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HOT OFF THE GRIDIRON #92
NFL DRAFT PREVIEW
「チャールズ・ロジャーズはドラフトで注目のトップアスリート」

今年のドラフトで上位指名が予想されるミシガン州立大WRチャールズ・ロジャーズ
 QBが成功するために必要なもの、それは素晴らしいワイドレシーバーです。
 ジョー・モンタナにはジェリー・ライス、トロイ・エイクマンにはマイケル・アービン、ジョン・エルウェイにはエド・マカフリーとTE シャノン・シャープ、昨年のスーパーボウルチャンピオン バッカニアーズQB ブラッド・ジョンソンにはキーション・ジョンソンがいました。
 昨年のドラフトで上位指名された2人の新人QB、ヒューストン・テキサンズのデイヴィッド・カーとデトロイト・ライオンズのジョーイ・ハリントンにはどちらも試合をつくれるワイドレシーバーが必要です。
 今年のNFLドラフトで最も優れたアスリートはミシガン州立大学のWRチャールズ・ロジャーズです。
 前回書きましたが、ハイズマン賞を受賞したQBカーソン・パーマーはシンシナティ・ベンガルズから全体第一位で指名されるでしょう。しかし、もしテキサンズがチャールズ・ロジャーズを獲得するためにトレードをすれば、それがかわる可能性もあります。テキサンズがトレードをしなければ、デトロイト・ライオンズが同じミシガン州のスターであるチャールズ・ロジャーズを全体第2位で指名することを考えています。
 チャールズ・ロジャーズは、1996年のジェッツ第1位指名 キーショーン・ジョンソン以来となる最高のワイド・レシーバーです。

ロジャーズのスピードとサイズはNFLでもCBの脅威になるか
 どうしてもクォーターバックが欲しいベンガルズは、おそらくパーマーを指名するでしょう。そして、全体第3位指名権をもつテキサンズはロジャーズを獲得するためにトレードをするかもしれません。シンシナティ・ベンガルズは、デトロイト・ライオンズにはハリントンがいるので、もうクォーターバックを指名しないことは分かっています。そうであれば、全体第1位指名権をテキサンズにトレードしても全体第3位でカーソン・パーマーを指名できる可能性があるということです。
 これまで才能ある大学生レシーバーを数多くみてきましたが、おそらくチャールズ・ロジャーズはその中で最高のレシーバーです。彼の類まれなるスピードとサイズは他の選手とは別格です。幾度となく、重要なサードダウンの場面でロジャーズがビッグキャッチをするのをみてきました。また、ロジャーズを抑えようとするディフェンダーが他のレシーバーに対するときよりも多くのパスインターフェアの反則をするのをみてきました。ロジャーズのスピードに恐れをなしたコーナーバックが、スクリメージラインの近くでこのパスインターフェアの反則をしてしまうことがよくありました。
 ロジャーズは素晴らしい手をもっているわけではありません。彼は練習でレシーブ能力に磨きをかけたのです。しかし、彼のスピードは天性のものです。

母校で行われたプロデイ後に会見に臨むロジャーズ
 ミシガン州立大学で行われたロジャーズのプロデイ後に、ミシガン州立大学バスケットボールチームの練習を見学していたライオンズヘッドコーチ スティーブ・マリウーチと私は話をすることができました。
 マリウーチがチャールズ・ロジャーズに魅了されていたことは明らかでした。
 「ロジャーズは、その練習でわたしたちが彼について知り得たことを確認していました。彼には特別な才能があります。」
 私は、ロジャーズを他のNFLレシーバーと比較できるかどうかをマリウーチに尋ねました。その質問には厳しい答えが返ってきました。「彼はあくまでもNFLでプレイしたことのないルーキー候補です。試合で彼が実力を証明するまでは、他のNFL選手と比べることはできません。」
 デトロイト・ライオンズのGM マット・ミレンはチャールズ・ロジャーズを欲しがっていますが、ライオンズが全体第2位で指名するときにはもうロジャーズが残っていないのではないかと心配しています。
 ミレン 「個人的には、誰かがロジャーズの獲得を狙っているだろうと思っています。」
 全体第1位指名でロジャーズを指名できるようにするために、他のチームの希望にかなうようなトレードをすることは、ライオンズには難しいです。ライオンズがもっている余分なドラフト指名権は第5巡目と第7巡目にしかなく、「すべてのドラフト指名権をあきらめなければ、全体第1位指名権を手に入れることはできないでしょう。」とミレンは言っています。
 ヒューストン・テキサンズはドラフト全体(7巡)で13指名権をもち、そのうち3つの指名権が第3巡目にあるため、もしロジャーズを獲得したければトレードできる可能性はあります。
 歴史的にみて、トレードが行われるのはドラフトの数日前、あるいはドラフト当日です。
 チャールズ・ロジャーズは4月26日に行われるNFLドラフトで全体第1位か第2位で指名されることに自信をもっています。彼が訪れたチームは、デトロイト・ライオンズとヒューストン・テキサンズの2チームだけです。
 テキサンズがロジャーズを獲得するためには、ベンガルズに第1巡目第3位指名権を譲渡し、おそらく第2巡目の指名権も譲渡しなければならないでしょう。
 どのチームもドラフト計画を明らかにしようとはしないので、デトロイト・ライオンズは、ヒューストン・テキサンズあるいは他のチームがチャールズ・ロジャーズを獲得するためにベンガルズと取引をするのかどうかが分からないままドラフトを迎えることに焦りを感じています。
 私は何度もロジャーズと話をしたことがありますが、彼はドラフトされる選手のなかで自分が一番優れたアスリートだと分かっています。私もロジャーズが特別な才能のある選手であると確信しています。

ロジャーズの代理人ケヴィン・ポストン
 ドラフトを2週間後に控え、チャールズ・ロジャーズは代理人ケヴィン・ポストンと一緒に長い白色リムジンに乗って、デトロイト・ライオンズのトレーニング施設見学に訪れました。
 ロジャーズは言っていました。
 「自分の生まれた州のチームでプレイできたらすばらしいと思います。よく見ていたチームですし、バリー・サンダースを応援していました。」
 「ミシガン州立大学で自分がお世話になったコーチ ボビー・ウィリアムズ(現在ライオンズのレシーバーコーチ)と一緒にやっていけることもうれしいです。」
GM マット・ミレンは、「私たちが指名したいのはロジャーズです。疑いの余地はありません。ただ、彼が全体第2位指名まで残っているかどうか、つまり第1位で指名されないかどうかだけが問題です。」
++++++++++++++
 チャージャーズのGM ジョン・バトラーが56歳という若さで亡くなったことを聞き、とても残念に思っています。
 バトラーはバッファロー・ビルズをスーパーボウルに出場するチームにまで育て上げ、最近はサンディエゴ・チャージャーズでドラフトを指揮していました。フットボールの才能を評価することは実にすばらしかったです。
 2年前のドラフト直前に、ファルコンズにQBマイケル・ヴィックを獲得させる結果となった驚きのトレードをした人こそジョン・バトラーです。

SEE YOU NEXT TIME!
Bill Marklevits

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