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| RBとしてデビューか?バッカニアーズCBロンデ・バーバー |
タンパベイ・バッカニアーズのCB、ロンデ・バーバーの双子の兄弟がニューヨーク・ジャイアンツのRB(ティキ・バーバー)だというのは有名な話。双子だけあって顔は見分けがなかなかつかないほどそっくりだけど、プレイするポジションは、高校時代の途中から、ずっとオフェンスとディフェンスに分かれてプレイしてきた。ロンデいわく、RBとしての才能は、ティキの方が格段に上回っていたらしい。
でも、そこはやはり双子。オフェンスの天才と呼ばれるバッカニアーズのヘッドコーチ、ジョン・グルーデンの目には、ロンデにもティキに負けないRBとしての才能が見えたみたいだ。昨年のエースRBマイケル・ピットマンが夫人への暴行容疑で逮捕されて、いつ出場停止処分を受けるかわからない状態。RBのポジションには猫の手も借りたい、ということでグルーデンはロンデに本職のCBだけでなく、RBの練習もさせ始めた。
「グルーデンコーチは、いろいろ試したいだけじゃないかな。周りを困惑させようとしているだけかもしれないよ」とはロンデの言。でも本人もRBでの練習を楽しんでいるようだ。「キャンプの練習は長くて繰り返しが多いから、気分転換にはなるね。いつもと違うことをさせてもらって、みんな面白がっているよ」。
実はグルーデンは、バッカニアーズの指揮官に就任した昨年にも、同じような「奇策」で周囲を驚かせた経験がある。ディフェンスのスター選手のDTウォーレン・サップを、敵陣ゴール前などの場面で、TEとしても起用したのだ。サップがパスを捕ったりすることはなかったが、敵ディフェンスにしてみたら、サップほどの大物選手がオフェンスに登場すれば、嫌でも気になってしまう。そういう状態にしておいて、サップの逆サイドへランプレイを展開して、まんまとタッチダウンを奪ったりしていた。
サップと同じように、ロンデの本職がディフェンス、というのは変わらないから、もしRBをプレイすることになっても、エースRBとしてフル出場する可能性はないだろう。でも、1試合に1プレイでも、ロンデがQBからボールを手わたしされて走る場面が見られれば……。ファンの楽しみはさらに増える。
実は今シーズン、バッカニアーズは11月24日にジャイアンツと対戦する。月曜日の夜に行われる「マンデーナイト・ゲーム」。アメリカ全土にテレビ中継される、注目の一戦だ。もしかしたら、ロンデとティキの双子の兄弟による、ラン合戦が見られるかもしれない。日本でもNHKの衛星放送で必ず放映されるカード。両チームのファンじゃない人も、要チェックのゲームとなりそうだね。
まずは8月2日の『NFL TOKYO 2003』で、ロンデのRBでの練習の成果を、是非とも見てみたいものだ。 |