Wed, 05/12/2004 6:59 pm UPDATE
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コラム


HOT OFF THE GRIDIRON #112
「NFL2004年ドラフト レビュー」

全体1位でチャージャーズに指名を受け、ジャイアンツにトレードされたQBイーライ・マニング
  ディフェンスは、チャンピオンシップを勝ち取るのに重要です。しかし今年のドラフトは、NFLのチームは大学のドラフトでオフェンスを獲得する傾向にあります。第1巡で選ばれた32人の選手の内、19人がオフェンスの選手で、内7人はワイドレシーバーで史上最多を記録しました。イーライ・マニングがサンディエゴ・チャージャーズでプレーする事を拒んだ話が、ドラフトにおける一番の話題でしたが、ノースカロライナ州立大学のQBフィリップ・リヴァースほど得をした選手はいないでしょう。殆どのNFLチームがマイアミ大学オハイオ校のQBベン・ロースリスバーガーを控えQBとしてドラフトで狙っていました。しかし、チャージャーズがリヴァースとの契約を切望したので、彼はロースリスバーガーを飛び越え、彼がドラフトされると予想された順位より、10位は高かったでしょう。更にリヴァースは結果的にマニングより高い給料を受け取ることになり、チャージャーズはニューヨーク・ジャイアンツより、ルーキーにサラリーキャップの割当を多くすることになりました。

 2002年全米チャンピオンのオハイオ州立大学からは、近年のNFL記録を破る14人の選手がドラフトされ、11年前にドラフトが7ラウンド制になってから、1つの学校から最も多くの選手達が選ばれた事になりました。彼らオハイオ州立大学バックアイズの14人の選手達の内、7人は最初の3ラウンドで選ばれ、それもNFL記録となりました。マイアミ大学は6人の選手が第1巡で選ばれ、大学としてパデューと2位タイで、それぞれ9人が選ばれました。ビッグテン・カンファレンスからは44人の選手が選ばれ、すべての大学リーグの中で1位でした。NFLにとっての大きな出来事は、米連邦巡回控訴裁判所が、オハイオ州立大学のモーリス・クラレットの、ドラフトにエントリーする為のNFLへの法律的挑戦を却下したことです。クラレットと南カリフォルニア大学現2年生WRマイク・ウィリアムスとNFLの間の法律上の戦いは、彼らがNFLに入ることを許可する“補欠ドラフト”開催の可能性をめぐり、まだ続いています。NFLの先に行われたドラフトで、彼らが入ってくるのを阻止したことは、ドラフトにエントリーするには、高校を卒業してから3年たっていなければいけないという“3 year draft rule”の重要な法律的勝利となりました。

 ドラフト第1巡高順位で指名されたクォーターバックがNFLでの初年に大きな印象を残す活躍をすることは希です。昨年全体1位指名のQBカーソン・パーマーは昨シーズン遂にプレーしませんでした。しかしベンガルズのヘッドコーチ、マービン・ルイスはパーマーが今シーズン、昨シーズン活躍したベテランのジョン・キトナをさしおいて先発となると発表しました。ジャガーズのバイロン・レフトウィチ、レイヴンズのカイル・ボーラー、ベアーズのレックス・グロスマンら、2003年第1巡で指名されたQB達は昨シーズン後半から先発のラインアップとなり、今シーズンは開幕から先発QBとなるでしょう。トップ15位の内にクォーターバックを指名するリスクは、このフリーエージェント時代には高まっています。フリーエージェント制度ができる前はいつまでも選手を確保しておくことができましたが、今のフリーエージェント制度のもとでは、契約期間が限られています。チームのトップクォーターバックとの殆どの契約は5〜6年契約で、その後はフリーエージェントになるか、合意すれば同じチームと再契約することになります。クォーターバックは他のポジションよりも、NFLに慣れるのに時間がかかるため、高いランキングのクォーターバックをドラフトすることは、チーム側にも選手側にも、より高いプレッシャーになります。


スティーラーズに全体11位で指名を受けたQBベン・ロスリスバーガー
 昨年のNFLオフェンス・ルーキー・オブ・ザ・イヤーは、アリゾナ・カーディナルスのWRアンクァン・ボルディンで、第1巡指名選手ではありませんでした。彼は第2巡全体54位でドラフトされました。ボルディンは昨年カーディナルスが選んだ最初のWRではなく、彼らはペン州立大学のWRブライアント・ジョンソンを第1巡で指名していました。昨シーズンのディフェンス・ルーキー・オブ・ザ・イヤーはボルティモア・レイヴンズのDEテレル・サッグスで第1巡全体10位指名でした。前年のルーキー・オブ・ザ・イヤーのRBクリントン・ポーティス(オフェンス部門)もまた第2巡(全体51位)指名で、DEジュリアス・ペッパーズ(ディフェンス部門)は2002年ドラフトで全体2位指名でした。
NFLでパッシングゲームを好む傾向は、オフェンスではWRが、ディフェンスではCBが、他のポジションより多くドラフトされる傾向を生んでいます。

ドラフトのポジション別結果
OFFENSE; QB's (17), RB's (20), FB's (7), WR's (36), TE's (12), OT's (15), OG's (16), C's (8), PKユs (8)

DEFENSE: DE's (29), DT's (26), OLB's (22), MLB's (14), CB's (32), S's (19), P's (4)

ビルのNFL DRAFT のチーム別評価

#1/32 ニューイングランド・ペイトリオッツ
ワールドチャンピオンのペイトリオッツは、第2巡指名権を、ベンガルズで不満たっぷりのRBコリー・ディロンとトレードしました。第1巡では、2人の才能ある選手、マイアミ大のDTヴィンス・ウィルフォーク(全体21位)と、ジョージア大のTEベン・ワトソン(全体32位)を選びました。そして第5巡では、掘り出し物のフロリダ州立大WR、リターナーのP.K・サム(全体164位)を選びました。
   
#2/32 デトロイト・ライオンズ
ライオンズはマイアミ大のTEケレン・ウィンスローを1位差でブラウンズにとられてしまいましたが、テキサス大の大型WRロイ・ウィリアムス(全体7位)を選ぶことができました。ブラウンズから受け取った第2巡指名権で彼らはトレードアップすることができて、俊足のヴァージニア工科大RBケビン・ジョーンズ(全体30位)を獲得しました。ライオンズは昨シーズンNFLで最悪のラッシングオフェンスを抱えていましたが、今やジョーンズとその他俊足大型レシーバーのウィリアムスらが、チャールズ・ロジャーズとともにおり、デトロイトはこの秋、よりよいオフェンスを展開するでしょう。オクラホマ大のLBテディー・レーマン(全体37位)がすぐにスターターになるはずです。
   
#3/32 テネシー・タイタンズ
フリーエージェントでDEジェヴォン・カースを失い、タイタンズはパスラッシュの助けが必要となった事から第4巡迄に、ハワイ大DEトラヴィス・ラボイ(全体42位)、アラバマ大DEアントワン・オドム(全体57位)、メリーランド大DTランディー・スタークス(全体71位)、TCUのDEボー・スコベル(全体103位)を選びました。第2巡で選ばれたフロリダ大のTEベン・トループ(全体40位)は、引退したフランク・ウィチェックの代わりを務められるようになることを期待します。タイタンズはこのドラフトで13人を獲得できたので、評価に値します。
   
#4/32 ピッツバーグ・スティーラーズ
スティーラーズは彼らの全体11位指名権をQBベン・ロースリスバーガーを獲得するためにトレードアップするかどうか考えていました。しかし自然とリヴァースが浮上してきてスティーラーズの手に入ってきました。ロースリスバーガーは、大学で3シーズンを経験しただけなので、スティーラーズの開幕戦先発になる準備はできていません。スティーラーズはトミー・マドックスか、チャーリー・バッチを開幕戦に起用するでしょう。小さな大学のタスクルム大からのCBリカルド・コークリー(全体38位)は俊足で、プレーするでしょう。そしてフロリダ大OTマックス・スタ−クス(全体75位)も今シーズンプレーするのを見ることができるでしょう。
   
#5/32 サンディエゴ・チャージャーズ
フランチャイズはマニングが契約を拒んだことにより侮辱されました。ノースカロライナ州立大フィリップ・リヴァースの事をマーティ・ショッテンハイマーは、他のチームよりもかなり欲しがっていました。チャージャーズはマニングのトレードにより第3巡で、ドラフトでの最高のキッカー、アイオワ大のネイト・キーディング(全体65位)を選びました。オレゴン大DTイゴール・オルシャンスキー(全体35位)、パデュー大のDEショーン・フィリップス(全体98位)、UCLAのDTデビッド・ボール(全体133位)はDラインを助けるでしょうけれど、フリーエージェントのDEマーセラス・ワイリーの欠如を埋める事はできないでしょう。北イリノイ大のRBマイケル・ターナ−(全体154位)は、ラディニアン・トムリンソンの控えになることを期待しています。
   
#6/32 アリゾナ・カーディナルス
新しいヘッドコーチのデニス・グリーンは、彼が欲しがっていた印象的なWR、ピッツバーグ大のラリー・フィッツジェラルド(全体3位)を獲得することができました。オーバーン大のLBカルロス・ダンスビー(全体33位)、フロリダ州立大のDTダーネル・ダケット(全体64位)はNFLで活躍するでしょう。第7巡で指名したミシガン大QBジョン・ナヴァール(全体202位)は掘り出しものです。
   
#7/32 ミネソタ・ヴァイキングス
ヴァイキングスはディフェンスの助力が必要ですので、南カリフォルニア大のケネーチ・ウデーゼ(全体20位)、オーバーン大のILBドンタリアス・トーマス(全体48位)、そしてオハイオ州立大のDEダリオン・スコット(全体88位)を獲得しました。ウデーゼは素晴らしいパスラッシャーでドラフトではもう少し高い順位に予想されていましたが、肩の怪我が心配されて落ちてしまいました。3人共、近年のシーズンで弱りきっているヴァイキングスのパスラッシュに新風を送り込む助けをするでしょう。
   
#8/32 シンシナティ・ベンガルズ
ベンガルズは第1指名でミシガン大のRBクリス・ペリー(全体26位)を指名しました。ペリーは強力なRBルディ・ジョンソンと共に、ベンガルズに多才な貢献をできるでしょう。フロリダ大キーワン・ラトリフ(全体49位)はプレーを作り出すCBで、マデュー・ウィリアムスはセーフティとして活躍するでしょう。ミシガン州立大のDTマサイアス・アスキュー(全体114位)はサイズ、速さ、どちらもNFLに必要なものを満たしています。
   
#9/32 クリーブランド・ブラウンズ
マイアミ大のTEケレン・ウィンスロー(全体6位)はブッチ・デーヴィスがマイアミ大時代にリクルートした選手でした。デーヴィスは彼をとても見込んでいるので、彼を獲得する為にデトロイトとトレードしました。ウィンスローは以前チャージャーズでNFLオールプロだった選手の息子で、希な才能を持っています。TEとしてプレーするに充分な大きさと強靭さを持つと同時にWRとしてアウトサイドを走るに足る速さも持ち合わせています。ジョージア大のセーフティ、ショーン・ジョーンズ(全体59位)もまたよい選択でした。ウィンスローは将来オールプロになれるでしょう。しかしプラウンズは他に充分な選手を獲得できませんでした。
   
#10/32 アトランタ・ファルコンズ
ヴァージニア工科大CBディアンジェロ・ホール(全体8位)は、ドラフトされた大学選手の中で、最も速い選手です。彼はCBのスターターになるでしょうし、チーフスのダンテ・ホールの様な素晴らしいキックリターナーになるでしょう。オハイオ州立大のWRマイケル・ジェンキンス(全体29位)はバックアイズで常にレシービングリーダーでした。彼は、私が活躍すると見込んでいる選手の内の1人です。そしてマイケル・ヴィックが探す大きなターゲットとなるでしょう。第5巡でファルコンズは昨シーズン中、大学フットボールのディフェンスで1位の位置にいた有能なルイジアナ州立大のDTチャド・ラヴァレ(全体142位)を選びました。
   
#11/32 デンヴァー・ブロンコス
デンヴァーはシンシナティとトレードアップしてトップの才能を持つ、マイアミ大のOLB、DJウィリアムス(全体17位)を獲得しました。ヘッドコーチのマイク・シャナハンは今迄、ドラフト後半に才能あるRB達を選び出してきました。ブロンコスがRBを必要だとしても、第1巡で獲得はせず、第2巡で俊足のオクラホマ州立大テイタム・ベル(全体41位)を選びました。シャナハンが過去のドラフトで獲得してきたランニングバック達は大抵活躍しているので、ベルの活躍も期待されます。第3巡では、素晴らしいプロになるであろうミシガン大のジェレミー・レスアー(全体85位)を選びました。
   
#12/32 ジャクソンビル・ジャガーズ
ジャガーズはWRロイ・ウィリアムスを欲しがっていましたが、デトロイトが彼らとの取引に応じなかった為、次の狙いのワシントン大WRレジー・ウィリアムス(全体9位)を選びました。ウィリアムスは2年目のQBバイロン・レフトウィッチのビッグターゲットになるでしょう。第2巡で選ばれたフロリダ州立大のRBグレッグ・ジョーンズ(全体55位)は大変力強いランナーです。もし彼が怪我をせずに残れたなら、ジャガーズは俊足のRBフレッド・テイラーと、どちらか一方を使える強みを持つことになります。
   
#13/32 オークランド・レイダース
レイダースはドラフトで一番のオフェンスラインマン、アイオワ大の巨漢ロバート・ギャレリー(全体2位)を獲得しました。ギャレリーは、1997年にラムズが全体一位でドラフトしたオーランド・ペース以来の、最も報道されたオフェンスラインマンです。ヴァージニア工科大のジェイク・グローブ(全体45位)はドラフトで最も優れたオフェンスのセンターで、彼もガードとしてプレーできるでしょう。バデュー大のスチュアート・シュワイガート(全体67位)は俊足でよく動くフリーセーフティです。
   
#14/32 シカゴ・ベアーズ
守備が厳しくなると予想した新しいヘッドコーチ、ロヴィー・スミスは第6巡迄に5人のディフエンス選手を選びました。オクラホマ大DTトミー・ハリス(全体14位)は将来オールプロになる可能性のある選手です。ワシントン大DEタンク・ジョンソン(全体47位)もスミスがどうしても欲しかったディフェンスラインマンです。オハイオ州立大のQBクレイグ・クレンゼル(全体148位)はパッサーとしは特別優れていないのですが、頭が切れ、勝つ為に何をしたらいいかをわかっています。彼はNFLの控えQBとして長いキャリアを積めるでしょう。
   
#15/32 セントルイス・ラムズ
オレゴン州立大RBスティーヴン・ジャクソン(全体24位)は予想よりドラフトされるのに時間がかかりました。ラムズはスティーヴンが将来、過去2シーズン怪我に悩まされているマーシャル・フォークの代わりになることを願っています。第5巡でアリゾナ州立大のセーフティ、ジェイソン・シヴァーズ(全体158位)をドラフトしたことはよい選択でした。第6巡ではミシガン州立大のQBジェフ・スモーカー(全体201位)を選び、マイク・マーツのスプレッドオフェンスによく合うでしょう。
   
#16/32 バッファロー・ビルズ
第1巡での2つの指名権を持っていたビルズは、2年前の十字靭帯切断から完全復活したウィスコンシン大の俊足WRリー・エヴァンス(全体13位)を獲得しました。第2巡指名では、チューレーン大のQB、JP・ロスマン(全体22位)を獲得しました。彼は今シーズン、ドリュー・ブレッドソーのもとで学ぶことになるでしょう。オハイオ州立大学のDTティム・アンダーソン(全体74位)は賢明な獲得でした。
   
#17/32 ヒューストン・テキサンズ
サウスカロライナ大CBダンタ・ロビンソン(全体10位)は第1巡で確かに才能のある選手で、西ミシガン大のDEジェイソン・バビン(全体27位)は強力なパスラッシャーです。ノートルダム大のSグレン・アール(全体122位)は膝が強靭でいる限りは価値ある選手です。第6巡で獲得したノートルダム大ボーンテズ・ダフ(全体170位)はいいリターナーになるかもしれません。
   
#18/32 ニューオリンズ・セインツ
オハイオ州立大のDEウィル・スミス(全体18位)は今年のドラフトでトップのパスラッシャーの内の1人です。ルイジアナ州立大のWRディバリー・ヘンダーソン(全体50位)は俊足のレシーバーで、一方ノートルダム大のLBコートニー・ワトソン(全体60位)はDEでも使える有望株です。
   
#19/32 フィラデルフィア・イーグルス
ショーン・アンドリュース(全体16位)はアーカンソー大OTの2番目のベストタックルでした。UCLAのマット・ウェアー(全体89位)と南フロリダ大のJR・リード(全体129位)の2人のCBは今シーズンプレイする必要があります。ミネソタ大のFBトーマス・タペー(全体162位)は強力なランナーで、怪我をしない限りは活躍をするでしょう。
   
#20/32 ニューヨーク・ジェッツ
マイアミ大のLBジョナサン・ヴィルマ(全体12位)はジェッツがラインバッカー陣を再築する為に必要としていたタイプの選手です。ヴィルマは俊足で攻撃的で、緒戦の先発に入るでしょう。第3巡のオクラホマ大CBデリック・ストレイト(全体76位)は、経験豊富な選手で、NFLでプレーする準備が整っています。ノースカロライナ州立大のWR、リターナーのジェリコ・コチェリー(全体108位)はジェッツに合うタイプの選手です。
   
#21/32 カロライナ・パンサーズ
第1巡指名のオハイオ州立大CBクリス・ギャンブル(全体28位)はまだカバレッジテクニックを磨く必要がありますが、彼はNFLスターとして花開く希な才能を持っています。南カリフォルニア大のWRケリー・コルバート(全体62位)はきれのよいパスルートを走ることが出来、ローズボウルのスターでもありましたサウスカロライナ大のOTトラヴェル・ウォートン(全体94位)は第3巡でのよい選択でした。
   
#22/32 インディアナポリス・コルツ
コルツは3度トレードダウンをした後、アイオワ大セーフティのボブ・サンダース(全体44位)を獲得しました。彼はとても攻撃的な選手で、もしもう少し背が高かったなら、第1巡指名だったでしょう。第3巡では、よい手を持つ出来のよいランブロッカーの、オハイオ州立大TEベン・ハートソック(全体68位)を指名しました。パデュー大のOLBギルバート・ガードナー(全体69位)はトニー・ダンジーのディフェンスにスピードを加える助けをするでしょう。
   
#23/32 ニューヨーク・ジャイアンツ
ジャイアンツはQBイーライ・マニング(全体1位)に彼らの将来を託し、マニングはジャイアンツによって、大学ドラフト史上最も注目されたQBとなりました。マニングがチャージャーズを鼻であしらい、そして今のジャイアンツは特にオフェンスラインが弱く、ニューヨークのメディアの注目度も高いので、マニングへの期待は膨らみに膨らんでいます。最初の2シーズンは厳しいものですが、もし彼が生き残ることができてジャイアンツのロスターが強くなったら、イーライ・マニングは将来のNFLスターとなるでしょう。彼は将来性と血統を見込まれ全体1位指名選手となりました。マニングとボストンカレッジのOGクリス・スニー(全体34位)以外にはジャイアンツはドラフトであまりよい選手を獲得しませんでしたので、私は低く評価しました。もしマニングが活躍したなら、ニューヨークにいい時代が来るでしょう。
   
#24/32 マイアミ・ドルフィンズ
ドルフィンズはたった4つの指名権しかありませんでしたが、第1巡で丁度欲しかったマイアミ大OGヴァーノン・キャリー(全体19位)を指名しました。第4巡で指名した南カリフォルニア大CBウィル・プール(全体102位)はよい選手です。
   
#25/32 シアトル・シーホークス
マイク・ホルムグレンはディフェンスの助けが必要だったので、テキサス大DTマーカス・タッブス(全体23位)、フロリダ州立大OLBマイケル・ボールウェア(全体53位)を選びました。2人共才能ある選手で、NFLで成功する為にはどのプレーでももっと要求と結果を出すことが必要です。ノースカロライナ州立大のOGショーン・ロックリア(全体84位)とパデ ュー大ILBニコ・クッタビーディーズ(全体116位)はよい選択でした。
   
#26/32 サンフランシスコ・フォーティーナイナーズ
49ユersはテレル・オーウェンスの喪失を埋めるインパクトのあるレシーバーが必要でした。彼らはWRレジー・ウィリアムスを欲しかったのですが、彼らの前に指名されてしまいました。そこで代わりにオクラホマ州立大学の俊足ですが、小柄のWRラショーン・ウッズ(全体31位)を獲得しました。第2巡では、大きな試合で活躍をしたアラバマ大のOGジャスティン・スマイリー(全体46位)を獲得しました。
   
#27/32 ワシントン・レッドスキンズ
レッドスキンズはTEが欲しかったのですが、ケレン・ウィンスローはパスしてマイアミ大のセーフティ、ショーン・テイラーを第1巡5位指名しました。テイラーは素晴らしい素質を持っており、ドラフトで最初に選ばれたディフェンスの選手となりました。彼は先発のラインナップになるでしょう、そして将来オールプロになることができるでしょう。レッドスキンズはドラフトで4人の指名権しかありませんでしたので、テイラー以外にはそれほどの選手はいないと思います。
   
#28/32 タンパベイ・バッカニアーズ
バックスはWRが必要だったので、ルイジアナ大からアーリーエントリーした3年生のマイケル・クレイトン(全体15位)を指名しました。そしてセーフティのジョン・リンチの代わりとしてオハイオ州立大ウィル・アレン(全体111位)を選びました。
   
#29/32 グリーンベイ・パッカーズ
グリーンベイは将来に備える為のクォーターバックともう1人のWRが必要でしたが、今年のドラフトではどちらも獲得しませんでした。彼らのDB達との契約更新がうまくいかないことを予想して、1番目と2番目にアーカンソー大のCBアマード・キャロル(全体25位)と小規模校のモンタナ州立大70番ジョーイ・トーマス(全体70位)をドラフトしました。パッカーズはドラフトでのベストパンター、左利きのオハイオ州立BJサンダー(全体87位)を獲得することができました。
   
#30/32 ダラス・カウボーイズ
カウボーイズのドラフトは、混迷深いものでした。ダラスはRBが必要でしたので、多くの人は、第1巡2位指名の時に驚くべきことにまだ残っていたオレゴン州立大RBスティーヴン・ジャクソンを指名するだろうと予想していました。しかしそうすることはなく、ジェリー・ジョーンズは指名権をビルズとトレードし、彼の最初の指名は全体43位でのノートルダム大RBジュリアス・ジョーンズ(全体43位)となりました。カウsボーイズの2番目の指名選手、全体52位の南カリフォルニア大OTジェイコブ・ロジャースはよい大学選手ですが、まだしばらく続くとみられる現在の膝の怪我が心配の種です。
   
#31/32 カンサスシティ・チーフス
チーフスのディフェンスはプレーオフで見られたように出来が悪く、彼らはインパクトのある選手が必要でしたが、獲得しませんでした。チーフスは第1巡指名権をライオンズとトレードし、第2巡で、よい選手ですが素晴らしいとは言えないオレゴン大DTジュニア・シアヴィ(全体36位)を指名しました。オールプロのTEトニー・ゴンザレスがいますので、チーフスにはその他のTEは要らないですが、何ということか、彼らはピッツバーグ大TEクリス・ウィルソン(全体61位)を獲得しました。全体105位で選ばれたオレゴン大WRサミー・パカーは予想以上に活躍するかもしれません。
   
#32/32 ボルティモア・レイヴンズ
レイヴンズは第1巡での指名権は持っていなく、第4巡迄にたった2つの指名権しかありませんでした。このドラフトでは少しも影響がなく、それがNFL全32チーム中32位を現していました。オレゴン州立大のDTドーン・エドワーズ(全体51位が彼らの最初の指名で、ボーリンググリーン大QBジョシュ・ハリス(全体187位)は掘り出し物ですが、成長に時間が必要でしょう。
 
どのドラフトにも言えるように、期待されていない選手がプロで活躍したり、高順位の選手が失敗しNFLで続かなくなることもあります。さあ、新人の選手達が今シーズンそれぞれのチームでどんな活躍をするか、いや、今シーズンでなく、何年かに渡って見ていきましょう。

SEE YOU NEXT TIME!
Bill Marklevits

back number
#115 「リッキー・ウィリアムズの引退はドルフィンズを茫然とさせました。」
#114 「ペイトリオッツは昨年よりもよいチームとなっているようです。」
#113 「NFLの完璧な勝利」
#112 「NFL2004年ドラフト レビュー」
#111 「マニングの願いが叶いました。」
#110 「“NFLドラフト 第1位指名権の行方は?”」
#109 「クラレットのルールへの挑戦は、NFLの根本を揺るがすものです。」
#108 SUPER BOWL 38 レビュー
「ブレイディがペイトリオッツを再びスーパーボウル勝利に導きました。」
#107 「SUPER BOWL XXXVIII プレビュー」
#106 「ファーヴがグリーンベイにマジックをまた取り返しています。」
#105 「ハイズマントロフィーが必ずしもNFLでの成功を確約するわけではありません。」
#104 「バッカニアーズからマジックが消えてゆきました。」
#103 「マービン・ルイスはベンガルズをプレイオフへ導く勢いです。」
#102 「ヴァイキングスは今、NFCで注目のチームです。」
#101 「ディック・ヴァミールはチーフスを好調の波に乗せました。」
#100 「モーリス・クラレットとポール・タグリアブーの対決」
#99 「バッカニアーズはNFLで最高のチームです。」
#98 「全米連覇を狙うオハイオ州立大学」
#97 「ジョン・グルーデンは連覇を狙います」
#96 「トミー・マドックスにどのぐらいの価値があると思いますか?」
#95 「NFLチームがロサンゼルスに戻る日は?」
#94 最善のオーバータイム方式とは?
#93 「NFL のチームはドラフトでディフェンスの選手を探しました。」
#92 「チャールズ・ロジャーズはドラフトで注目のトップアスリート」
#91 「カーソン・パーマーのインタビュー」
#90 「5人の新ヘッドコーチ」
#89 「グルーデンは高くなかった」
#88 「ジョン・グルーデン・ボウル」
#87 「マイケル・ヴィック − 君はどんな活躍をみせてくれるんだい?」
#86 「NFLで最も優れたチームはどのチームでしょうか」
#85 「モーリス・クラレット」
#84 「ジェイク・ポーターのタッチダウン」
#83 「エミット・スミスと偉大なラッシャー」
#82 「デトロイト・ライオンズの新しいスタジアム」
#81 「デイヴィッド・カーの試練」
#80 「大学街でのNFL」
#79 「2002ビッグテンカンファレンス プレビュー」
#78 「マイアミ大学ハリケーンズ、2連覇なるか?」
#77 「スティーヴ・マリウーチとトム・イゾー こどものころからの大親友 (後半)」
#76 「スティーヴ・マリウーチとトム・イゾー こどものころからの大親友 (前半)」
#75 「イーストコーストオフェンスがNFLにやってきた」
#74 「フットボールとサッカー」
#73 「さよなら、クリス・カーター」
#72 「プロフットボールの底辺は”アリーナフットボール2”」
#71 「ドラフトを振り返って」
#70 「新しいエクスパンションチーム、ヒューストン・テキサンズは、2002年のNFLのドラフトで、ナンバーワンピックを取るでしょう。」
#69 「ジョン・グルーデンとアル・デーヴィス」
#68 「ペイトリオッツが示しました。みんなが間違っていたと!」
#67 「第36回スーパーボウルプレビュー」
#66 「天はニューイングランドに味方した!」
#65 「マイアミ大は押しも押されもせぬ全米チャンピオンです」
#64 「カレッジフットボール シーズン回顧」
#63 「ブレット・ファーヴは、NFL史上最強の鉄人QBです」
#62 「ダ・ベアーズ」
#61 「ペンステイトのパターノが、NCAA通算最多勝利を記録」
#60 「フットボールと戦争」
#59 「第3週を終わって、チャージャーズがまだ負けていません!」
#58 「フットボールが戻ってきました。しかし、以前と同じではあるはずがありません!」
#57 「どのチームがローズボウルに進出するでしょうか?」
#56 「ヴァイキングズWRランディー・モスがついにNFL最高給選手です!」
#55 「ハイスクールNo.1QBがオハイオ州立大学入学を決意!」
#54 「ジェリー・ライスとサラリーキャップ」
#53 「2002年 NFL再編成」
#52 「NFLドラフトレビュー」
#51 「NFLドラフト全体1番目指名権を持つ男、チャージャーズの新エグゼクティヴ・ヴァイス・プレジデント兼ゼネラルマネージャー、ジョン・バトラーとのインタビュー」
#50 「NFLドラフト プレビュー」
#49 「NFLセカンドシーズン」
#48 「RBロバート・スミス引退!」
#47 「NFLコーチに対する勝利へのプレッシャーはどんどん上昇しています!」
#46 「レイヴンズがスーパーボウル優位!」
#45 「NFLプレーオフには、フットボールの興奮が詰まっています!」
#44 「12月はコーチの入れ替わる時期です」
#43 「新HCゲイリー・モーラーは、ライオンズに覇気をもたらす!」
#42 「レイダースが、AFC各チームをびびらせています!」
#41 「ダンテ・カルペッパー、ヴァイキングスをNFLトップに導く」
#40 「ラムズオフェンスは、NFL史上最高に得点力のある攻撃なのです」
#39 「多くの日本のNFLファンには辛い時期ですね」
#38 「カレッジシーズン、キックオフ!」
#37 「フットボールの匂いが漂ってきました!」
#36 「ジョーイ・ギャロウェイ〜カウボーイズ期待の選手」
#35 「チームメイトだったブラウンとアーリントンがドラフト1-2番目」
#34 「ミシガン州立大とNFLドラフト」
#33 「エディー・ジョージ "THE BEAST"」

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