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●キックオフ2001
新シーズンがスタート!

●忘れられない14歳の夏
第2回NFLフラッグ・ワールドチャピオンシップ・ベルリン大会



●コミッショナーの視点
ユナイテッド・ウェイと共により強い社会を作る

●28年目を迎えたNFLとユナイテッド・ウェイのシリーズ
●NFL.comが新たな契約で業務を拡張
AOLタイム・ワーナー、ヴァイアコム、CBSスポーツラインがNFLと共に新たなインターネットベンチャーに参入
●NFLプレーオフゲームのキックオフが プライムタイムに


ゴンザレスが『シャドウ・バディーズ』を配る
●マコウムズのアマチュア・フットボールへの継続的な支援が讃えられた
●タイタンズとテキサンズが共同で洪水に見舞われたヒューストンを援助
●NFL101ワークショップで女性がフットボールにチャレンジ

●チャージャーズのチャンピオンズ・プログラムが優秀な学生を表彰
●チルドレスがテキサンズに加入
●どのスケジュールがもっとも厳しいのか?





●ESPNデポルテスがスペイン語のテレビ中継を行う<>
<>NFLへようこそ
●NFLはビデオゲームもナンバーワン
●記念日年代記
2001年シーズンでは数多くの顕著な記念日が祝福される
●コミッショナーがママと会談
●ベンガルズがシンシナティの記念建造物を支援し異人種の共存を目指す
●『ユース・フォー・ライフ』運動が臓器提供者を募る
●カーディナルズがファンを訪ねる旅に出る




●2001年に期待できる記録
●カウボーイズがランドリーの彫刻製作を依頼
●専門はテニスでもフットボールを愛してやまない
●NFLが若年・高校フットボールを讃える

●レイヴンズのキャンプを最前列で見る

●子供たちがテレビで観戦する好きなスポーツにNFLを選んだ



●レイヴンズがスーパーボウル連覇を狙う
●ジャイアンツは再びNFLのトップに立つのか?



●勇気に誇りと情熱を
NFLと日本フットボールの夢
NFLEL参加選手一覧
●今NFL的SPIRIT
産経新聞で好評連載
●『アームチェアーQB』になろう
NFL中継テレビ番組に、『NFL・ザ・パワー』が新登場
●NFLグッズを買うなら、なんだろうネット!
●NFLエクスペリエンス、12月には東京ドームへ

NFL Report Japan

FALL, 2001 No.17
エヌエフエルレポート・ジャパン 秋号 通巻17号

発行日: 2001年(平成13年)9月30日 発行所: NFL JAPAN(株)

キックオフ2001
新シーズンがスタート!


スーパーボウル連覇を目指すレイヴンズ、
ウォルター・ペイトンを追うエミット・スミス
第35回スーパーボウル(タンパ)で、ヴィンス・ロンバルディー杯を突き上げる、優勝したボルティモア・レイヴンズQBトレント・ディルファー(2001年1月28日) K.Ogawa
ウォルター・ペイトンの歴代ラッシング記録(16,726ヤード)の更新にあと1,561ヤードと迫ったエミット・スミス  Joe Robbins
ダグ・フルーティーは今シーズン、サンディエゴに移りスタートQBに Sam Stone
ディック・ヴァーミールはカンザスシティーのヘッドコーチとしてNFLに復帰 Hank Young

 レイヴンズは今年も大暴れするのだろうか?

 エミット・スミスは、ウォルター・ペイトンを抜けるのか?

 他に気になるのは、ジャイアンツ、タイタ ンズ、レイダーズ、ヴァイキングズ、また は、予想外のチームが見出しを飾るのか?

 NFLのクエスチョンタイム、キックオフ2001を迎える時がやってきた。各チームとも、答えを求めてうずうずしている。  

「現在のNFLは戦力バランスがとても良く取れているので、毎週何が起こるかわかりません。ましてや、4ヵ月後の予想はつけられません」とタンパベイ・バッカニアーズのトニー・ダンジー・ヘッドコーチは語る。

 NFLで唯一予言出来るのは、間違いなく予測がつかないシーズンになるということだ。

 思い出して欲しい。昨シーズンは6つのディヴィジョン全てで前年と違うチームが優勝した。ここ3年間でスーパーボウルに進出したのは、全て違う6チーム。11の違うチームが、ここ3年間のカンファレンス・チャンピオンシップ12の枠を手にしている。そして、ここ3年間毎年NFLでプレーした30チーム中24チーム(80%)が、少なくとも1回プレーオフに進出している。

 このことが意味するのは、プレーヤーとコーチには言い表せないプレッシャーがのしかかり、ファンにとっては非常にエキサイティングな展開となっているということだ。  

「シーズンは16試合しかありません」と語るのは、スーパーボウルXXXVチャンピオン、ボルティモア・レイヴンズのブライアン・ビリック・ヘッドコーチ。「バスケットボールのように、82試合を戦うのではありません。我々はフィールドに上るたびにディフェンディング・チャンピオンとして戦うのです」。  NFLが興味を集めるのは、全ての試合が重要な一戦であること。最も重要な対戦相手は、次に顔をあわせるチームなのだ。

 レイヴンズは連覇できるだろうか?NFL史上最強のディフェンスのひとつに数えられるレイヴンズがその名に違わぬ力を持っていれば、十分に可能性はあるだろう。ボルティモアが最後の13試合で許したタッチダウンはわずか11で、16試合のシーズンでのNFL最少失点記録(165点)を樹立した。プレーオフでの4試合で許した点は合計で23点。ワイドオープンなオフェンスの時代に、彼らはディフェンスを魅力的なものに作り上げた。

 しかし、それは過去のことで、今は今。

「何事も軽く見てはいけません」と、グリーンベイ・パッカーズのクォーターバックのブレット・ファーヴは語る。

 しかし、NFLの新シーズンが興味深い疑問で溢れていることは間違いない。

NFCチャンピオンのニューヨーク・ジャイアンツは、レギュラーシーズンを5連勝で終えた勢いをそのまま保てるのだろうか?

カンザスシティー・チーフスの新ヘッドコーチ、ディック・ヴァーミールは、1年のブランクの後、セントルイス・ラムズでしたようにスーパーボウル優勝を果たすことは出来るのだろうか?

ダグ・フルーティー(サンディエゴ)、エルヴィス・ガーバック(ボルティモア)、トレント・グリーン(カンザスシティー)、マット・ハセルベック(シアトル)、ブラッド・ジョンソン(タンパベイ)の先発QB陣は、今シーズンそれぞれの新天地で活躍できるのだろうか?

そして最後に、今年最も気になる疑問、ダラス・カウボーイズのRBエミット・スミスは、1,561ヤードを走ってウォルター・ペイトンのラッシング記録(16,726)を更新できるのだろうか?

 スミスは、「聖火を持っているような気分です。自分より前にプレーした人たちを代表するのですから。歴史のためにというより、歴史と一緒に走っているような気分です」と語る。

 キックオフ・ウィークエンドは、いよいよ開幕する。そして、容赦のない表情をした男たちがプレーオフ進出を目指して戦い、ドラマはヒートアップしていくのだ。

 ミネソタ・ヴァイキングズのデニス・グリーン・ヘッドコーチはこう語る。「全く新しいシーズンが始まるのです。チャンピオンシップに突き進むシーズンが」。

NFLは現在戦力バランスがとても良く取れているので、
毎週何が起こるかわからない。
ましてや、4ヵ月後の予想はつけられない

タンパベイ・バッカニアーズ、トニー・ダンジー・ヘッドコーチ


忘れられない14歳の夏

舞洲オリンポス
代表 磯野昭彦

第2回NFLフラッグ・ワールドチャピオンシップ・ベルリン大会

去る8月24〜25日、ドイツ・ベルリン市で開催された『第2回NFLフラッグ・ワールドチャンピオンシップ』で、2年連続出場した日本代表の舞洲オリンポスジュニア(関西)は、10チーム中8位となった。優勝は米国、準優勝カナダ、3位メキシコ、以下オーストラリア、韓国、タイ、ドイツ、日本、スペイン、メキシコの順。連続出場に導いた舞洲の磯野監督に世界のフラッグフットボール事情をリポートして頂いた。

日本対ドイツの7位決定戦 CityPress GmbH
開会式で国歌を聞く、日本代表舞洲オリンポスジュニア CityPress GmbH

 著しいレベルアップ

 現地への到着は日本時間の真夜中の12時30分。現地ではまだ午後5時30分であったために、子供達にはツラい時差との戦いになりました。今回の出場10チームで連続出場は我々日本チームだけ、各国のスタッフやNFL関係者の方々との1年振りの再会を喜び合い、感慨深いものがありました。

 各国ともかなりの練習量をこなしているなというのが感想です。プレーに対する理解度をあげ、ファンダメンタルもしっかりと身につけているチームが目立ちました。特に韓国チームは昨年と遜色の無い非常に強いチームでした。前回は選抜チームでしたオーストラリアですが、今年から国内にて複数チームによる予選を経なければ世界大会には出場不可となり、その結果の単独チームのレベルダウンは目を疑いました。

 素晴らしかったのはアメリカチームです。幼少の頃からフットボールに馴染んで、プレーの精度の高さ、QBの肩の素晴らしさが特に目立ちました。14歳とは思えないスピードとコントロールを併せ持ったクレバーなQBですが、1プレー毎にコーチの元に行き次ぎのプレーの指示を受けていましたので、ある程度は評価を差し引かねばなりませんが…。アメリカは昨年の4位がよほど悔しかったのでしょう、相当に気合が入っていましたが、反則や身体の接触などほとんどなく、私達の子供達も対戦したチームの中で最も清清しいチームだったと絶賛していました。

 健闘した オリンポスジュニア

 最初にも述べましたが、チームは時差と大会までのハードスケジュールで心身ともに疲れていた事、それに食事にも戸惑いがあったようです。しかし、これは日本人の生活がいかに贅沢かを考えさせられる出来事で、ドイツの人達の普段の暮らし振りは大変に質素なものでした。

 試合では私達はBリーグ、初戦はスペインで、緊張や力みと言ったような様子は全く感じられませんでした。しかし、第2戦のアメリカでは、立ち上りにインターセプト・タッチダウンをされて浮き足立ち、26対61とまさかの大敗を喫しました。この大敗が子供達に微妙に影響を与え、結果的には予選リーグは1勝3敗の4位。実力的には殆ど差などなく、ほんの少しの精神力の差が点差になりました。今年の舞洲はチームワーク抜群でゲームの理解度や習熟度は去年のチームよりも上でした。しかし、今年のチームには去年のような、強烈なリーダーシップでチームを引っ張る選手が欠け、ここ一番での勝負強さがなく、この差が成績の差となりました。

 しかし、子供達は最後まで諦めずにフラッグを心から楽しんでおり、そのことを私は誉めてやりたいと思います。日本代表として恥ずかしくない堂々とした戦い振りではなかったかと。

 もっとフラッグフットボールを  

 日本の関西予選、日本大会で感じた事はランニングプレーに頼るチームが非常に多かったと言う事です。無用な身体接触を避け、またフットボールの面白さを感じてもらうためにももっとパスプレーを練習しなければならないのでは。今後世界大会で戦う為、特に今回のアメリカのようなスピーディーなパスプレーに対抗する為には、パスプレーの練習が急務かと思われます。それには指導者がフラッグフットボール自体をもっと理解する必要があるでしょう。アメリカンフットボールとの違いに気づき、フラッグフットボール独自の戦略を構築することが今後の日本にとって一番大事な事でしょう。

 フラッグフットボールに託する夢

 各国の子供達は昨年以上に積極的に交流をしました。昨年は本当に打ち解けた交流は明日は帰国と言う最後の夜のサヨナラパーティーだったのですが、今年は2日目から交流、日本チームでは男子選手が少し照れているのに、女子選手は積極的に友達になり、各国のマドンナ的存在になっていました。言葉、文化、はだの色の違いを超えて人間は通じ合い、仲良く成れるという事を14歳の夏に経験できる事は素晴らしい事だと思います。世界の多くの国でこのフラッグを楽しむ子供が一人でも多くなり、少しでも多くの子供達が世界大会を通して交流をする、得がたい経験の実現に大人たちは努力をするべきだと考えます。

 世界大会の開催の為にご尽力をいただきました全ての関係者の方々に、素晴らしい思い出と経験を子供達に与えて頂きましたことを、心より感謝申し上げます。


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