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WINTER, 2001 No.18
エヌエフエルレポート・ジャパン 冬号 通巻18号
発行日: 2001年(平成13年)12月30日 発行所: NFL JAPAN(株) |
| NFLとNFL選手会が救援活動に1千万ドルを寄付 |
| ■9月11日の同時多発テロ事件後の活動に、選手たちとオーナー陣が協力
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フットボールプレーヤーたちは、フィールド上ではお互いを倒し合う。しかしフィールド外では、倒れた人々に手を貸している。
NFLとNFL選手会(NFLPA)は、9月11日にワールド・トレード・センター、ペンタゴン、ペンシルヴェニア州西部で起きたテロ攻撃による被害者が必要とするものを提供している災害救援団体に、それぞれが500万ドルを寄付する。
合計1,000万ドルの寄付金は、NFL−NFLPA災害救援基金に納められ、NFLコミッショナー、ポール・タグリアブーとNFL選手会代表ジーン・アップショーが共同会長を務める委員会で管理される。
更には、数百人の選手たちが個別に時間と現金を地元の救援関連運動に対して提供し、NFLオーナーたちとその家族も、寄付を行ったり被害者を援助する非営利基金を設立したりしている。
「我々は、NFLのオーナーと選手がここに再び力を合わせ、テロ事件によって被害を受けた家族やその他の人々に対して心からの支援を行うことを喜ばしく思っています」とタグリアブーとアップショーは共同声明の中で述べた。「この1,000万ドルは、今回の悲劇で被害を受けた家族らのストレスを取り除くために努力を続けている貴重な団体に送られます。」
NFLはまた、ニューヨーク・ジャイアンツ、ニューヨーク・ジェッツ、ワシントン・レッドスキンズと共に、特別なチームの帽子を作って消防士、警察官やその他の救急隊員に対する敬意を表した。コーチや選手がサイドラインでかぶっているのと同じ帽子の販売収益は、救援資金に寄付される。
また、警察や消防、その他の公共警備機関、緊急・ボランティアメンバーが必要とするものを供給するための100万ドルの寄付もなされた。
1,000万ドルのうち、最初の50万ドルが、リーグ全体の選手を代表して10月1日のニューヨーク・ジェッツ対サンフランシスコ・49ersのマンデーナイトゲームで、ニューヨーク・ポリス・アンド・ファイアー・ウィドウズ・アンド・チルドレンズ・ベネフィット基金に贈られた。
50万ドルの小切手は、ニューヨーク・ジェッツのヴィニー・テスタヴァーディとケヴィン・マワイ、ジャイアンツのティキ・バーバーとマイケル・ストレイハン、49ersのレイ・ブラウンとランス・シュルターズによって贈られた。今日ジェッツの名誉キャプテンを務めたニューヨーク・ジェッツの警察官、消防士、港湾管理局警察が後半のキックオフ前に、小切手を受け取った。
ハインツ・フィールドで10月29日に行われたピッツバーグ・スティーラーズ対テネシー・タイタンズ戦の試合前には、9月11日にペンシルヴェニア州シャンクスヴィルにユナイテッド航空93便が墜落した現場に駆けつけたペンシルヴェニア州西部の消防士や他の緊急部隊隊員たちに対し、5万ドルの小切手が贈られた。 |
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ジェッツのセンター、ケヴィン・マワイ(68)が選手を代表してニューヨーク・ポリス・アンド・ファイアー・ウィドウズ・アンド・チルドレンズ・ベネフィット基金に50万ドルを寄付
Jim Morton |
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| プロボウルが初めて土曜日に開催される |
| ■NFLオールスターゲームは2月9日開催へ;観戦割引パッケージが登場 |
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NFLは、2月9日にリーグ最高のスターたちが勢揃いしてハワイ州ホノルルで開かれるNFLのオールスターゲーム、2002年プロボウルで、82年目のシーズンを閉幕する。午後4時半(東部標準時)に予定されているアロハ・スタジアムでのキックオフで、ハワイで23年間開催されているこのイベントが、初めて土曜日に行われることになる。
9月11日の同時多発テロ事件後、NFLがプレーオフのスケジュールを変更したことで、プロボウルも当初の予定を変更せざるを得なくなった。
「試合の日程変更に関して、ハワイ州に協力していただいたことを深く感謝します」と語るのは、NFLコミッショナー、ポール・タグリアブー。「2月にハワイを訪れ、NFL最高の選手のプレーを見るのが楽しみです。」
今年紹介された新たなプロボウルチケットプランのおかげで、ハワイのファンはひいき選手のプレーを20ドルから見ることができるようになった。2万1千席以上−アロハ・スタジアムの収容人員の約半分−のチケット料金が値下げされている。
NFLは更に、ファンがプロボウルの体験をより楽しめるような数々のアメニティが盛り込まれた「クラブシート」のオプションも組み込んだ。アメニティには、特別駐車場やゲート入り口でのレイサービス、座席でのホスト/ホステスによるサービス、拡張された飲食品・グッズ売場、各売場で使用できる25ドル相当の「プロボウル・バックス(ドル)」、記念シートクッション、コレクターズアイテムの「ボブルヘッド」人形、蒐集に最適な記念フットボールカード、公式プロボウル・テイルゲートパーティチケットの割引、そしてワイキキのNFLエクスピリエンスへのフリーチケットなどが含まれている。
今年の試合では、ファンもオールスター選出に参加した。NFLのウェブサイト、NFL.comへログインするほか、全米のブロックバスタービデオのうち、5千2百件を超える参加店舗に設置されている投票所で投票することもできた。
NFL基金は、プロボウルに関わった地元団体に対して多大なる貢献をし、NFL選手たちも、プロボウルウィークには地域の病院訪問など数々のチャリティ活動に時間を割く。
NFLエクスピリエンスや、NFLアラムナイ・レジェンズ・ビーチボウル、プロボウル・ビーチチャレンジなどのファン・フレンドリーなイベントもプロボウルウィークに開催が予定されている。
昨年の試合では、オークランド・レイダーズのQB(クウォーターバック)リッチ・ギャノンがMVPを獲得する活躍を見せ、AFCが38−17で勝利した。 |
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2001年プロボウルで14本のパスのうち12本を成功させて2つのTDを記録したリッチ・ギャノン
Paul Spinelli |
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NFLのテレビスポットが広報する寛容さの必要性
フットボールのイメージが多様性をアメリカの基本的な特性として強く位置付ける |
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9月11日の同時多発テロ事件以降アメリカに降りかかっている無数の事柄のひとつに、寛容さと多様化の必要性が増加していることが挙げられる。
NFLはこの秋、30秒のテレビスポットでこの問題に触れた。練習や試合で、あらゆる人種の子供や高校生、そしてNFLプレーヤーとファンが共に集う場面が映し出される公共広告は、アメリカのフットボールフィールドでの多様性と他の容認を表している。このテレビスポットでは、アメリカ国民にこの国の基礎となってきた多様性を正しく認識するよう呼びかけている。
映像が進み、アナウンサーが語りかける:「この国の数多くの素晴らしい顔の中で…寛容の表情ほど美しいものはない」
「NFLとNFLに所属する各選手は、多様性が我々の偉大な強みであり、寛大な心は更なる美徳であることを、アメリカ人として知っています」
「寛容さは、我が国に与えられた重要な問題です」とNFLのポール・タグリアブー・コミッショナーは語る。タグリアブーは、デトロイト・ライオンズの代表取締役マット・ミレンと共に、アラブ系アメリカ人が96%を占めるミシガン州ディアボーンの高校フットボールチームを10月に訪れている。「我々はNFLの人気を利用して、ブッシュ大統領と議会が強調するメッセージが、困難なこの時期に重要であることを広めています。」
「我が国が逆境に直面する中、NFLが寛容さを植え付けるために行った多大なる努力を賞讃します」と語るのは、下院少数党の院内総務で、ミズーリ州の民主党議員リチャード・A・ゲファート。「NFLは素晴らしい視聴者にこのメッセージを伝えることができる素敵な広場です。NFLが続けている、人を動かさずにはおかない重要な努力に対し、全アメリカ国民を代表して推賞します。」 |
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多様性はNFLの強さのひとつ
NFL Photos |
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我が国が逆境に直面する中、
NFLが寛容さを植え付けるために行った
多大なる努力を賞讃する |
| リチャード・A・ゲファート(ミズーリ州、民主党議員) |
| レッドスキンズが『フィールズ・フォー・トゥモロウ』を設立 |
| ■新プログラムがD.C.地域の学校により良いフットボール施設を提供
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ワシントン・レッドスキンズとNFLユース・フットボール基金が、今年の夏、ワシントンD.C.地域の子供たちが改良されたフットボール施設を利用することを確実にするため手を結んだ。新プログラム、『フィールズ・フォー・トゥモロウ」は今後2年間で地域のフットボールフィールドを改修し、新品の用具を購入するため50万ドル−ワシントン・レッドスキンズから30万ドル、NFLユース・フットボール基金から20万ドル−を用意する。
レッドスキンズは、7つのフィールドを改修するほか、スコアボードや他のフィールド用具を購入して高校のフットボールプログラムに贈る予定。プログラムの対象となる学校は、レッドスキンズに対して提出された申請書を検討して選ばれる。
「我々は、社会に対する奉仕としてはまだまだ幼稚な段階にいます」と語るのは、レッドスキンズのオーナー、ダニエル・M・スナイダー。「生徒たちが将来のアスリートであるからだけでなく、スポーツはチームワークと仲間意識を促進する点で特徴があります。スポーツは子供たちをトラブルから避けるのです。」
レッドスキンズのプログラムは、他の都市でもNFLチームのモデルとして見られている。1998年以降、NFLユース・フットボール基金は若年フットボールフィールドの改修プロジェクトのために、様々なNFL都市に対して合計で6百50万ドルの助成金を贈ってきた。去年、フィラデルフィア・イーグルズは、フィラデルフィアにあるドビンズ/ランドルフ・アリア・ヴォケイショナル・テクニカル・スクールとベンジャミン・フランクリン高校が共有するスタジアムのフィールドの再建築やスタンド部分の修理、新しい証明の設置を行うのに十分な助成金を受け取った。 |
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レッドスキンズ・オーナー、ダニエル・M・スナイダー(左)がNFLユース・フットボール基金と共にフィールズ・フォー・トゥモロウ・プログラムに対して50万ドルを寄付
NFL Photos |
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