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HOT OFF THE GRIDIRON #70
「新しいエクスパンションチーム、ヒューストン・テキサンズは、2002年のNFLのドラフトで、ナンバーワンピックを取るでしょう。」

シニアボウルでのパフォーマンスで一躍ドラフトトップ指名最有力候補となったカー
  カー(アメリカンフットボール・ マガジン3月号をご参照)は、シニアボウル(大学4年生のオールスターゲーム)に先立ち厳しい練習をしたことにより、ドラフトの株が大幅に上がりました。

 テキサンズは既にフレズノ州立大QBデイヴィッド・カーを獲得するために、ナンバーワンピックを使用すると発表しましたが、彼らはまだドラフト前に、カーを獲得するためのビッグオファーがあればトレードする可能性を残しています。

 私は今シーズン、デイヴィッド・カーがヒューストン・テキサンズのジャージを着ると思います。彼がNFLに慣れるまで、元ニューヨーク・ジャイアンツのQBケント・グラハムがテキサンズの先発QBとなるでしょう。

 昨年、マイケル・ヴィックがサンディエゴ・チャージャーズの最初のピックであると予想されました。

 しかし、チャージャーズはドラフトの1週間前にファルコンズと取り引きしました。ほとんどのチームはドラフトのオプションと同様に、すべてのトレードを保つためには彼らのドラフトの意図を明らかにしません。

 しかし、カーについてドラフト前に発表をしたということは、すでに基本的なサラリーについてある程度話がついているということを意味します。

 またテキサンズのオフェンスコーディネイターはクリス・パーマーです。彼はクリーブランド・ブラウンズのヘッド・コーチだった時、ケンタッキー大のQBティム・カウチを獲得するために、#1ドラフト・ピックを使用しました。そして、ルーキーシーズンの途中から、カウチはブラウンズの先発QBになりました。

 テキサンズは昨シーズンの中頃以来、デイヴィッド・カーと綿密に接触していました。ですから、今ではほとんどの人々が、テキサンズはカーを指名する公算が高いと信じています(昨年、ファルコンズがチャージャーズと行なったように、どこかのチームがテキサンズにカーよりも魅力的な条件を申し出なければの話ですが…)。

 カーに次ぐ2番手指名クォーターバックは、オレゴンQBジョーイ・ハリントンだと予想します。カーの方がハリントンより強肩で、リリースも速いのですが、プロのスカウトはハリントンのパッシングモーションと彼が大学時代ビッグゲームで演じたパフォーマンスに魅力を感じています。 しかし、この2〜3週間でジョーイ・ハリントンのドラフトの株は急速に落ちました。

 今年のドラフトでは、攻守のラインマンに選手層が厚く、中でもタイトエンドのマイアミ大ジェレミー・ショッキーとコロラド大のダン・グラハムの二人はドラフト上位指名が確実です。

スティーラーズのRBベティスタイプの巨漢ランニングバックのダケット
 1巡指名予想はノースカロライナ大ジュリアス・ペッパーズ(DE)、マイアミ大ブライアント・マッキーニー(OT)、テキサス大マイク・ウィリアムス(OT)、テネシー大ジョン・ヘンダーソン(DT)、そして同テネシー大アルバート・ヘインズワース(OT)と予想します。

 逆に今年はラインバッカーの層は薄いです。そして、ワイドレシーバーも下級生ジャバー・ギャフニー(フロリダ大)、アントニオ・ブライアント(ピッツバーグ大)、ダンテ・ストールワース(テネシー大)、ジョシュ・リード(LSU)、アシュレイ・レイリー(ハワイ大)およびリッヒ・コールドウェル(フロリダ大)が、ドラフトにエントリーするまでは魅力的な選手が少なかったのです。

 コーナーバックのクウェンティン・ジャマー(テキサス大)、セーフティのロイ・ウィリアムス(オクラホマ大)はともにトップ10ピックで注目されるでしょう。

 デトロイト・ライオンズは以前興味のあった、QBジョーイ・ハリントンの代わりに、ジャマーを#3ピックでドラフトしようと睨んでいるようです。

 さて、どのポジションが毎年一番重要なドラフトだと思いますか?

 昨年、ドラフトされた246人の選手の内、45人はディフェンスバックで、34人はシーバーでした。

 NFLにおいても、主なカレッジの試合においても、控え選手が弱ければチームは打ち負かされます。

 パッシングゲームが強調されている昨今において、レシーバーに対してマンカバーできない控えDBは必要ないのです。

 4月のNFLドラフトに向けて、コーチとスカウトはエントリーした選手たちの体力測定値のチェックに重きを置きます。

 実際の判断の数字は、プレイヤーの身長、体重、40ヤードダッシュ、シャトルラン、垂直跳び、ウェイトリフティング能力です。

 いくつかのチームは実際のフットボールのフィールドでの能力に比べ、この“測定値”に重きを置きます。しかし一方で、どのチームもドラフトエントリー選手の才能を評価する独自の“目”を持っています。

 私は3月前半のNFL PRO DAYの後にミシガン州立大の選手に偶然出会いました。LBジョシュ・ソーンヒルは私に言いました「NFLのチームが40ヤードダッシュのタイムをどれくらい重要視するかを知っていたら、僕はスプリング・フットボールをする代わりに陸上競技チームに加わっていました」

 WRハーブ・ヘイグッド、およびRBのTJダケットはシーズン終了後、サンディエゴで全米から集まったドラフトトップ20の選手と、スピード&コンディショニングトレーナーとともに、6週間過ごしました。

 毎朝、彼らは速度を増すために練習をします。

 ダケットはサンディエゴのトレーニングで、体重を254ポンド(115キロ)に落とし、そして40ヤードダッシュで4.36秒を記録し、NFLスカウトの注目を浴びました。

 スティーラーズのジェローム・ベティスとよく比較される“ディーゼル”ダケットは、今季ドラフト最初のランニングバックになるでしょう。そして2番目のランニングバックは、おそらくボストン大学のウィリアム・グリーンとなるでしょう。

 ドラフトの第3と第5ラウンドのどこかで選ばれるであろうWRハーブ・ヘイグッド(40ヤード4.41秒)は、ルーキーであることはとても厳しいことだと私に話しました。

「仮にあなたがNFLルーキーで誰かと食事に行くとしたら、代金はあなたが支払わねばなりません。マクドナルドのような所でなくても。また公の場所に行くときには、偽名を使う必要があるのです。なぜならどこでも、人々があなたに近づこうとしてくるからです。僕の場合、NFLドラフト予想がでたとき、突然名も知らぬような女性からたくさん電話がかかってきました。だから、女性には、より疑い深くなる必要があるのです」

 ドラフトの日、特に最初の2ラウンドで選ばれたカレッジフットボール選手には、すぐに大金の小切手が手渡されます。大金は、画策を企てようとする全ての人々を惹きつけるのです。

 デイヴィッド・カー、そしてジョーイ・ハリントンのようなトップの予想がでている選手は、大金を持ち、自家用ジェット機やリムジンで旅をすることに慣れなければならないのです。

 私は、NCAAバスケットボール・トーナメントの会場で、オレゴン大を応援するためにナイキ会長フィル・ナイトの自家用ジェットに乗ってきたジョーイ・ハリントンに話しかけました。

 何人かの選手が、フィールドでのパフォーマンスに影響を及ばさずにお金を扱うことができますが、レイダーズDTダレル・ラッセルのように、多くの者がお金の使い方に関して問題を抱えています。

 それがNFLチームがドラフトする際の試験として、選手と個人インタビューをして心理学的テストをしている理由なのです。

 ニューヨーク・ジャイアンツは、選手の「心理」および個性を確かめようとする150の質問を選手にします。

 ドラフトの1巡指名は多くのメディア注目を浴びます。しかし、それは、彼らが最も生産的な選手になるだろうということを意味しません。

 昨シーズン、オフェンスルーキー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたベアーズRBアンソニー・トーマス(ミシガン大)、そしてディフェンスのルーキーオブ・ザ・イヤーに選ばれた、スティーラーズのLBケンドール・ベル(ジョージア大)は、ともに第2ラウンドで選ばれた選手でした。

 フットボール選手の将来に賭けることは、競馬で賭けることとあまり差がないのです。

 1995年、ペン州立大からアーリーエントリーしたキジャナ・カーターは「決して失敗をしない」NFL オールプロランニングバックのように見受けられ、ベンガルズにナンバーワンピックされました。

 しかしカーターは不運なことにシーズン前に膝を負傷し、ペン州立大で見せたスピードを二度と取り戻すことができなくなったのです。

See you next time!

Bill Marklevits

back number
#115 「リッキー・ウィリアムズの引退はドルフィンズを茫然とさせました。」
#114 「ペイトリオッツは昨年よりもよいチームとなっているようです。」
#113 「NFLの完璧な勝利」
#112 「NFL2004年ドラフト レビュー」
#111 「マニングの願いが叶いました。」
#110 「“NFLドラフト 第1位指名権の行方は?”」
#109 「クラレットのルールへの挑戦は、NFLの根本を揺るがすものです。」
#108 SUPER BOWL 38 レビュー
「ブレイディがペイトリオッツを再びスーパーボウル勝利に導きました。」
#107 「SUPER BOWL XXXVIII プレビュー」
#106 「ファーヴがグリーンベイにマジックをまた取り返しています。」
#105 「ハイズマントロフィーが必ずしもNFLでの成功を確約するわけではありません。」
#104 「バッカニアーズからマジックが消えてゆきました。」
#103 「マービン・ルイスはベンガルズをプレイオフへ導く勢いです。」
#102 「ヴァイキングスは今、NFCで注目のチームです。」
#101 「ディック・ヴァミールはチーフスを好調の波に乗せました。」
#100 「モーリス・クラレットとポール・タグリアブーの対決」
#99 「バッカニアーズはNFLで最高のチームです。」
#98 「全米連覇を狙うオハイオ州立大学」
#97 「ジョン・グルーデンは連覇を狙います」
#96 「トミー・マドックスにどのぐらいの価値があると思いますか?」
#95 「NFLチームがロサンゼルスに戻る日は?」
#94 最善のオーバータイム方式とは?
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#92 「チャールズ・ロジャーズはドラフトで注目のトップアスリート」
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#69 「ジョン・グルーデンとアル・デーヴィス」
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#67 「第36回スーパーボウルプレビュー」
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