Thu, 08/28/2003 1:27 pm UPDATE
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HOT OFF THE GRIDIRON #79
「2002ビッグテンカンファレンス プレビュー」


 ビッグテンカンファレンスの第107回目(2002−2003シーズン)となるフットボールシーズンが先週末に開幕しました。
 ビッグテンカンファレンス・チャンピオンを予想するメディア投票では、ミシガン大学がその最有力候補に選ばれました。次いで、オハイオ州立大学、ミシガン州立大学が選ばれています。しかし、インディアナ大学を除いたすべての大学にチャンピオンになる可能性は十分にあります。まさに、実力伯仲のカンファレンスです。
 昨季は、BCSローズボウルが全米チャンピオン決定戦となっていたために、伝統的なビッグテンカンファレンス・チャンピオン対パックテンカンファレンス・チャンピオンの対決はありませんでした。そして、今季、1年のブランクをおいて、このチャンピオン対決が戻ってきます。
 1970年代、1980年代、ビッグテンカンファレンスのチャンピオンには、ほとんどミシガン大学とオハイオ州立大学がなっていましたが、1987年以降は、ミシガン州立大学、アイオワ大学、ペンシルヴァニア州立大学、ノースウェスタン大学、さらにウィスコンシン大学もビッグテンカンファレンスチャンピオンになり、ローズボウルに出場しています。
 昨季、メディアはノースウェスタン大学がビッグテンカンファレンス・チャンピオンになるであろうと予想しましたが、蓋を開けてみれば、ノースウェスタン大学は2勝6敗のカンファレンス成績で最下位でした。代わりに、開幕前にはトップ3にも予想されていなかったイリノイ大学が、7勝1敗というカンファレンス成績で、18年ぶりにチャンピオンになりました。
 ビッグテンカンファレンスチャンピオンになるために必要なこと、それは、主要な選手がケガをしないことです。
 ここで、私なりに、今シーズンのビッグテンカンファレンス予想をしてみようと思います。


■第1位 ミシガン州立大学スパルタンズ(7勝5敗;ビッグテンカンファレンス3勝5敗)

 ヘッドコーチ : ボビー・ウィリアムズ (13勝11敗/3年目)

 2001 トータルオフェンス      415.1ヤード/試合(カンファレンス成績:第3位)
 2001 トータルディフェンス     408.8ヤード/試合(カンファレンス成績:第8位)
 2001 ターンオーバーマージン       -0.75/試合(カンファレンス成績:第10位)



ミシガン州立大のイヤーブックの表紙にもスモークが…
 今、ミシガン州イーストランシンでは、“Smoke & Fire"(煙と炎)が合言葉になっています。
 3年生QBのジェフ・スモーカーが、ハイズマン賞候補であり、ビッグテンカンファレンスのプレシーズンメディア投票でオフェンス最優秀選手に選ばれた3年生WRチャールズ・ロジャーズにパスします。ロジャーズは、ランディ・モスのように、背が高く、身体能力に優れたレシーバーです。彼は、最近の40ヤードダッシュで、何と4.25秒を記録しました。


3年生WRチャールズ・ロジャーズ (ミシガン州立大)

詳細情報はこちら(情報アップは10月初旬です)

 スモーカーは、昨季、ビッグテンカンファレンストップの成績(パス成功率262試投166成功、21TDパス)を記録しました。今季は、キャプテンとしてチームをまとめていきます。
 ミシガン州立大学にとっては、RBダワン・モスが、昨季のリーディングRBのT.J.ダケット(アトランタ・ファルコンズ第1位指名)の代わりとなるような活躍をすることが必要です。ダケットのような新人RBデイヴィッド・リチャードとスピードのある新人RBジャレン・ヘイズが、モスを助け、チームの戦力になっていくことも必要です。
 経験豊富なオフェンスラインがそろっていますが、ロジャーズが2人がかりでカバーされることが多くなりそうなだけに、他のワイド・レシーバーやTEエリック・ノットが、ロジャーズをどれだけフリーにできるかもキーになってくると思います。
 昨季、ミシガン州立大学のディフェンス、特にセカンダリーにはケガ人が続出していました。しかし、今季は、昨季の先発メンバーがすべて残っていて、さらに2000オールビッグテンCBに選ばれたセドリック・ヘンリーも加わります。彼は、昨季、学生の本分である学業が不振であったために、試合に出ることができませんでした。
 ラインバッカーとディフェンスラインには、経験のある優秀な2年目の選手がいますが、セカンダリーがディフェンスの要になることは間違いないでしょう。
 スパルタンスタジアムは、38年ぶりに天然芝フィールドになります。 12試合のうち8試合がホームゲームという有利なスケジュールを味方につけているミシガン州立大学への期待が、イーストランシンでは徐々に高まってきています。
 ウィスコンシン大学(10月26日/ホームゲーム)、ミシガン大学(11月2日)、ペンシルヴァニア州立大学(11月23日)との試合が重要になってくるでしょう。


■第2位 オハイオ州立大学バッカイズ(7勝5敗;ビッグテンカンファレンス5勝3敗)

 ヘッドコーチ : ジム・トレッセル (7勝5敗/2年目)

 2001 トータルオフェンス      379.2ヤード/試合(カンファレンス成績:第8位)
 2001 トータルディフェンス     349.1ヤード/試合(カンファレンス成績:第3位)
 2001 ターンオーバーマージン       +0.88/試合(カンファレンス成績:第3位)


RBモーリス・クラレット(オハイオ州立大)
 オハイオ州立大学は、1987年以降、ミシガン州アンアーバーで一度もミシガン大学に勝ったことがありませんでした。
 昨季、新ヘッドコーチとなったジム・トレッセルは、就任のときに、“ミシガン大学をアン・アーバーで倒す”と公約しました。そして、見事に、この公約を果たし、オハイオ州立大学は盛りあがってきています。
 トレッセルは、リクルーティングにおいて、オハイオ州の優秀な選手を州内に囲い込むことに成功しました。結果、州内のトップクラスの選手はすべてオハイオ州立大学に入学しています。 このリクルーティングは全米のトップ2にランキングされました。特に、USA Todayで最優秀選手に選ばれたRBモーリス・クラレット、トップクラスのLBマイク・ディアンドレア、さらに、オハイオ州の歴史の中で最高の高校生QBとされたジャスティン・ズウィックを獲得したことが大きく評価されています。


詳細情報はこちら(情報アップは10月初旬です)

 2、3年以内に、この才能ある新人たちが中心となるチームが全米チャンピオンを目指しているはずです。
 オハイオ州立大学もスケジュール的に有利です。今季は、13試合のうち8試合がホームゲームで、ミシガン州立大学との対戦はありません。
 ビッグテンカンファレンスのプレシーズンメディア投票で、ディフェンス最優秀選手に選ばれたSSマイケル・ドス(4年生)がリードするディフェンスには強さがあります。
 ドスは、2度オールアメリカンのファーストチームに選ばれた経験のある激しい当たりをするプレイメイカーです。また、まず大学をきちんと卒業したいという希望から、先のNFLドラフトにはエントリーしませんでした。
 ただ、QBには不安が残ります。
 3年生のクレイグ・クレンツェルが、オハイオ州立大学がミシガン大学を倒したときのQBですが、スターティングQBとしてはまだ未熟です。もし、クレンツェルが活躍できるようであれば、意外にもオハイオ州立大学が29回目となるビッグテンカンファレンスチャンピオンになるかもしれません。
 新人のジャスティン・ズウィックは期待されていますが、新人QBでチャンピオンになった大学はほとんどありません。ウィスコンシン大学(10月19日)、ペンシルヴァニア州立大学(10月26日/ホームゲーム)との試合が重要になってきます。もちろん、いつもシーズン最終戦としてスケジュールされている伝統的なライバル対決のミシガン大学戦(11月23日/ホームゲーム)が重要な試合であることは言うまでもありません。
 オハイオ州立大学は、8月24日(土)にシーズン開幕を迎えました。
 この開幕戦では、新人RBモーリス・クラレットの175ヤードラッシュ、3TDという大活躍もあり、テキサス工科大学に45-21で大勝しています。


■第3位 ミシガン大学ウルヴァリンズ(8勝4敗;ビッグテンカンファレンス6勝2敗)

 ヘッドコーチ : ロイド・カー (66勝20敗/8年目)

 2001 トータルオフェンス      340.1ヤード/試合(カンファレンス成績:第10位)
 2001 トータルディフェンス     286.1ヤード/試合(カンファレンス成績:第1位)
 2001 ターンオーバーマージン       -0.75/試合(カンファレンス成績:第11位)

 ミシガン大学帝国は、NCAA史上最も勝利数の多いフットボールチームです。
 毎年、ビッグテンカンファレンスチャンピオンになることを期待されています。だから、4シーズンもチャンピオンの座についていないことは、ミシガン大学には許されないことです。

SSチャールズ・ドレイク(4年生/ミシガン大
 今季は、ビッグテンカンファレンスで最強といわれているディフェンス陣を擁して、1997年にチャールズ・ウッドソン(オークランド・レイダーズ)がいたときのようなチームで、全米チャンピオンを狙っています。
 2度オールビッグテンに選ばれているOLBビクター・ホブソン(4年生)は昨季80タックルを記録し、今季はオールアメリカンに選ばれるはずです。DEシャンティー・オレ(3年生)もオールビッグテンに選ばれ、すばやいサックを得意としています。セカンダリーでは、すばらしい才能をもっているCBマーリン・ジャクソン(4年生・キャプテン)とSSチャールズ・ドレイク(4年生)が重要になってきます。また、ウッドソンのようなDBアーネスト・シェイゾアー(レッドジャツフレッシュマン)は、WRとしてもプレイするかもしれません。


 ミシガン大学の不安要素はオフェンスです。オフェンスラインは経験があります。先発として2度目のシーズンとなる3年生QBジョン・ナヴァールは成長しているはずです。B.J.アスキューは、FBとしては全米のベストプレイヤーかもしれません。不安があるのはTBです。クリス・ペリー(3年生)、デイヴィッド・アンダーウッド(2年生)、ティム・ブラッケン(2年生)は、昨季よりも獲得ヤードを増やさなくてはなりません。
 もっと不安なのは、スペシャルチームです。新しいプレイス・キッカーとパンターをどこまで使いこなせるか?
 ミシガン大学のスケジュールは厳しいです。シーズン開幕戦から、パックテンカンファレンスのチャンピオン候補であるワシントン大学と対戦しなければなりません。この試合は、もしかしたらローズボウルの前哨戦になるかもしれません。 重要な試合は、イリノイ大学戦(9月28日)、ミシガン州立大学戦(11月2日/ホームゲーム)、それと伝統的なライバル対決であるオハイオ州立大学との最終戦(11月23日)です。


■第4位 ペンシルヴァニア州立大学(5勝6敗;ビッグテンカンファレンス4勝4敗)

 ヘッドコーチ : ジョー・パターノ(327勝96敗3分け/37年目)

 2001 トータルオフェンス      342.2ヤード/試合(カンファレンス成績:第9位)
 2001 トータルディフェンス     444.5ヤード/試合(カンファレンス成績:第9位)
 2001 ターンオーバーマージン       -0.75/試合(カンファレンス成績:第9位)


新人QBザック・ミルズ(ペンシルヴァニア州立大)
 ヘッドコーチのジョー・パターノは、それまでベアー・ブライアントがもっていたNCAAディヴィジョン1Aの最多勝利数記録323勝を追い抜き、現在327勝で通算勝利数記録保持者になっています。
 昨季の開幕直後は4連敗を喫して、このまま1勝もあげられないかもしれないと思われていましたが、新人QBザック・ミルズの頑張りで、その後の7試合は5勝2敗でした。最終的に5勝6敗の成績でシーズンを終了しました。

 TBラリー・ジョンソン(4年生)の昨季のキックオフリターンの成績は、1試合平均26.7ヤードでビッグテンカンファレンスのトップでした。今シーズンは、昨季に記録した337ヤードのラッシング以上の活躍が期待されています。しかし、レシーバー陣には大きな不安が残ります。
 昨季に51タックルを記録したオールアメリカン候補のDTジミー・ケネディ(4年生)がリードするディフェンスは強くなってきています。ケネディは、1年生のときから先発でプレイしていて、昨季は、オールビッグテンファーストチームに選ばれました。来年4月のNFLドラフトでは、かなり早い段階で指名されることでしょう。
 また、ペンシルヴァニア州立大学のスケジュールは厳しいです。
 まず、9月14日、全米でテレビ中継されるなか、昨季全米チャンピオン決定戦に出場したネブラスカ大学とホームで対戦します。そして、ウィスコンシン大学戦(10月5日)、ミシガン大学戦(10月12日)は、2週連続して、相手大学での試合になります。シーズン最終戦では、ミシガン州立大学(11月23日/ホームゲーム)と戦わなければなりません。


■第5位 ウィスコンシン大学バジャーズ(5勝7敗;ビッグテンカンファレンス3勝5敗)

 ヘッドコーチ : バリー・アルヴァレズ (84勝55敗4分け/13年目)

 2001 トータルオフェンス      395.5ヤード/試合(カンファレンス成績:第6位)
 2001 トータルディフェンス     396.8ヤード/試合(カンファレンス成績:第6位)
 2001 ターンオーバーマージン       +0.25/試合(カンファレンス成績:第4位)


アンソニー・デイヴィス(2年生/ウィスコンシン大
 昨季は、1995年以来5年ぶりにボウルゲームに出場することができませんでしたが、バリー・アルヴァレズ ヘッド・コーチは、今季のバジャーズに自信を持っていて、「私が、ここでヘッドコーチをしている13シーズンのなかで、最高のオフェンスがそろった思う。特に、1999年のローズボウルで勝利をおさめたときのベテランQBブルックス・ボリンジャーがいることは大きい。」とコメントしていました。
 ビッグテンカンファレンスのリーディングRBであるアンソニー・デイヴィス(2年生)もいます。彼は、新人のときに100ヤードラッシュを10回記録し、トニー・ドーセットのNCAA新人記録を更新しました。


 また、昨季、1,545ヤードを走り、ビッグテンカンファレンスのシーズン記録を更新したスピードのあるWRリー・エヴァンズ(4年生)もいます。ただ、エヴァンズは春の練習試合のときに、不運にも、前十字靭帯を断裂してしまいました。そのため、シーズン前半は出場できないかもしれませんが、報告によると、思ったよりも順調に回復しているようです。
 ウィスコンシン大学の大きな不安要素は、昨季の先発メンバーが3人しか残っていないディフェンスです。DTアンタージュ・ホッソーン(2年生)がディフェンスの頼みの綱であり、スター選手になる可能性はあります。
 今季は、13試合が予定されているウィスコンシン大学ですが、オハイオ州立大学戦(10月19日/ホームゲーム)、ミシガン州立大学戦(10月26日)、ミシガン大学戦(11月16日)がキーとなる試合になります。
 ウィスコンシン大学も、2002シーズンがすでに始まっています。8月23日(金)に行われたフレズノ州立大学との開幕戦、試合終了までわずか2分5秒という ところで、フレズノ州立大学の反則にも助けれ、23-21で辛くも勝利することができました。


■第6位 イリノイ大学ファイティングイライナイ(10勝2敗;ビッグテンカンファレンス7勝1敗)

 ヘッドコーチ : ロン・ターナー (26勝31敗/6年目)

 2001 トータルオフェンス      432.2ヤード/試合(カンファレンス成績:第2位)
 2001 トータルディフェンス     360.6ヤード/試合(カンファレンス成績:第5位)
 2001 ターンオーバーマージン       -0.62/試合(カンファレンス成績:第8位)

 昨季のビッグテンカンファレンスチャンピオンのイリノイ大学は、1年生のときから先発QBを任され、オフェンス記録を更新したカート・キットナー(アトランタ・ファルコンズ第5位指名)が卒業し、もう頼りにすることはできません。
 ビッグテンカンファレンス最優秀ヘッドコーチに選ばれたロン・ターナーは、 「“一歩上のレベルを目指す”というのがチームの方針です。」とコメントしています。
 イリノイ大学には、4年生のWRブランドン・ロイド(パスキャッチ65回/1,062ヤード獲得)とWRウォルター・ヤング(パスキャッチ50回/890ヤード獲得)という素晴らしいレシーバーがいます。
 しかし、3年生QBダスティン・ウォードは、昨季、わずか8回しか投げていません。これでは、イリノイ大学が、2年連続カンファレンス・チャンピオンになるのは難しいでしょう。
 4年生RBアントニオ・ハリスは、昨季の29ヤードラッシュ、6TDという記録を更新しそうです。
 オールアメリカン候補の4年生CBユージーン・ウィルソン、オールビッグテンLBジェリー・シューマッカーが率いるディフェンス陣は、昨季よりも力をつけてきているはずです。
 また、今季と来季は、シカゴ・ベアーズが本拠地ソルジャーフィールドを改修工事で使用できないため、イリノイ大学のメモリアルスタジアムを共同で使用することになっています。
 注目すべき試合は、最初のカンファレンスゲームとなるミシガン大学戦(9月28日/ホームゲーム)とオハイオ州立大学戦(11月16日/ホームゲーム)です。ミシガン州立大学との対戦はありませんが、ペンシルヴァニア州立大学戦(11月2日)とウィスコンシン大学戦(11月9日)は、相手大学での厳しい試合となるでしょう。


■第7位 パデュー大学ボイラーメイカーズ(6勝6敗;ビッグテンカンファレンス4勝4敗):

 ヘッドコーチ : ジョー・ティラー (39勝22敗/6年目)

 2001 トータルオフェンス      286.8ヤード/試合(カンファレンス成績:第11位)
 2001 トータルディフェンス     354.9ヤード/試合(カンファレンス成績:第4位)
 2001 ターンオーバーマージン       +1.50/試合(カンファレンス成績:第1位)


3年生FSステュワート・シュワイガート(パーデュー大)
 ビッグテンカンファレンス史上最高のパッサーであったQBドリュー・ブリーズ(サンディエゴ・チャージャーズ)を失い、オフェンスはビッグテンカンファレンスの最下位になってしまいました。
 ジョー・ティラー ヘッドコーチは、次のようにコメントしています。「9人の先発メンバーが残ったことはいいことです。しかし、彼らが多くの勝試合を経験していないことはよくないことです。」
 3年生FSステュワート・シュワイガートは、ビッグテンカンファレンスのトップ3の選手で、高校時代にミシガン州のサギノ市でMSUのチャールズ・ロジャーズのフットボールライバル及び陸上競技100メートルのライバルでした。そしてオールアメリカン候補でもあります。

 パデュー大学は、ホームゲームで新しいゴールドのユニフォームを着用します。また、ロス-エイドスタジアムは70万ドルをかけて改築中です。


■第8位 アイオワ大学ホーカイズ(7勝5敗;ビッグテンカンファレンス4勝4敗)

 ヘッドコーチ : カーク・フェレンツ (11勝24敗/4年目)

 2001 トータルオフェンス      387.6ヤード/試合(カンファレンス成績:第7位)
 2001 トータルディフェンス     326.1ヤード/試合(カンファレンス成績:第2位)
 2001 ターンオーバーマージン       -0.50/試合(カンファレンス成績:第7位)

 昨季、4年ぶりにボウルゲーム出場を果たしたアイオワ大学は、ビッグテンカンファレンスの中で著しく進歩したチームだと思います。
 今季、ディフェンスの成績がカンファレンスのトップ5を維持できるようであれば、再びボウルゲームに出場できるかもしれません。


■第9位 ミネソタ大学ゴールデンゴーファーズ(4勝7敗;ビッグテンカンファレンス2勝6敗)

 ヘッドコーチ : グレン・マッソン (26勝32敗/6年目)

 2001 トータルオフェンス      406.4ヤード/試合(カンファレンス成績:第4位)
 2001 トータルディフェンス     454.4ヤード/試合(カンファレンス成績:第10位)
 2001 ターンオーバーマージン        0.00/試合(カンファレンス成績:第5位)

 グレン・マッソンヘッドコーチは、この6年間、ディフェンスに問題があることを知っています。昨季よりもよくなっているとは思いますが、まだまだチームのウィークポイントであることに間違いはありません。
 ミネソタ大学は、カンファレンス試合以外は、信じられないぐらい対戦相手に恵まれています。少なくとも3勝はできるはずです。もし、それ以外に3勝をあげることができれば、ボウルゲーム出場の可能性もあります。


■第10位 ノースウェスタン大学ワイルドキャッツ(4勝7敗;ビッグテンカンファレンス2勝6敗)

 ヘッドコーチ : ランディー・ウォーカー (15勝19敗/4年目)

 2001 トータルオフェンス      399.9ヤード/試合(カンファレンス成績:第5位)
 2001 トータルディフェンス     470.5ヤード/試合(カンファレンス成績:第11位)
 2001 ターンオーバーマージン       -0.25/試合(カンファレンス成績:第6位)

 昨季、開幕5試合で4勝したノースウェスタン大学ですが、その後は失速し、最後の6試合に6連敗を喫してしまいました。
 昨季の開幕前のメディア投票では、ビッグテンカンファレンスチャンピオンになるのではないかと予想されていながら、終わってみればカンファレンスの最下位。ヘッドコーチのランディー・ウォーカーは2人のコーディネーターを解雇しました。


■第11位 インディアナ大学フージャーズ(5勝6敗;ビッグテンカンファレンス4勝4敗)

 ヘッドコーチ : ゲリー・ディナルド (0勝0敗/1年目)

 2001 トータルオフェンス      464.6ヤード/試合(カンファレンス成績:第1位)
 2001 トータルディフェンス     398.0ヤード/試合(カンファレンス成績:第7位)
 2001 ターンオーバーマージン       +1.00/試合(カンファレンス成績:第2位)

 前ヘッドコーチ キャム・キャメロンは、この5年間の成績不振を理由に解雇されました。そして、ゲリー・ディナルドがインディアナ大学フージャーズの第25代ヘッドコーチに就任しました。ディナルドは、1995年から1999年までルイジアナ州立大学のヘッドコーチを務めていました。
 昨季のインディアナ大学は、ビッグテンカンファレンスのオフェンス最終選手に選ばれたアントワン・ランドールエル(ピッツバーグ・スティラーズ第2位指名)がいたおかげで、5勝することができました。
 今季の85人の奨学金選手のうち、昨季からの選手は70人だけです。ほとんどすべてのポジションが新しい選手になります


 私が1年でもっともワクワクするシーズンの到来です。みなさも、NFLはもちろんのことですが、ぜひカレッジフットボールも楽しんでください。ミシガン大学出身のスーパーボウルMVPトム・ブレイディー(ニューイングランド・ペイトリオッツ)のように、カレッジフットボールで活躍した選手が未来のNFLスターです。

SEE YOU NEXT TIME!

Bill Marklevits

back number
#115 「リッキー・ウィリアムズの引退はドルフィンズを茫然とさせました。」
#114 「ペイトリオッツは昨年よりもよいチームとなっているようです。」
#113 「NFLの完璧な勝利」
#112 「NFL2004年ドラフト レビュー」
#111 「マニングの願いが叶いました。」
#110 「“NFLドラフト 第1位指名権の行方は?”」
#109 「クラレットのルールへの挑戦は、NFLの根本を揺るがすものです。」
#108 SUPER BOWL 38 レビュー
「ブレイディがペイトリオッツを再びスーパーボウル勝利に導きました。」
#107 「SUPER BOWL XXXVIII プレビュー」
#106 「ファーヴがグリーンベイにマジックをまた取り返しています。」
#105 「ハイズマントロフィーが必ずしもNFLでの成功を確約するわけではありません。」
#104 「バッカニアーズからマジックが消えてゆきました。」
#103 「マービン・ルイスはベンガルズをプレイオフへ導く勢いです。」
#102 「ヴァイキングスは今、NFCで注目のチームです。」
#101 「ディック・ヴァミールはチーフスを好調の波に乗せました。」
#100 「モーリス・クラレットとポール・タグリアブーの対決」
#99 「バッカニアーズはNFLで最高のチームです。」
#98 「全米連覇を狙うオハイオ州立大学」
#97 「ジョン・グルーデンは連覇を狙います」
#96 「トミー・マドックスにどのぐらいの価値があると思いますか?」
#95 「NFLチームがロサンゼルスに戻る日は?」
#94 最善のオーバータイム方式とは?
#93 「NFL のチームはドラフトでディフェンスの選手を探しました。」
#92 「チャールズ・ロジャーズはドラフトで注目のトップアスリート」
#91 「カーソン・パーマーのインタビュー」
#90 「5人の新ヘッドコーチ」
#89 「グルーデンは高くなかった」
#88 「ジョン・グルーデン・ボウル」
#87 「マイケル・ヴィック − 君はどんな活躍をみせてくれるんだい?」
#86 「NFLで最も優れたチームはどのチームでしょうか」
#85 「モーリス・クラレット」
#84 「ジェイク・ポーターのタッチダウン」
#83 「エミット・スミスと偉大なラッシャー」
#82 「デトロイト・ライオンズの新しいスタジアム」
#81 「デイヴィッド・カーの試練」
#80 「大学街でのNFL」
#79 「2002ビッグテンカンファレンス プレビュー」
#78 「マイアミ大学ハリケーンズ、2連覇なるか?」
#77 「スティーヴ・マリウーチとトム・イゾー こどものころからの大親友 (後半)」
#76 「スティーヴ・マリウーチとトム・イゾー こどものころからの大親友 (前半)」
#75 「イーストコーストオフェンスがNFLにやってきた」
#74 「フットボールとサッカー」
#73 「さよなら、クリス・カーター」
#72 「プロフットボールの底辺は”アリーナフットボール2”」
#71 「ドラフトを振り返って」
#70 「新しいエクスパンションチーム、ヒューストン・テキサンズは、2002年のNFLのドラフトで、ナンバーワンピックを取るでしょう。」
#69 「ジョン・グルーデンとアル・デーヴィス」
#68 「ペイトリオッツが示しました。みんなが間違っていたと!」
#67 「第36回スーパーボウルプレビュー」
#66 「天はニューイングランドに味方した!」
#65 「マイアミ大は押しも押されもせぬ全米チャンピオンです」
#64 「カレッジフットボール シーズン回顧」
#63 「ブレット・ファーヴは、NFL史上最強の鉄人QBです」
#62 「ダ・ベアーズ」
#61 「ペンステイトのパターノが、NCAA通算最多勝利を記録」
#60 「フットボールと戦争」
#59 「第3週を終わって、チャージャーズがまだ負けていません!」
#58 「フットボールが戻ってきました。しかし、以前と同じではあるはずがありません!」
#57 「どのチームがローズボウルに進出するでしょうか?」
#56 「ヴァイキングズWRランディー・モスがついにNFL最高給選手です!」
#55 「ハイスクールNo.1QBがオハイオ州立大学入学を決意!」
#54 「ジェリー・ライスとサラリーキャップ」
#53 「2002年 NFL再編成」
#52 「NFLドラフトレビュー」
#51 「NFLドラフト全体1番目指名権を持つ男、チャージャーズの新エグゼクティヴ・ヴァイス・プレジデント兼ゼネラルマネージャー、ジョン・バトラーとのインタビュー」
#50 「NFLドラフト プレビュー」
#49 「NFLセカンドシーズン」
#48 「RBロバート・スミス引退!」
#47 「NFLコーチに対する勝利へのプレッシャーはどんどん上昇しています!」
#46 「レイヴンズがスーパーボウル優位!」
#45 「NFLプレーオフには、フットボールの興奮が詰まっています!」
#44 「12月はコーチの入れ替わる時期です」
#43 「新HCゲイリー・モーラーは、ライオンズに覇気をもたらす!」
#42 「レイダースが、AFC各チームをびびらせています!」
#41 「ダンテ・カルペッパー、ヴァイキングスをNFLトップに導く」
#40 「ラムズオフェンスは、NFL史上最高に得点力のある攻撃なのです」
#39 「多くの日本のNFLファンには辛い時期ですね」
#38 「カレッジシーズン、キックオフ!」
#37 「フットボールの匂いが漂ってきました!」
#36 「ジョーイ・ギャロウェイ〜カウボーイズ期待の選手」
#35 「チームメイトだったブラウンとアーリントンがドラフト1-2番目」
#34 「ミシガン州立大とNFLドラフト」
#33 「エディー・ジョージ "THE BEAST"」

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