナのふりをしながら手を振って歩きたかったところですが、「ティナはこちらです。」などと、説明しながらの道のりでした。そして、ティナと間違われる事の幸せを味わいながら私もいつか「ティナ」のような魅力的な女性を目指したいと思いました。 |