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HOT OFF THE GRIDIRON #71
「ドラフトを振り返って」

今年一番の注目を集めたフレズノ州立大出身のデイヴィッド・カー
 スーパーボウル以降の大きなフットボールイベントは、先日ニューヨークで行われた、NFLドラフトです。日本では今、サッカーがかなり注目されていますが、アメリカのテレビ、ラジオでほとんど話題にもなりません。

 NFLドラフトは丸2日間、約16時間かけて行われるますが、その最初から最後までをESPNは完全生中継をしました。

 ヒューストン・テキサンズのQBディヴィッド・カー1位指名は、全米のスポーツ報道ページの表紙を飾りました。フレズノ州立大学のディヴィッド・カーは、NFLドラフト67年の歴史で、1位指名を受けた22人目のQBになります。

 NFLドラフトは、フットボールファンにとって、一番注目されているオフ・シーズンイベントなのです。
 オレゴン大QBジョーイ・ハーリントンのデトロイト・ライオンズ3位指名はドラフトの最初の気がかりな指名でした。

 多くの聴衆がテキサス大CBクィンティン・ジャマーをドラフトするであろうと思っていましたので、ライオンズは彼らのドラフト計画を秘密裏に進める非常に良い仕事をしたといえます。

オレゴン大QBジョーイ・ハーリントンは1巡3位指名でライオンズ入り
 3位指名をトレードすることを望んだライオンズGMマット・ミレンとライオンズにハーリントンをドラフトするようオーナー、ビル・フォードのところへ説得しに行ったヘッドコーチ、マーティー・モーニンウェグの間には論争が繰り広げられました。

 今のスターティングQBのチャーリー・バッチは期待していたようなプレイができません。また、2年目のQBマック・マンは安定性がなく、モーニンウェグはまだまだ成長の必要があると感じています。そのため、ライオンズがジョーイ・ハーリトンを指名したことは正しい選択であったと思います。

 ジョーイ・ハーリントンは
、時は1990年に溯り、ハイズマントロフィーを獲得したラン&シュートQBア ンドレ・ウェア以来のデトロイトでの最も期待されている新人QBです。ただ、このアンドレ・ウェアはスターティングQBになることはできませんでした。

 ライオンズが今シーズンに真新しいフォードフィールドに引っ越すというこのとき、ジョーイ・ハーリントンはファンに少なからず、将来の希望を与えてくれるでしょう。

 ディヴィッド・カー、ジュリアス・ペッパー、マイク・ウィリアムズやクィンティン・ジャマーのような、トップで指名されそうな選手は、NFLコミッショナー、ポール・ダグリアブーに招待され、ニューヨークのドラフト会場にいました。ポール・ダグリアブーは、彼らに指名されたチームのキャップをかぶせてあげます。しかし、ジョーイ・ハーリントンは招待はされましたが、自分が3位で指名されるのか、18位で指名されるのか分からなかったため、ニューヨークでテレビカメラの前にいることを選びませんでした。オレゴンの自宅でドラフトを見ていた彼は、自分がライオンズに指名されたとき、本当に驚いたようでした。

 ドラフトでの驚いたのはベンガルズが第1ラウンドの10位指名でOTリーバイ・ジョーンズを獲得したことです。

 私は彼らが10位指名をトレードするか、もう少し後の指名で彼を獲得するだろうと思いました。

 もう1つの第1ラウンドの驚きはそれほどには評価されてはおらず、唯一の利点とすれば、QBサックの能力が高いパスラッシャーであるというシラキュース大DEドワイト・フリーニーをコルツが11位指名をしたことでした。ディヴィッド・カーやジョーイ・ハーリントンのようなトップクラスQB以外では、QBをサックするポテンシャルがあるDEをNFLチームは切望しています。これができる選手は非常に少ないため、貴重な存在になっています。

ファルコンズでヴィックと組むことになるTJダケット
 ファルコンズがミシガン州立大RB、TJダケットを18位指名したことは、同じく驚くべきことでした。ダケットが高順位で指名されたことにはそれほど驚きませんが、ファルコンズが彼を指名したことは驚きでした。

 シーズンオフにアトランタはフリーエージェント選手RBウォリック・ダンと6年2850万ドルの契約をしました。

 今、彼らはダケットと契約するためにいっそう高額なサラリーキャップを使わなければならないでしょう。これにより、ファルコンズが2度の膝の手術をしたRBジャマール・アンダーソンに、もうそれほどの信頼を持っていないということを読みとることができるでしょう。

 マイケル・ヴィックがファルコンズQBを引き継ぐと同様に、ヘッドコーチ、ダン・リーブスはTJダケットの様な有能なバックを得る計画をしているのでしょう。

 優れたドラフトをしたチーム以下の通りです。

#1 ダラス・カーボーイズ
 これまで、カーボーイズのオーナー、ジェリー・ジョーンズのドラフト成績はあまりよくありませんでした。今回は、すぐにスターターとして使えそうな5人の指名に成功しました。ジョーンズは、テキサス大学のクィンティン・ジャマーを一番にとりたいと思っていました。そのために、トレードアップする噂もありました。しかし、最終的には、今年のドラフトで最も評価されているセーフティーのオクラホマ大学のロイ・ウィリアムズを指名しました。結果は以下の通り。

 セーフティー:ロイ・ウィリアムズ(オクラホマ大)、OG:アンドレ・グッデ(コロラド大)、WR:アントニオ・ブライアント(ピッツバーグ大)、DB:デレク・ロス(オハイオ州立大)、FB:ジャマール・マーティン(オハイオ州立大)。この5名はカウボーイズから自分のキャリアをスタートさせます。ブライアントはスターになる可能性をもっています。

#2 バッファロー・ビルズは、2日目に、ペイトリオッツから既にQBドゥリュー・ブレッドソーを獲得していたと発表しました。

 OTマイク・ウィリアムズはオールプロの可能性をもっています。そしてWRジョシュ・リード(ルイジアナ州立大)はよいプレーをするタフな選手です。

#3オークランド・レイダース
 17位指名を使ってタンパベイからジョン・グルーデンを獲得し、アル・ディビスは多くのファンがトップ10ピックであろうと思ったマイアミ大DBフィリップ・ビューキャノンを選びました。そして23位指名でドラフトで最も有能なLBノースウェスタン大のナポレオン・ハリスを指名しました。

 芳しくないドラフトをしたチームは、

#1 シアトル・シーホークス
 マイク・ホルムグレンはがTEを欲しがっていました。コロラド大ダニエル・グラハムを2位指名すると予想されていましたが、トレードダウンして、オフフィールドで問題を起こし、逮捕されいたワシントン大学TEジェラミー・スティーブンズを指名しました。

 シンシナティ・ベンガルズとタンパベイ・バッカニアーズは同じく、評価の低いドラフトになりました。

 シンシナティ・ベンガルズは第1ラウンド10位でアリゾナ州立大OTリーバイ・ジョーンズを指名しましたが、どうしてもこの選手を欲しければ、トレードダウンして、もう一人の選手を獲得できたかもしれません。タンパベイ・バッカニアーズはヘッドコーチ ジョン・グルーデンをとるためにレイダースのオーナー、アル・デイビスに多くの指名権をトレードしてしまったのです。

 また、ピッツバーグ・スティラーズは、おもしろいドラフトをしたと思います。

「/」スラッシュ候補となるスティーラーズ指名のランドール・エル
 スティーラーズは、第2ラウンドでインディアナ大QBアントワン・ランドール・エルを62位指名しました。

 ランドール・エルは小さいですが俊足のアスリートで、NFLではWRとリターナーとなるでしょう。これで、ヘッドコーチ、ビル・カウアーは、スラッシュ1にQBコーデル・スチュアートを、スラッシュ2にWRハインズ・ワードをそして新しいスラッシュ3に、WRアントワン・ランドール・エル、を配置したことに なります。

 3名のスラッシュは大学では、スターQBでした。ですから、この3名の選手が一度にフィールドにたったとしたら、スティーラーズはどんなトリックプレイを繰り広げることでしょう!

 第1ラウンドで指名された32人の選手のうち、少なくとも4分の1は、長く活躍できるNFLプレイヤーとなることでしょう。けがをする選手もいるでしょうし、つぶれる選手もでてくるでしょう。

 第1ラウンドで指名された選手には高額の契約金が保証されますが、これは必ずしもNFLでの成功にはつながりません。ディビット・カーは言っています。“ドラフトだけがよかったライアン・リーフよりも、ペイトン・マニングのような活躍ができるスターQBになりたい。”と。

 2年前、ミシガン大学出身のQBが第6ラウンドの199位でニューイングランド・ペイトリオッツに指名されました。その時点で、どれほどの活躍が想像できたことでしょうか。そのQBはトム・ブレイディー、今年、オール・プロに選ばれ、スーパーボウルMVPにも選ばれました。

 2シーズン後に、2002NFLドラフトの真価が問われます。どのチームが成功したのか、どのチームが失敗したのか。

SEE YOU NEXT TIME!

Bill Marklevits

back number
#115 「リッキー・ウィリアムズの引退はドルフィンズを茫然とさせました。」
#114 「ペイトリオッツは昨年よりもよいチームとなっているようです。」
#113 「NFLの完璧な勝利」
#112 「NFL2004年ドラフト レビュー」
#111 「マニングの願いが叶いました。」
#110 「“NFLドラフト 第1位指名権の行方は?”」
#109 「クラレットのルールへの挑戦は、NFLの根本を揺るがすものです。」
#108 SUPER BOWL 38 レビュー
「ブレイディがペイトリオッツを再びスーパーボウル勝利に導きました。」
#107 「SUPER BOWL XXXVIII プレビュー」
#106 「ファーヴがグリーンベイにマジックをまた取り返しています。」
#105 「ハイズマントロフィーが必ずしもNFLでの成功を確約するわけではありません。」
#104 「バッカニアーズからマジックが消えてゆきました。」
#103 「マービン・ルイスはベンガルズをプレイオフへ導く勢いです。」
#102 「ヴァイキングスは今、NFCで注目のチームです。」
#101 「ディック・ヴァミールはチーフスを好調の波に乗せました。」
#100 「モーリス・クラレットとポール・タグリアブーの対決」
#99 「バッカニアーズはNFLで最高のチームです。」
#98 「全米連覇を狙うオハイオ州立大学」
#97 「ジョン・グルーデンは連覇を狙います」
#96 「トミー・マドックスにどのぐらいの価値があると思いますか?」
#95 「NFLチームがロサンゼルスに戻る日は?」
#94 最善のオーバータイム方式とは?
#93 「NFL のチームはドラフトでディフェンスの選手を探しました。」
#92 「チャールズ・ロジャーズはドラフトで注目のトップアスリート」
#91 「カーソン・パーマーのインタビュー」
#90 「5人の新ヘッドコーチ」
#89 「グルーデンは高くなかった」
#88 「ジョン・グルーデン・ボウル」
#87 「マイケル・ヴィック − 君はどんな活躍をみせてくれるんだい?」
#86 「NFLで最も優れたチームはどのチームでしょうか」
#85 「モーリス・クラレット」
#84 「ジェイク・ポーターのタッチダウン」
#83 「エミット・スミスと偉大なラッシャー」
#82 「デトロイト・ライオンズの新しいスタジアム」
#81 「デイヴィッド・カーの試練」
#80 「大学街でのNFL」
#79 「2002ビッグテンカンファレンス プレビュー」
#78 「マイアミ大学ハリケーンズ、2連覇なるか?」
#77 「スティーヴ・マリウーチとトム・イゾー こどものころからの大親友 (後半)」
#76 「スティーヴ・マリウーチとトム・イゾー こどものころからの大親友 (前半)」
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#72 「プロフットボールの底辺は”アリーナフットボール2”」
#71 「ドラフトを振り返って」
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#69 「ジョン・グルーデンとアル・デーヴィス」
#68 「ペイトリオッツが示しました。みんなが間違っていたと!」
#67 「第36回スーパーボウルプレビュー」
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#59 「第3週を終わって、チャージャーズがまだ負けていません!」
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#34 「ミシガン州立大とNFLドラフト」
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