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みなさん、こんにちは!
楽しい夏休みを過ごしましたか?
先週、カレッジフットボールシーズンが始まる前に、初めて富士山に登ってきました。
アメリカのフットボールシーズンと同じように、登り始めは結構気温が暑かったのですが、第4Q(9合目)に入って、すごく寒かったです。
体力的にも、最初は、「試合だぞ!」と張りきって、スピードを出して登り始めました。
しかし、4Q(9合目)には、フットボール選手と同じように体は疲れて、また、1回石の上に転んでしまったこともあり、ぼろぼろでした。
でも勝つため(頂上につくため)に、最後のエネルギーを使って、頂上に着きました。
富士山の夜の眺め、日の出は、非常にきれいで、みなさん是非一度、フットボールの戦いと思って、富士山にチャレンジしてみてください。
◇HOT OFF THE GRIDIRON◇
さて、今週、早速アメリカのカレッジフットボールシーズンがキックオフです。
フロリダ州立大(昨年の全米チャンピオン)は、ピッグスキン・クラシックで、ブリガムヤング大と対戦します。
日本のファンが楽しめるとても興味深いマッチアップは、9月24日ガオラで放送される毎年恒例のキックオフ・クラシック、ペンステイトとUSC(サザンカリフォルニア大)の対戦(於、メドーランズ=ジャイアンツ・スタジアム)です。
AP(メディア)とESPN/USA TODAY(コーチ)のプレシーズン投票が発表され、驚くことに昨シーズンのチャンピオンのフロリダ州立大が第2位、ネブラスカ大が第1位となっています。
これはある意味安全なベットということができるでしょう。
この両チームのどちらかは、1月3日の全米チャンピオンシップゲーム、BCSオレンジ・ボウルに進出するでしょう。
これまで同様、フロリダ州立大は、28歳のQBクリス・ウィンク率いるスピーディーで、タレント揃いのチームです。
QBウィンクは、すでにNFLの先発QB15人より年上です。この前のドラフトで3巡目指名が予想されていましたが、2001年ドラフトでステイタスを上げるために、もう1年フロリダ州立大に残ることにしました。
ネブラスカ大もこれまで同様のチームカラー、QBエリック・クラウチ率いるパワフルなオフェンスと毎年強固なコーンハスカーディフェンスが売り物です。
この両チームは、比較的楽な対戦相手に恵まれています。
フロリダ州立大はランキング25位以内のチームとの対戦が3校、ネブラスカ大は2校です。
このことは、主力選手に余程のケガ人が出ない限りは、BCSのボウルゲームに出場することは確実ともいえるのです。
スケジュールのあやで、今季は直接対決のないサザンカリフォルニア大とワシントン大は、パックテンチャンピオンシップで対戦することになるでしょう。
昨年ボウルゲームに出場した4校のうち、3校は敗れ、そして、ローズボウルでは過去8年のうち、実に7回敗れているパックテンは、東部の強豪校に対して、ここのところ再び厳しい戦いを強いられています。
カレッジフットボール界きっての強力ディフェンスラインを誇るアラバマ大も、全米チャンピオンを狙える位置にいますが、強豪SECカンファレンスのチャンピオンをかけて、フロリダ大とジョージア大と戦わなければならないのです。
フロリダ州立大とBCSシュガーボウルで壮絶な戦いを繰り広げ、46-29と敗れたビッグイーストの強豪ヴァージニア工科大は、2年生QBマイケル・ヴィックに率いられるやはり注目すべきチームです。
プレシーズンのランキング25位に入っていない古豪といえば、ノートルダム大です。
昨シーズンは、マイナーなボウルゲームにすら出場できなかったファイティング・アイリッシュは、ルー・ホルツが4年前に突如ヘッドコーチ職を辞任して以来、ぱっとしないシーズンが続いています。
アメリカンボウルで、私は、ノートルダム大出身の元レッドスキンズのスタープレーヤー、現在はESPNのNFL解説者としても知られるQBジョー・サイズマンにその辺りを聞いてみました。
すると、サイズマンは、今年も、難しいシーズンにあるだろう、と認めていました。
ノートルダムは、開幕してから4試合続けて、ランキング25位以内の大学と対戦します。
もし、ここで2敗以上するようなことがあれば、HCボブ・デイヴィーの誕生は話題の中心に上ってくるでしょう。もし、仮に全敗するようなことがあれば、ボブ・デイヴィーは、まさに「待ち焦がれていた人」になるでしょう。
プレシーズン カレッジフットボール投票
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AP メディア |
コーチ投票 |
| #1 |
ネブラスカ大(36) |
ネブラスカ大(36) |
| #2 |
フロリダ州立大(29) |
フロリダ州立大(21) |
| #3 |
アラバマ大(3) |
アラバマ大(1) |
| #4 |
ウィスコンシン大(1) |
ミシガン大 |
| #5 |
マイアミ大 |
ウィスコンシン大 |
| #6 |
ミシガン大 |
マイアミ大 |
| #7 |
テキサス大(2) |
フロリダ大 |
| #8 |
カンザス州立大 |
テキサス大 |
| #9 |
フロリダ大 |
カンザス州立大 |
| #10 |
ジョージア大 |
ヴァージニア工科大 |
| #11 |
ヴァージニア工科大 |
ジョージア大 |
| #12 |
テネシー大 |
テネシー大 |
| #13 |
ワシントン大 |
パーデュー大 |
| #14 |
パーデュー大 |
ワシントン大 |
| #15 |
サザンカリフォルニア大 |
オハイオ州立大 |
| #16 |
オハイオ州立大 |
サザンカリフォルニア大 |
| #17 |
クレムソン大 |
ペンステイト |
| #18 |
ミシシッピ―大 |
ミシシッピ―大 |
| #19 |
オクラホマ大 |
クレムソン大 |
| #20 |
テキサス・クリスチャン大 |
オクラホマ大 |
| #21 |
イリノイ大 |
イリノイ大 |
| #22 |
ペンステイト |
ミシガン州立大 |
| #23 |
サザンミシシッピ―大 |
テキサス・クリスチャン大 |
| #24 |
コロラド大 |
テキサスA&M |
| #25 |
ミシガン州立大 |
サザンミシシッピ―大 |
11チーム中7チームがプレシーズンのランキング上位25位までに含められている最激戦区、ビッグテン・カンファレンスの話題に戻りましょう。
各チームはほぼ毎週のように上位25校と対戦するビッグテン・カンファレンスシーズンは、非常にタフであるため、全勝するということ(前回は1997年にミシガン大が達成)、BCS全米チャンピオンシップゲームに出るために要求されるシーズン終了時で上位2校に入るというのはほとんど不可能なように思われます。
ケガはどんなシーズンを送るか、という点で大きく作用し、逆に主力選手のケガがどのような影響を及ぼすかは予測不可能なのですが、以下、ビッグテン・カンファレンス各チームの今季を占ってみたいと思います。
◇HOT OFF THE GRIDIRON◇
#1 ミシガン大学ウルヴァリンズ
(99年成績:10勝2敗、BCSオレンジボウルではアラバマ大に35‐34で勝利)
HCロイド・カー率いるチームには、オフェンスで7人、ディフェンスで5人のスターターが残りました。今年のチームは、1994年無敗だったペンステイト以来、ビッグテン最強オフェンスを有しています。将来のNFLスター候補選手も各ポジションに見ることができます。
ハイズマントロフィーの有力候補、3年生WRデヴィッド・テレル(71回レシーブ、1,038yds、8TD)や、全米トップクラスのオフェンスライン陣に支えられる4年生のパワーバックRBアンソニー・A-Train・トーマス(1,297yds、17TD)のラン。また、すでにMLBレッズと契約している3年生QBドリュ―・ヘンソンは前評判が高く、昨年のバックアップ(成功率52.2%、546yds)から一躍光り輝こうとしています。
ミシガン大は昨年、1試合あたり30.1点をマークし、確かトップだったと思いますが、今年のチームにとって、最大のクエスチョンマークはディフェンス、とくに3人が入れ替わったD‐ラインです。ILBラリー・フットはディフェンスでビッグプレーメーカーとなるでしょう。CBジェームス・ホウィットリー、CBトッド・ハワード、FSデウェイン・パットマンの3人のスターターが残ったセカンダリーは、ディフェンスで強みで、若いディフェンスラインが犯したミスをカバーしていかなければなりません。
1997年、HCロイド・カーは、当時カレッジフットボール界で最も厳しいスケジュールに直面していたにもかかわらず、ミシガン大に全米チャンピオンをもたらしました。ミシガン大はカーの下、トップ10にランクされる大学に11勝1敗と好成績を収めています。今年、もし、ケガ人がでず、D-ラインがすぐ成長してくれれば、全米チャンピオンを手にすることになるでしょう。最大の山場は、9月30日に行われるウィスコンシン大戦、10月21日に行われるライバル、ミシガン州立大戦でしょうが、どちらもホームのM・ビッグ・ハウス・スタジアムで戦うことができます。
#2 ウィスコンシン大学バジャーズ
(99年成績:10勝2敗、BCSローズボウルではスタンフォード大に17‐9で勝利)
HCバリー・アルヴァレスのもとに、オフェンス、ディフェンスとも8人のスターターが残りました。NCAAの通算ラッシング記録を樹立したハイズマントロフィーのRBロン・デイン(現NFLニューヨーク・ジャイアンツ)を失い、弱くなったかと思いきや、ウィスコンシンに限ってはそんなことはなく、多くの人は、さらに強くなり、3年連続のビッグテン・カンファレンス優勝、全米チャンピオンを狙えるのではないかと見ています。
バジャーズはデインを失いましたが、オフェンス、ディフェンスともキーとなる選手が残りました。2年生QBブルックス・ボーリンガーは、昨年第4戦の後に先発に昇格し、チームに8連勝をもたらした選手で、ビッグテンのフレッシュマン・オブ・ザ・イヤーにも選ばれました。機動力のあるQBボーリンガーは、今年、より多くの重荷を背負って走ることになります。RBには、ロン・デインのパワーに代わって、ビッグテンの陸上短距離走、60m、100m、200mで優勝したスピードのあるRBマイケル・ベネットが就きます。WRも、ニック・デーヴィス、俊足の4年生クリス・チェンバースと堅実です。
CBジャマー・フレッチャー
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ディフェンスに目を移すと、ミシガン大は、かつてハイズマントロフィーを受賞したCBチャールズ・ウッドソン(現NFLオークランド・レイダース)に率いられて全米チャンピオンを獲得したことがあります。今年、ウィスコンシン大3年生のオールアメリカンCBジャマ―・フレッチャーは全米ナンバーワン
CBと評価され、2001年ドラフトで1巡目の早い順位で指名されるのは確実と言っていいでしょう。昨年全米トップの7インターセプトをマークしたフレッチャーは、たった出場20試合で、インターセプトリターンTD(5)というビッグテン・カンファレンスレコードをマークしています。CBフレッチャーは、早くもプレシーズンのディフェンシヴプレーヤー・
オブ・ザ・イヤーに選ばれています。ミシン大のチャールズ・ウッドソンのように、才能豊かなフレッチャーは、今年WRとしても、出場する姿を見ることができるでしょう。また、ハイズマン候補と噂されることでしょう。
ウィスコンシン大のディフェンスで最大のクエスチョンは、チーム1位、3位のタックル数をマークした選手が抜けたLB陣です。ディフェンスラインは、オールアメリカン候補のDTウェンデル・ブライアントを中心に、昨年のスターティングDEジョン・ファブレーとDEロス・コロッジーと、タフな選手が揃っています。キッキングゲームは、PK(プレスキッカー)ヴィタリー・ピセットスキー、Pケヴィン・ステンプキーが健在です。
ウィスコンシン大11年目を迎えるHCバリー・アルヴァレスは、長い間ビッグテンで弱小だったチームをアメリカトップクラスのチームに変身させました。アルヴァレスは、パッカーズからコーチ就任を要請されましたが、これを断ったという過去があります。ウィスコンシン大のフットボール史上の最多勝(70)コーチは、9月30日のミシガン大学戦、10月14日のミシガン州立大学戦というロードの厳しい2戦に勝つことができれば、全米チャンピオンに輝くことも可能でしょう。
#3 パーデュー大学ボイラーメーカーズ
(99年成績:7勝5敗、アウトバックボウルではジョージア大に28‐25(OT)で敗戦)
4年目を迎えるHCジョー・ティラーには、オフェンスに8人、ディフェンスに5人のスターターが残りました。4年生QBドリュ―・ブリーズは、今年ハイズマントロフィー最有力候補です。ブリーズは、NFLドラフトにエントリーせず、パーデュー大4年目のシーズンに戻りました。今年は、実質的に、ビッグテン・カンファレンスの通算パッシングレコードを塗り替えるシーズンとなるでしょう。昨年、オールアメリカンのドリュ―・ブリーズは、554回中337回成功、3,909yds、25TDをマークしました。
バスケットボール・オン・グラス・オフェンス(注1)(4〜5人のWRのスプレッドフォーメーション)を用いるHCジョー・ティラーは、ビッグテン・カンファレンスのチャンピオン候補チームまで、パーデュー大を引き上げたのです。
注1:インディアナ州はバスケットボールが盛んなこともあり、パデュー大の、パス中心のウェスト・コースト・オフェンスは、"バスケットボール・オン・グス"と呼ばれています。
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| ドリュー・ブリーズ |
ドリュー・ブリーズ |
#4 ミシガン州立大学スパルタンズ
(99年成績:10勝2敗、シトラスボウルではフロリダ大に37‐34で勝利)
新HCボビー・ウィリアムスの下に残ったスターターは、オフェンスで5人、ディフェンスで6人ですが、1965年以来の10勝をマークした昨年の良積から高い評判を得ています。
2年生RB TJ・ダケット(606yds、10TD)は、ロン・デインのクローンのようで、チームのスター選手です。今季は1,000yds以上獲得すると見込まれています。スピードのある本当の1年生RBタィレル・ドーチは、TBでダケットの一時的な交代で出場するバックアップを務めることになるでしょう。
3年生QBライアン・ヴァン・ダイクが、先発の座を引き受けます。QBヴァン・ダイクは、TJ・ダケットを止めようと、ボックスに8〜9人の選手を配する相手ディフェンスに対してパッシングゲームを確立される必要があります。TEは、シュア―ハンドのクリス・ベイカー、スピードのあるアイヴォリー・マッコイと揃い、強いポジションです。WRは、プラキシコ・バーラスがNFLピッツバーグ・スティーラーズへ、ガリ・スコットがフィラデルフィア・イーグルスへ抜け、懸念されるポジションです。スピードのある4年生ハーブ・ヘイグッドは、しばしばビッグプレーを演出しなければなりません。MSUファンはランディー・モスの出現をもう一年待たなければなりません。昨年高校生選手としてナンバーワンの評価を得た1年生チャールズ・ロジャースは、十分なSATテストの得点をマークすることができず、今年は出場することができないからです。
スパルタンズは、ディフェンスで何人か良い選手が残りましたが、LBジュリアン・ピーターソン(現49ers)のような、ビッグプレーを期待できる選手がいません。今年のリーダーは、DTジェイス・セイラーとDTジョシュ・ショーのDTコンビです。キャプテン、レナルド・ヒルとセドリック・ヘンリーのCBと同様に、TJ・ターナーとジョシュ・ソーンヒル中心のLB陣はとてもよいものがあります。最大のクエスチョンは、2人の新しいディフェンスエンドで、MSUが昨年成功したプレスディフェンスを引き続きできるように、TEアイヴォリー・マッコイをパスラッシャーとして何回か起用するかもしれません。昨シーズン平均44.5ydsを記録したパンター、クレイグ・ジャレットは、オールアメリカン候補ですが、ビッグクエスチョンはプレスキッカーです。シーズン開幕2週間前と迫っても、HCボビー・ウィリアムスは、キッカーが誰なのかさえ、知りませんでした。
ボビー・ウィリアムスは、選手としては良く知られていた人です。今年は難しいでしょうが、将来はミシガン州立大を全米チャンピオン候補にまで引き上げてくれることでしょう。大事なゲームは10月14日、ホームでのウィスコンシン大学戦、それに翌週の敵地でのミシガン大学戦です。ミシガン州立大は、ケガ、とくにデプスに経験の浅い線種が多いディフェンスのケガを防ぐことができ、プレスキッカーの問題が解決すれば、ビッグテン・カンファレンス優勝候補に名乗りを挙げてくるでしょう。
#5 オハイオ州立大バッカイズ
(99年成績:6勝6敗)
13年目のHCジョン・クーパーには、オフェンスで6人、ディフェンスで7人の選手が残りました。過去10シーズンでカンファレンス内最多勝利数を誇り、過去3年間のうち2度の全米ナンバー2の成績を誇るOSUですが、昨年は、まさかの大きな落ち込みを経験することになりました。クーパーは、オフェンシヴ・コーディネーターを解雇し、ディフェンシヴ・コーディネーターを入れ替えました。
3年生のアスリートQBスティ―ヴ・べレサリー(9TD、12INT)は、スターター初年度の昨年、大苦戦しましたが、経験のある才能豊かなWRケン・ヨー・ランボー(41回レシーブ833yds、6TD)とレジ―・ジャーマニー(43回レシーブ、656yds、1TD)へ投げ分ける今年は、よくなることでしょう。全米でトップクラスの選手になる潜在能力を秘めるランボーは、ビッグゲームで、よりいいプレーを披露し、単純な落球を防ぐ必要があるでしょう。ディフェンスは、DTライアン・ピケットのラインと、CBネイト・クレメンツ、SSマイケル・ドースのいるセカンダリーはなかなか強力です。しかし、コートランド・ブラードのみがゲーム出場経験豊富なだけのLB陣はクエスチョンのポジションです。もし、OSUが9月23日、ホームでのペンステイト戦に勝利し、10月7日のウィスコンシン大戦で前評判を覆すようなことがあれば、再び彼らの住みなれた全米トップ10入りに復帰してくることでしょう。
#6 ペンステイト大学ニッタニー ・ライオンズ
(99年成績10勝3敗、アラモボウルでテキサスA&Mに24‐0で勝利)
HC35年目を迎えるジョー・パターノの下には、オフェンスで7人、ディフェンスではわずか2人のスターターが残りました。昨年のナンバーワンランキング校のペンステイトは、ミネソタ大が最後の最後に逆転のFGでペンステイトを下すまでは、全米チャンピオンシップゲームに駒を進めるものと思っていました。チームはそこからスランプに陥り、ミシガン大、ミシガン州立大にも立て続けに破れ、ジョー・パターノがHCになってから初めての3連敗を喫しました。
ペンステイトはオフェンスでは、パス同様ランの脅威もある4年生のアスリートQBラシャード・ケイシーが率います。オフェンスライン陣は、おそらくビッグテンナンバーワンのライン陣で、将来のNFLドラフト1巡目指名候補、RTカリーム・マッケンジーがいます。RBエリック・マック―は、1年生のときには927ydsを獲得しましたが、昨年は782ydsへ落ち込みました。WRエディー・ドラモンド、サム・クレンショーは素早く、ケイシーのパスにとって、プロダクティヴなターゲットとなるでしょう。
しかし、やはりディフェンスにクエスチョンが集中してしまいます。ディフェンスは、ナンバーワンピックのDEコートニー・ブラウン(ブラウンズ)、ナンバー2ピックのLBラヴァ―・アーリントン(レッドスキンズ)ら4選手がNFLドラフトで指名され、再建をしなければなりません。DEジャスティン・カルペイキスは、引退したジェリー・サンダスキーの後任、新コーディネーター、トム・ブラッドリーの下、経験の浅いニッタニー・ライオンズのディフェンス陣を引っ張っていかなければなりません。
ジョー・パターノは、今季7勝すれば、ポール・゛ベアー"・ブライアントの通算勝利数323勝を抜くことになります。1950年にコーチングスタッフに加わって以来、ペンステイトを最多勝率チーム(421勝131敗7分、勝率.759)にしたパターノは、74歳ながら新たに5年の契約延長を結んだばかりです。ジョー・パは、今季はチームのコーチングに関するあらゆる点により首を突っ込むようにする、と言い続けています。彼は、今季中に通算最多勝利数の記録を破るためには、最高のコーチングをする必要があるでしょう。
#7 イリノイ大学ファイティング・イライナイ
(99年成績:8勝4敗、ミクロンPCボウルでヴァージニア大に63‐21で勝利)
レッドスキンズのHCノ―ヴ・ターナーの弟で、今年4年目を迎えるHCロン・ターナーには、オフェンスで9人、ディフェンスで4人のスターターが残りました。
イリノイ大は、昨年、ビッグテンのサプライズチームです。24TDに対し、わずか5INTでジェフ・ジョージ(現レッドスキンズ)の持つイリノイ大のスクールレコードを塗り替えた3年生QBカート・キットナー率いる今年は、さらに良くなるはずでしょう。774yds、7TDをマークしたRBロッキー・ハーヴィーは、1試合平均32.3点のスクールレコードを樹立した昨シーズン以上の得点力を生み出せるバランスアタックをチームにもたらす選手です。ファイティング・イライナイは、ターンオーバー・レシオ(+19)でビッグテン1位をマークしました。このターンオーバーを利用して、昨年はミシガン大、オハイオ州立大という強豪を打ち破りました。今年、ディフェンスは、昨年の1試合平均の失点22.8点を減らすとともに、ターンオーバーを得続けるよう努めなければなりません。今年は、相手チームがイリノイ大を軽く見ては来ないので、アップセットは、難しくなるでしょう。しかし、私は、是非イリノイ大にマイナーでも構わないのでボウルゲームに出場してほしいです。
#8 ミネソタ大学ゴールデン・ゴーファーズ
(99年成績:8勝4敗、サンボウルではオレゴン大に24-20で敗戦)
4年目のHCグレン・メイソンには、86年以来のボウルゲーム出場を果たした昨年からオフェンスで5人、ディフェンスで8人のスターターが残りました。
グレン・メイソンは、弱いチームを強化することにかけてはエキスパートです。彼は、ビッグテンのコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞したミネソタ大でもその評判通りの手腕を発揮しました。毎年、HCメイソンと若いディフェンシヴ・コーディネーターのデイヴ・ギブス(レッドスキンズがスーパーボウルを制した時のHCジョー・ギブスの息子)の下、ミネソタ大ディフェンスは改善の一途を辿り、96年には1試合平均30.0点だった失点を、昨年は16.3点にまで減らしました。ディフェンスは、99年シーズンで16QBサックをマークしてビッグテンのファーストチームにも選出されたDEケイオン・ライリー中心の今年のチームはなかなか強固でしょう。ミネソタ大は、CBウィリー・ミドルブルックスと、前評判の高い本当の1年生、ドミニ―ク・シムズらのセカンダリーもビッグプレーを期待できます。
オフェンスでは、ミシガン大は、経験を蓄えたライン陣が残りましたが、1年生のQBアサッド・アブダル・カリーク、RBトーマス・テイプーらは苦戦するでしょう。WRロン・ジョンソンは昨年43回レシーブで574yds、7TDをマークしたように、活躍してくれるでしょう。
ミネソタ大は、今季さらに良くなり、再びポストシーズンのボウルゲームに姿を見せてくれると思います。彼らは、スケジュールの都合で、ミシガン大とも、ミシガン州立大とも戦わなくて住むのですから。
#9 インディアナ大学フージャーズ
(99年成績:4勝7敗)
4年目のHCカム・キャメロンには過去2シーズン連続4勝だったことから、成績を上げなければならないというプレッシャーがかかっています。しかし、今年は幸運にも、オフェンス、ディフェンスともに8人のスターターが残りました。
インディアナ大には、カレッジフットボール界で、最もエキサイティングな選手がいます。3年生QBアントワン・ランドール・エルがその人で、今季はハイズマントロフィーの候補者としても知られています。昨シーズン、ランドール・エルは、17TD、2,277ydsを獲得、その一方で、インターセプトは7つでした。彼はまた、走っても、13TD、788ydsを獲得したのです。
今季はスロットバックとしても出場する機会のありそうなQBランドール・エルは、インディアナ大、HCキャメロンを、ディフェンスの強化に費やさせることができるでしょう。
#10 ノースウェスタン大学ワイルドキャッツ
(99年成績:3勝8敗)
2年目のHCランディ・ウォルカ―の下には、オフェンスで7人、ディフェンスで9人の選手が残りました。95年にはチームをローズボウルに導いたHCゲイリー・バーネットが突如去り、再びビッグテン・カンファレンス内で伝統的な最下位のポジションに戻ってしまいました。
ノースウェスタン大は、カンファレンス外のチームとは3戦2勝を挙げていますが、ビッグテン・カンファレンスのチームとの対戦が始まると、途端に負けが込んできます。彼らは11月11日にアイオワ大で行われるゲームでリーグ最下位を免れるゲームを戦うことになるでしょう。
#11 アイオワ大学ホークアイズ
(99年成績:1勝10敗)
2年目を迎えるHCカーク・フェレンツェには、昨年ビッグテン・カンファレンス内で1勝もできなかったチームから、オフェンスで7人、ディフェンスで6人の選手が残りました。アイオワ大は、昨年全敗を喫した1973年以来の最悪のシーズンを迎えてしまいました。
アイオワ大は、今季1〜2勝をあげることができそうです。しかし、ノースウェスタン大とカンファレンス最下位争いをすることはどうやら避けられそうにもありません。彼らはより面白いフットボールをするようになりましたが、とてもディフェンスが弱く、とても勝てる準備ができているようには思えません。
さて、今回は、ビッグテン・カンファレンスの展望について、書いてきましたが、今後もカレッジフットボールシーズンを通して、どうシーズンが進んでいるかをレポートする予定です。
どうぞ、お楽しみに。
次回は、私のNFLプレビューを披露する予定です。
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