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●史上最多!日本人プロ選手が7人
2001年度NFLヨーロッパ・リーグ
●NFLのすべてがドラフトを注目
●NFL JAPAN 設立
ご挨拶
●NFL JAPAN 創立
長期的視野でより一層の本格活動を
●『NFL ON TOUR2001』QBムーン来日




●コミッショナーの視点
リアラインメント(再編成)の利点
●新スケジューリング方式

●10周年を迎えるNFLヨーロッパ
●2001年 NFLヨーロッパリーグ日程



NFL.comがドラフト情報をファンに速報
●ドラッグ・プログラムを 連邦特別調査団が賞賛
ステロイドに対するNFLの注意深い対処を政府が推賞
●タグリアブーがトップ・スポーツ・インダストリアリスト

●ビジターチームのロード収益をプールして分配
収益分配プランが再編成のプロセスを促進する
●若年フットボール基金を22ヶ所のフィールドに
NFLの慈善事業が1998年のプログラム開始以来480万ドルを集めた
●SUPERBOWL.comがアクセス数新記録
オンラインでスーパーボウルMVPに投票も
●研究発表 フットボールが子供を薬物から遠ざける
フットボールが若者たちが薬物濫用を避ける理由のトップ5に入った





●NFLYETセンターが最新技術を導入
●観客動員3年連続で記録更新
●S・フレンズ高『ラズル・ダズル』が最優秀プレーコール
●テキサンズがNASAの宇宙飛行で空高く飛んだ

部隊長が宇宙飛行中にチームの帽子をかぶった
●NFLとリーボックがライセンス提携
ユニフォーム、アパレル、シューズを含む10年契約を締結
●ドルフィンズのオーナーがブラワード殿堂入り
●マンデーナイト・フットボールが視聴者から高得点
長期にわたるシリーズが25歳から54歳の男性視聴者の高い評価を受ける




NFLについてのコメント…
●オフシーズンの主な契約
●AFC勝利のプロボウルでギャノンが一人舞台
22年連続の満員の観衆がAFCの38−17の勝利を目撃
●17歳が第1回コニュニティ・クォーターバック・アウォードを受賞
全米のすばらしいボランティアが、栄誉を讃えられる
●ブルックスとフラニガンがウォルター・ペイトン賞
2人のプレーヤーが、フィールド上とフィールド外での卓越した模範として選出された




●2001年NFLドラフト: 決断の日が迫り緊迫感がつのる
●『パーフェクト・デイ』に何を感じたか
スポーツイラストレイテッド誌がスーパーボウルでのNFLメッセージを最も記憶に残るCMに選出
●1億3千1百万人が第35回スーパーボウルを観戦
今年の試合は米国テレビ史上5番目の視聴者数を記録
●NFLが最優秀高校コーチ・教師を表彰
プレーヤーに忘れ得ない影響を残し、ノミネートされた2人が受賞
●NFLとチョイスシートが5年間の契約



●日本代表、目指せフラッグ世界制覇!
8月、欧州で第2回ジュニアNFLフラッグ選手権開催
●NFLELインサイドレポート
日本人選手は奪いあいになった
●第15回ヨコハマボウルで東大対京大が実現
『知性がパワーを制御する』

NFL Report Japan

SPRING, 2001 No.15
エヌエフエルレポート・ジャパン 春号 通巻15号

発行日: 2001年(平成13年)3月30日 発行所: NFLジャパン(株)

史上最多!日本人プロ選手が7人
2001年度NFLヨーロッパ・リーグ

 NFLヨーロッパ・リーグ(NFLEL)が日本人選手に門戸を開いてから6年、史上最多の7人のプロが誕生した。第10回の記念シーズンを迎えた、ヨーロッパを舞台にしたプロフット・リーグにナショナル・プレーヤーとして出場する。
  米国フロリダ州タンパでのNFLELキャンプ最終日、4月7日、約1ヶ月のキャンプ実技選考(第二次審査)の結果としてリーグから発表された。日本での第一次審査合格でキャンプ入りした、7人の候補選手全員がNFLELのロスター(選手名簿)に登録された。
 今やミスターNFLEL、今年で5年目となるラインバッカーの河口雅史(28歳、立命館大卒)は、正式合格の報に接し、「早くなじみの場所、なじみの仲間に会ってゲームの感覚をとぎすまし、今年こそNFL入りを目指したい」と意欲十分。今年度は、新人が最多の5人。快足の堀江信貴(27歳、リクルート)と笹野直紀(26歳、鹿島)、シュアな捕球力の天谷亮仁(28歳、IBM)とワイドレシーバーが3人。タフな比留間慎吾(26歳、鹿島)と俊敏な時本昌樹(26歳、元富士通)のラインバッカー2人。もう一人のベテランは、2年目で実戦能力の高いコーナーバックの里見浩平(24歳、リクルート)。話題を集めるのは笹野、一次審査はクォーターバックで受験したが守備バックで合格、キャンプではさらにワイドレシーバーにコンバートされた。NFLではクォーターバックが優秀レシーバーに“大化けする”例も多く、期待出来る。昨年はフューチャー・プレーヤーでキャンプだけの参加だった、天谷と時本にとっては念願のプロ入り。今年度でNFLELに合格した日本人選手は通算(延べ)27人、実数で16人となった。
 河口と堀江はアムステルダム・アドミラルズ(オランダ)、天谷、笹野と時本はライン・ファイアー(ドイツ)、里見と比留間はスコティシュ・クレイモアズ(英国)に配属された。
 審査を担当したNFLELゲーム・ディヴェロップメント・ディレクターのトニー・アレンは、「7人全員をヨーロッパに連れて行くということは、日本人選手の高い水準の証明です」。日本人選手がキャンプで発揮した高水準から、急遽7人から4人を選抜する当初の予定を変更、7人全員を合格となった。
 キャンプを視察したNFLダラス・カウボーイズのデイブ・カンポ・ヘッドコーチは、「日本、ヨーロッパ、メキシコの選手がNFLに登場するのは時間の問題となっています。NFLレベルのフットボールに追い着くのが当面の課題ですが、その進歩は目に見えて上がっています」と、初のNFL選手誕生が近い将来であることを予言した。(詳細はNFLELインサイドレポート参照)
 選手は4月9日以降にヨーロッパの本拠都市に移動、21日にシーズン開幕を迎える。6月24日に10試合のレギュラーシーズンは終了、30日にNFLFL優勝決定戦第9回「ワールドボウル」がオランダ・アムステルダムで開催される。
3年連続観客記録更新! 平等な競争こそNFLの原点
第35回スーパーボウル(2001年1月28日、米国フロリダ州タンパ)でMVPに輝いた、"驚異のラインバッカー"の レイ・ルイス(ボルティモア・レイヴンズ)
K.Ogawa
安定したWR天谷亮仁(ライン・ファイアー、IBM)
H.Kamimura

余裕の調整のLB河口正史(アムステルダム・アドミラルズ)
H.Kamimura
才能を生かすWR笹野直紀(ライン・ファイアー、鹿島)
H.Kamimura
タフなLB比留間慎吾(スコティッシュ・クレイモアズ、鹿島)
H.Kamimura
Eガッツが評判のCB里見恒平(スコティッシュ・クレイモアズ、リクルート)
H.Kamimura
F抜群の機動性のLB時本昌樹(ライン・ファイアー)
H.Kamimura
快足のWR堀江信貴(アムステルダム・アドミラルズ、リクルート)
H.Kamimura

NFLのすべてがドラフトを注目

レイヴンズとジャイアンツの成功がドラフト選択の重要性を証明した
2001年NFLドラフトで指名を待つトップレートQBの代表であるヴァージニア工科大のマイケル・ヴィック(上)とパデュー大のドゥルー・ブリーズ
Joe Robbins
 ドラフトを通してスーパーボウル・チャンピオンを作り上げることができるのは、第35回スーパーボウルで優勝したボルティモア・レイヴンズを見ればよくわかる。
 レイヴンズのスターターのうち11人がドラフト指名で入団した選手で、そのうち数人は下位指名を受けている。
 「スーパーボウルで先発した2人、ブランドン・ストークリー(試合最後のタッチダウンを記録)と、ガードのエドウィン・ムリターロは、1999年に4巡指名で獲得しました」と語るのは、レイヴンズのスカウトであるテリー・マクダノー。「ドラフトは、宿題をきちんとやって正しい選択をするのがカギです」。
 スーパーボウルでボルティモアと対戦したニューヨーク・ジャイアンツも、ドラフトの重要性は良く理解している。スーパーボウルで先発したメンバーのうち13人が、ドラフトで指名したプレーヤーだった。そのうちの一人が、第3クォーターに97ヤードのリターン・タッチダウンを決めたキックリターン・スペシャリスト、ロン・ディクソン。無名のランバス大出身で、昨年のドラフト3巡で指名された。
 「プランを立て作戦を考えます」と語るのは、ニューヨーク・ジャイアンツのアーニー・アコーシ・ジェネラル・マネージャー。「全データに目を通してチェックします。希望する形はありますが、ドラフト当日になると状況がどんどん変わるのです」。
 NFL31チームが、4月21日、22日に開かれる今年のドラフトに期待を寄せるのも無理はない。
 全米の数百万に及ぶ人々が、ESPNの2日間にわたるドラフト中継を見つめ、NFL.comのドラフト専門サイトにアクセスする。  NFLドラフトをテレビ中継するの?−21年前には画期的なアイディアだったが、今やESPNの恒例番組となり、NFLファンにとっては、3ヶ月のインターバルを終え大好きなスポーツが再開する前触れとなっている。
 「ドラフトはシーズンの開幕と理解しています。チームの構成と選択に対する反応を見ることができるのは興味深い」と語るのは、ESPNドラフト分析家メル・カイパー・ジュニア.。
 1980年に中継が開始されてから、番組に対する興味はどれ位増加してきたのだろうか。昨00年の第一日の中継は240万世帯が受信したが、これはデトロイト・ライオンズが第一巡第1位でビリー・シムズを指名した1980年4月29日の初放送より2百万人近く多い数字。ESPNは昨年の中継を姉妹局ESPN2に委ねたが、第一日の中継が7時間を経過した時点で908,555世帯が番組を見ており、この時間内での世帯数としては開局以来最高の数字となった。
 ドラフトで話題となっていた疑問の幾つかが解決する。第1位指名権を持つサンディエゴ・チャージャーズは高評価のヴァージニア工科大クォーターバックQBマイケル・ヴィックを指名するのか?最初に指名を受ける攻撃タックルは、テキサス大のレナード・デイヴィズかフロリダ大のケニヤッタ・ウォーカーか?専門家が一番気に入っているランニングバックは誰か?幾つのチームが第1巡指名権をトレードするのか?
 このNFLの儀式には、策略や選択への議論がつきもの。チーム関係者によると、昔から変わらないのは、選手選択で重要なのは能力だけでなくしっかりした人格。
 今回初めてNFLドラフトを経験する、ニューヨーク・ジェッツのテリー・ブラッドウェイ・ジェネラル・マネージャーは、「現在のフットボールでは、選手の性格が大変重要になります。体力面と同じくらいの重要性があります。質の高い人間を集めてこそ勝てるのです」と語っている。

NFL JAPAN 設立
御挨拶
NFL JAPAN(株)マネージングディレクター 町田光
NFL JAPAN 町田光マネージングディレクター
WSN

 NFL JAPANはNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)の100%の出資を受け、去る4月2日、株式会社として設立されました。1996年10月、(株)文化放送ブレーン(現・(株)ブレーンドットコム)と(株)電通とのジョイントベンチャーとしてスタートしたNFLジャパンリンクがこれまでNFLの日本窓口として活動を行なって来ました。今回NFLは日本における長期的な視点に立つ展開をより本格的に、そして責任を明確にした形で推進していくために、このNFL JAPANの設立を決定したものです。
 1996年、NFLの初の国際部門としてスタートしたNFLインターナショナルは、「グローバルフットボール」をコンセプトにアメリカで最も愛されているスポーツであるアメリカンフットボールを世界の人々に親しめるスポーツとして広めていくための活動を展開して来ました。これを実現するためには明確なフィロソフィーと戦略、そして辛抱強い日常活動が必要です。一方、メディア、スポンサー、教育関係各所、日本国内のアメリカンフットボール団体、そして一人一人のファン、これらの人々の熱い支援が絶対に必要不可欠なものであることは、私たちのこれまでの約5年間の活動が、正にそれを実証しているといえるでしょう。様々な立場の人々がそれぞれに大切にしているアメリカンフットボールとNFLに対する愛情や想い、アイディアや活動、これらの実現に、ある時は私たちが力をお貸しし、逆にある時は助けていただく。この同じ夢の実現に向けた協同作業を行なってくれる人々とのリレイションシップが私たちの現在の最高の財産です。
 NFLが目指すのは、アメリカンフットボールが日本で一つの文化として、しっかりと根付くことです。逆に言えば日本の人々にとってアメリカンフットボールが「必要とされるもの」であって、はじめてNFLの活動の意味は重要になった来るのです。その意味においてNFL JAPANの使命は、極めて明確です。アメリカンフットボールの魅力と価値をより広くより多くの人々に伝え、理解してもらい、私たちの夢に参加していただくこと。そして夢の実現のための具体的な場や資産を提供し、共同作業を行なってゆくことなのです。
 これからのNFL JAPANの展開にぜひ御期待下さい。

NFL JAPAN 創立
長期的視野でより一層の本格活動を
 米国プロフットボール・リーグNFL(ナショナル・フットボール・リーグ、本社 米国ニューヨーク州)は、日本でのより一層の活動強化を目指し、『NFL JAPAN 株式会社』(代表 町田光マネージングディレクター 本社 東京都港区赤坂6-3- 18赤坂パークプラザ6階)を設立、平成13年4月から業務を開始した。長期的な視野に立った、NFLの新たなる本格的活動がスタートした。
 NFLジャパンは、広報・普及・テレビ放映促進に加え、日本におけるライセンシング業務も統括、NFL及びアメリカンフットボール普及振興へより効率的な対応が可能となった。NFLが現地に法人を設立するのは、メキシコに次いで日本が2ヶ所目である。  
 世界的普及を計るNFLが、その最重要拠点として日本にNFLジャパンリンクを開設したのは平成8年(1996年)10月。以来5年、ジャパンリンクは広報・底辺拡大・テレビ放送促進を業務の核に、日米アメリカンフットボールサミット、NFLヨーロッパリーグ・トライアウト、NFLオンツアー、NFLヨーロッパ日本人コーチ研修ツアー、そしてNFLフラッグの推進等数々の普及振興策を実施して来た。これらの全業務は、NFL全額出資の新会社に移管され、さらにパワーアップして展開されることになる。
 なお、新会社発足と共に、米国NFLシニアアドヴァイザーに羽佐間重彰氏(フジサンケイグループ代表)、アドバイザーに岡本行夫氏(国際コンサルタント)が就任。NFLジャパンのアドヴァイザーに遠井將明氏が就任した。

『NFL ON TOUR2001』QBムーン来日
 NFLジャパンの発足披露ともなる、普及振興事業の第1弾は、6月12〜19日に開催予定の『NFL ON TOUR 2001』。ランアンドシュート攻撃の名クォーターバック、優れた人格者、そしてNFLフラッグ大使として知られるウォーレン・ムーン(オイラーズ、ヴァイキングズ等で活躍、引退)とサンフランシスコ・フォーティナイナーズ・チアリーダーを日本に招き、クリニック(講習会)、スクール・ヴィジット(学校訪問)、施設訪問等様々な文化交流を行なう。ムーンの『パッシング・クリニック』、49ナーズ・チアの『ハイスクール・クリニック』は日本フットボール界にとっては貴重な学習の場となる。なお、6月13日(水)東京ドームホテルにおいて、来日及びNFLジャパン発足記者会見の予定。
94年アメリカンボウルにヴァイキングスQBとして来日したウォーレン・ムーン
K.Ogawa

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