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●新ミレニアム2000 NFL時代!
NFL TOKYO 2000

アメリカの誇りカウボーイズか
ミレニアムの尖兵ファルコンズか
●イタイ日本人初タッチダウン!
春季NFL ELで日本人選手活躍

●初タッチダウンヘの道

鹿島ディアーズ
アムステルダム・アドミララルズ
板井征人




●トレーニングキャンプ2000
カギを握るプレシーズンゲームで
今季をかいまみる
●名誉の殿堂最大の同窓会
NFLのセンチュリー・セレブレーションに殿堂入りのメンバー全員を招待
●セインツオーナーと海軍との友好関係

海軍を退役したトム・ベンソンは、 潜水艦「ルイジアナ」のクルーと友情を育んできた
●2000年春も成功を収めたNFLヨーロッパリーグ

大観衆と接戦が春のリーグに 8度目の成功をもたらした
●2000年NFLトレーニングキャンプ開催地と日程



プレーヤーの地域社会への還元
慈善寄付から奉仕活動までオフに活発な活動
●コミッショナーの視点
真夏の夜の夢
●チームとリーグをリンクする 新インターネット・ネットワーク
NFLのサイバーファンのインターネットアクセスがネットワークによってより簡単に

●ベンソン・オーナーがディスティングイッシュト・アメリカン賞を受賞

地域社会への貢献でセインツのオーナーを表彰





2000年ドラフト選手はタレント集団
●49ナーズ新オーナーのヨーク夫妻を承認

ディバートロ家内の譲渡を満場一致で承認
●『チャージャーズ・チャンピオンズ』プログラムが学生と教員の努力に報いる
優秀な高校2年生たちが大学の奨学金を得る
●ヴァイキングズのオーナーが テキサスサイズの寄付

マコームズがテキサス大ビジネス・スクールに5000万ドルを寄付
ペイトリオッツ、ジャイアンツ、ラムズが新ミレニアムでユニフォーム一新

●NFLフィルムズが家庭内暴力に取り組む

30分のビデオが虐待を受けた 3人の女性の話を紹介する




自閉症研究を促すためルーリーとティッシュが協力
チャリティを支援するコミッショナーをNFLオーナー陣が表彰
●クラフト・オーナーがコロンビア大学にセンターを提供
ペイトリオッツのオーナーが 1993年に寄付した 500万ドルが活動開始に貢献
●NFLセンチュリーがフットボールの偉大な歴史を賞賛
4回のテレビシリーズでプロフットボールの魅力を探る

プレーブック以上の勉強をするプレーヤー

オフシーズン中に 多くのプレーヤーが学位を取得
●選手の母親が息子の支援のため団結

新協会が模範となる人の存在や、 地域社会への参加の 重要性を訴える
ポール・ブラウン・スタジアムが 8月16日オープン

ベンガルズの新球場はジェネラルマネージャーとヘッドコーチを兼ねたチーム創始者の名を取って命名された




●初のNFLフラッグ日本大会
優勝の舞洲オリンポスは世界大会へ

●東京に“アメリカの恋人”旋風
ダラス・カウボーイズ・チアリーダー来日
世界をリードしよう
第14回ヨコハマボウル



●幸運は小さな包みでやって来る
ダラス・カウボーイズ ランニングバック
エミット・スミス
●ポストシーズンスケジュール

NFL Report Japan

SUMMER, 2000 No.12
エヌエフエルレポート・ジャパン 夏号 通巻12号

発行日: 2000年(平成12年)6月30日 発行所: NFLジャパンリンク

自閉症研究を促すためルーリーとティッシュが協力

チャリティを支援するコミッショナーをNFLオーナー陣が表彰
NAAR基金調達バンケットの前に肩を並べた、ポール、チャン・タグリアブー夫妻(左)と、ジェフリー、クリスティナ・ルーリー夫妻(右)、ルーリーの母ナンシー・ルーリー・マーク
Al Pereira
 6月6日にニューヨークのウォルドルフーアストリア・ホテルで開かれた、ナショナル・アライアンス・フォー・オーティズム・リサーチ(NAAR)のバンケットで、フィラデルフィア・イーグルズのオーナーであるジェフリー・ルーリーと、ニューヨーク・ジャイアンツの会長プレストン・ロバート・ティッシュが、共同会長を務めた。バンケットには、ポール・タグリアブー・コミッショナーが主賓として招かれた。

 NAARの理事を務めるルーリーは、自閉症の兄弟を持つ。ルーリーは、自閉症の子供を持つNAARの収入役、マーク・クリンスキーとの友情から、運動に参加。2人は、慈善運動を支援し続けるタグリアブーを賞賛した。

「ポール・タグリアブーは、慈善活動で大変良く知られている人です。NAARをサポートする彼の姿勢は、仕事の上でも、個人的な面 でも、人生のあらゆる点に真摯に接する彼の人柄を良く表しています」とティッシュ。

プレーヤーをはじめ
オーナーの家族からリーグの管理者まで、
NFLはこの病気を非常に心配している。
自閉症はプロフットボール界の多くの人々に関わっている


NFLコミッショナー、ポール・タグリアブー
 フットボール界からの主な出席者の中には、名誉共同会長のダン、クレア・マリーノ夫妻、ダグ、ローリー・フルーティ夫妻の姿もあった。両夫婦とも、子供が自閉症障害の診断を受けたことがある。自閉症は、通 常3歳までにその障害があるという診断を受ける神経障害で、会話や感情表現、行動、運動などの能力に影響を及ぼす。かつては稀な障害と思われていたが、今では500人に1人の子供が自閉症になっているとされており、小児期に最も良く見られる慢性的な症状のひとつになっている。自閉症の子供は、他人との関係維持や、学習、人間の相互作用の理解などが非常に困難になる場合が多い。  

「NAARに認められ、光栄に感じます」とタグリアブー。「選手をはじめ、オーナーの家族からリーグの管理者まで、NFLはこの病気を非常に心配しています。自閉症はプロフットボール界の多くの人々に関わっているのです。NAARの戦いは、我々の戦いでもあります」。

 自閉症の子を持ったカレン、エリック・ロンドン夫妻がNAARを設立してからの5年間で、同協会は生物医学研究と自閉症の治療に対し他のどの民間団体よりも多くの資金援助をしてきた。 97年には、アメリカ、カナダ、イタリア、スペイン、ロシアの科学者50人に300万ドル以上の助成金を贈っている。

クラフト・オーナーがコロンビア大学にセンターを提供
 
ペイトリオッツのオーナーが 1993年に寄付した 500万ドルが活動開始に貢献
コロンビア大学・ロバート・F・クラフト・ファミリー・センターのテープカットを行うペイトリオッツオーナー、ロバート・クラフトと妻のマイラ
NFL Photos
 1963年にコロンビア大学を卒業し、91年からは同大の理事を務める、ニューイングランド・ペイトリオッツのロバート・クラフト・オーナーは、同大のジューイッシュ・スチューデント・ライフにロバート・K・クラフト・ファミリー・センターを寄進した。

 クラフト・センターは、コロンビア大のジューイッシュ・オフィスの基準を満たした3千人以上の学生に住居を提供する。クラフトが93年に寄付した500万ドルが、総額1150万ドルの同センター創立に役立った。「コロンビア大は以前から、活気のある地域社会と、崇高の伝説を支援するシンボルであるこのセンターを、キャンパス内に必要としていたのです」とクラフト。「今日の学生そして今後の世代のためになる、センター建設を実現する力添えが出来たことを、光栄に思います」。

 クラフト・センターは、キャンパス内のユダヤ系学生の生活を支えるために 年に卒業生によって創設された、ジューイッシュ・キャンパス・ライフ基金が資金援助する。同センター内には、4百人近くを収容するグランド・ホールや、4つの教室、図書室、講堂、いくつかの学生ラウンジ、そしてバイト・ミドラッシュ・ジュデイカ・ラーニング・センターがある。

NFLセンチュリーが
フットボールの偉大な歴史を賞賛

4回のテレビシリーズでプロフットボールの魅力を探る
NFL クォーターバック・チャレンジに出場するジェイク・プラマー、ペイトン・マニング、ジム・ハーボー
NFL Photos
NFLセレブリティ・ゴルフ・シュートアウトに参加したブレット・ファーヴ、リチャード・カインド、レイ・ロマーノ
NFL Photos
 NFLは偉大なる過去を祝福しながら新たなミレニアムを迎えた。NFLフィルムズが製作した1時間のスペシャルテレビ番組『NFLセンチュリー』は、4回にわたるシリーズで、変遷を続けるプロフットボール界を検証する。ABCが放送する初回は、8月19日。プロフットボールが、その偉大な過去の遺産を引き継ぎながら、世紀の分かれ目で将来の方向性を見据える様子が、各回で描かれている。8月19日午後1時30分(東部時間)に放送される『NFLセンチュリー ザ・ヒーローズ』では、今日の選手が過去のNFLヒーローからどのような影響を受けたかを、興味深く追っている。また、マスコミに登場する機会が増えたことから、プロアスリートに対する世間の捉え方や期待が大きく変わり、ヒーローの定義がどのように変化したかについても掘り下げた。残りの3回は、ESPNが放送する。『NFLセンチュリー イン・ゼア・オウン・ワーズ』では、フットボールの精神的、肉体的、そして感情的な要素を、現在のNFLをリードする9人の選手の目を通 して検証する。

『NFLセンチュリー:ザ・コーチズ』では、NFLのヘッドコーチたちの独特な友好関係と彼らの広範囲にわたる責務を紹介。NFLフィルムズのライブラリーには、試合当日のヘッドコーチをとらえた映像が豊富にあり、興味深い側面 を加えている。

『NFLセンチュリー:ジェネレーションズ』は、代々引き継がれるフットボールの伝統を知り尽くしている家族の目を通 して、フットボールの様々な側面に焦点を当てる。

 この夏に行われる、他のNFL関連のプログラムでも、フットボールの楽しさが味わえる。

 10年目を迎える、ディレクTV提供の『NFLクォーターバック・チャレンジ』では、技術を競う数種の競技にトップ級のクォーターバックが参加する。今回の舞台は、89年に第1回が行われたハワイのカウアイ島。ディフェンディング・チャンピオンのジェイク・プラマーが、トニー・バンクス、クリス・チャンドラー、ジム・ハーボー、ケイド・マクナウン、ドノヴァン・マクナブといったスターたちの挑戦を受ける。この模様は、CBSが2回に分けて、7月22日と23日に放送する。 『NFLセレブリティ・ゴルフ・シュートアウト』では、2年連続でNFLプレーヤーとトップ・エンターテイナーがチームを組む。カリフォルニア州南部にある、伝統のラ・コスタ・リゾートで収録された2時間のスペシャル番組では、NFLの雰囲気を多少加えた様々なゴルフ競技を4チームが競う模様が見られる。フットボール色が加えられた競技では、フェアウェイにゴールポストが置かれたり、2分の時間を計ってプレーするホールや、障害物を置いたホールでのプレーなどが行われた。

 出演映画『U−571』が公開されたばかりの俳優マシュー・マカナーイーや、『スピン・シティ』でおなじみのリチャード・カインド、喜劇俳優レイ・ロマーノがブレット・ファーヴ、ウォーレン・サップ、ティム・ブラウンらのスター選手と共に、おかしく、活気のあるトーナメントをプレーした。このスペシャルは、FOXが8月26日午後4時30分(東部時間)に放送する。

プレーブック以上の勉強をするプレーヤー

オフシーズン中に 多くのプレーヤーが学位を取得
 シンシナティ・ベンガルズのRBマイケル・バズナイトは、家族の男性として初めて大学に通 学、そして今、彼は大学を卒業する家族で最初の男性となった。

 バズナイトら多くのNFL選手は、オフシーズンの練習やミニキャンプに加え、NFLの援助を受けて教室に通 い、大学の学位取得を成し遂げた。NFLは、選手たちの継続教育を、NFLプレーヤー・プログラムズを通 じて支援している。5月にノースカロライナ農工大でアートデザインの学士号を取得し、今後は修士号の取得も計画しているバズナイトは、「卒業するのが夢でした」と語る。「家族の中に、新たな伝統を作ろうと思っています。NFLでかなり鍛えられたので、学校に通 うことは、今では楽になっています」。

 この春に学位を取得した他の選手は、オークランド・レイダーズSジェロッド・チェリー、アトランタ・ファルコンズLBジェフ・ケリー、ニューイングランド・ペイトリオッツSカイウィン・スーパーノー、ダラス・カウボーイズWRジェイソン・タッカー。

「フットボールの後にも、やりたいことがあります」と語るのは、カリフォルニア大で教育学修士を取得したチェリー。ケリーも、カンザス・ステート大で少年保護観察の修士号を取得。「5年くらい経ってから学校に戻るのは、今よりずっと難しいと思いました。自分はまだ大学モードが残っていたので、今学校に行って単位 を取るべきだと感じたのです」。

 スコットは、ユタ大学で運動生理学の学士号を得た。「学位を手にした時は、とても大きな達成感がありました」。近年、大学の学位 を取得したNFLプレーヤーの多くは、NFLプレーヤー・プログラムズの継続教育プログラムを通 して、目標を達成している。この春には、選手と選手の配偶者合わせて5百人が、同プログラムを通 じて大学に戻っている。NFLプレーヤー・プログラムズは、フィールド外でプレーヤーとその家族を支援する目的で、1991年にポール・タグリアブー・コミッショナーが設立した。過去8年間で2千3百人の選手とその妻が、継続教育プログラムの一環として大学に復学している。


選手の母親が息子の支援のため団結

新協会が模範となる人の存在や、 地域社会への参加の 重要性を訴える
 NFLプレーヤーは、テレビカメラを向けられるとすぐに、「ハイ、ママ」と瞬時に母親を思い浮かべる。今度はその母親たちが、プロフェッショナル・フットボール・プレーヤーズ・マザーズ・アソシエーションという新しいグループに参加し、息子たちを支援する。この団体は、彼女たちの息子を支援し、地域社会の親子を助けるための活動に参加することを目的としている。

 同協会の代表が、6月のNFLルーキー・シンポジウムに出席し、NFLのスポットライトに足を踏み入れた後、正しい決断を下すことがいかに重要かを話し合った。

息子たちの多くが、
地域社会に住み働く若者の生活を向上させるため、
多くの時間と資金を提供してきた

マイケル・マクレアリーの母、サンディ・マクレアリー
「NFL選手の母親として、我々の息子たちは、チームや家族、そして何よりも公氏共に自分の存在をはずかしめない正しい選択をする必要があると信じています」と語るのは、ボルティモア・レイブンズのジョナサン・オグデンの母親で、協会長をつとめるカサンドラ・オグデン。「NFLプレーヤーのほとんどは、正しい選択をする模範的な人間です。我々は、フィールド内外での彼らの努力を支援します」。

 百人以上の女性を擁する同協会は、NFL選手の社会性を強調する様々な活動をし、学生や向上心にあふれる運動選手の両親に前向きなメッセージを送っている。「息子たちの多くが、地域社会で住み、働く若者の生活を向上させるため、多くの時間と資金を提供してきました」と語るのは、ボルティモア・レイブンズのマイケル・マクレアリーの母親、サンディ・マクレアリー。「息子たちが、困難な選択を迫られている若者に、インパクトを与える模範となる道を開きたいと考えています」。

 現時点では、テレビやラジオに母と息子が出演して案内を流すことや、学校訪問、モチベーションを促すビデオや手引きとなる本の製作などが計画されている。サンディ・マクレアリーは、次のように語る。「NFLでのキャリアは、一晩で手に入れられるものではないことを伝えたいのです。長年にわたって犠牲を払い、必死に努力・訓練し、NFLでの成功を信じる気持ちを持ちつづけなければなりません。NFLにも、人生にも、近道はないのです」。


ポール・ブラウン・スタジアムが 8月16日オープン

ベンガルズの新球場はジェネラルマネージャーとヘッドコーチを兼ねたチーム創始者の名を取って命名された
 シンシナティ・ベンガルズの新しいホーム、ポール・ブラウン・スタジアムが、8月19日のベンガルズ対シカゴ・ベアーズのプレシーズン試合でこけら落としを行う。ベンガルズの創始者・ジェネラルマネージャー・ヘッドコーチとして、1968年にシンシナティにプロフットボールをもたらした殿堂入りメンバー、故ポール・ブラウンの名がスタジアムに付けられた。

 ポール・ブラウン・スタジアムは、92年以降ではNFLで 番目の新球場となる。スタンドは3層に分かれ、65000人を収容。クラブ・シートは7600席、スイートは114室ある。グラウンドは天然芝。ベンガルズのホーム開幕戦は、9月10日のクリーヴランド・ブラウンズ戦。

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