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WINTER, 2001 No.18
エヌエフエルレポート・ジャパン 冬号 通巻18号
発行日: 2001年(平成13年)12月30日 発行所: NFL JAPAN(株) |
| ■見逃すな!スーパーボウルTV |
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米国の威信をかけた第36回スーパーボウル。2002年2月3日(日)米国東部時間午後6時(日本時間 4日午前8時)、同時多発テロの影響で、日程を1週間ずらしてのキックオフとなった。会場の米国フロリダ州ニューオリンズ市のスーパードーム(収容能力65、900人)は、未曾有の状況下における米国最大の行事に、かってない興奮と緊張につつまれるに違いない。
「これまでで最高のものを約束する」とポール・タグリアブー・コミッショナーが宣言したが、史上に刻まれるスーパーボウルとなるだろう。マライア・キャリーの国歌斉唱で幕が開く。
日本でも、充実したテレビ中継が行われる。ポストシーズン、スーパーボウルの放映予定を以下のとおり。地上波放送は、日本テレビ系がAFCプレーオフを1月26日(土)26時25分〜28時15分、NFCプレーオフを27日(日)24時55分〜26時55分、AFC選手権は2月2日(土)26時55分〜27時50分、NFC選手権は3日(日)25時55分〜27時25分。そしてスーパーボウルは4日(月)23時37分〜25時37分。さらに9日(土)27時20分〜28時15分にはNFL総集編を放映する。AFC対NFCのプロボウルは、2月23日(土)26時25分〜28時15分に放映する。
一方、NHKBS第1放送では、1月28日(月)午前2時30分からAFC、NFC選手権を生放送。スーパーボウルは2月4日(月)午前8時〜終了まで生放送する。そのほか、GAORAが2月5日(火)19時〜23時、スカイパーフェクTVでも5日20時〜24時30分にスーパーボウルを放送する。 |
| ■ジュニア世界選手権に日本代表連続出場 |
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スーパーボウルが開催されるニューオリンズで、今年で第6回を迎えた『グローバル・ジュニア・チャピオンシップ』(後援 NFL)が開催され、日本代表が2年連続で出場する。選手資格はアンダー19(2001年12月31日で満19歳以下)で、米国はニューオリンズ地区高校選抜、ヨーロッパは全欧州公認選抜、カナダはケベック、オンタリオ地区選抜が参加。日本は関東大学連盟選抜が出場、4カ国・地域で覇権を争う。日本は1月31日第1回戦でカナダと対戦。決勝は2月2日に行われる。
中澤一成ヘッドコーチ(東海大学監督)の下、スタッフ12名、選手36名は1月27日出発、2月5日に帰国する。 |
| ■NFL発のラジオ番組 |
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| NFLに力が入るのはテレビだけでない。FMラジオ局『INTER FM』が、11月1日に開始した、毎週月〜金の15時45分〜15時55分の10分間に放送する、NFLの情報番組『NFL FUN FUN TIME』がファンの間で話題となっている。NFLをテーマにエピソードから最新情報まで取り上げ、マニアからNFL初心者まで好評なのは、番組のパーソナリティーを担当するチャールズ・グラバーの魅力からだ。フォーティナイナーズのファンである、彼の思い入れタッピリのDJが耳に心地よい。 |
| ■大好評マデン『NFLスーパーボウル』2002版発売 |
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| プレーステーション2用のNFLゲーム『NFLスーパーボウル2002』(エレクトロニック・アーツ・スクエア)が、1月下旬に発売される。前作『2001』が日本のフットボールゲームソフトとしては異例の人気で、8万本を販売した。今回の『2002』は、フットボールソフトとしては初の日本語音声入り。NTV『倶楽部☆T』でNFL通ぶりを披露している俳優の別所哲也がナレーションを担当、初心者にもグッと理解しやすくなった。本場の臨場感を再現するグラフィックと演出には定評がある。 |
| ■NFL代表が立命大でスポーツビジネス講座 |
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立命館大学で開講中の『21世紀のプロスポーツビジネス』に、NFL JAPNの町田光代表、米国NFLインターナショナルのゴードン・スミートン・インターナショナル・シニアディレクターが特別講師として参加、実務に則した講義が大好評だった。
この科目はNFLと立命館大学の協力協定で昨年9月に開始、今2002年度はNFLへのインターン派遣等第二段階の交流に入る予定。町田代表は、講義での感触を「学生がスポーツ文化、とくに米国スポーツビジネスに高い関心を抱いているのが実感出来た。NFLとしてはこの関心に応えていきたい」と語った。担当している経営学部の種子田穣教授は、自らがフットボール・プレーヤーである行動派、そのエネルギッシュな授業は、学生のあいだでも人気が高い。 |
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NFLの実例をあげて講義するスミートンNFLIシニアディレクター(於 立命館大)
NFLJAPAN |
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種子田教授、町田NFLJ代表、平井立命館大監督によるスポーツビジネス座談(於 立命館大)
NFLJAPAN |
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| ■花田選手と『NFLエクスペリエンスに挑戦』 |
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話題のアメリカンフットボール体感型アトラクションパーク『NFLエクスペリエンス』(主催 NFLJAPAN)が、2001年12月18日(火)、東京ドーム前の特別会場で開催された。関東地域では初の開催、社会人Xリーグで活躍する花田勝選手(オンワード・スカイラークス、元横綱若乃花)が特別インストラクターとして登場、子供達と一緒に、パス、レシーブ、ランといったフットボールのアトラクションに取り組んだ。
平日夕刻ながら、社会人選手権『東京スーパーボウル』直前ともあって、フラッグフットボールに親しむ小中学生を中心に約1600名が参加する盛況となった。今後もファンディベロップメント活動の一環として、全国で開催される予定。当日の模様は民放4社で報道された。 |
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東日本初のNFLエクスペリエンスに登場したオンワード・スカイラークスの花田勝選手(2001年12月18日、東京ドーム前特設会場)
NFLJAPAN |
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関西フットボールの魅力 ●2002年大阪アメリカンボール |
| (1)人気はあるのではなく作るもの |
2001年12月18日、東京ドーム、2001年度社会人フットボール界の終幕となる『東京スーパーボウル』、2万5千名の大歓声を浴びて登場したのは、アサヒ飲料チャレンジャーズと松下電工インパルスだった。社会人日本一は、2年連続で関西地区(ウエスト)の1、2位対決となった。
その16日後の、東京ドーム。2001年度日本選手権『ライスボウル』で、2万6千名の前に登場したのは、アサヒ飲料チャレンジャーズと関西学院大学ファイターズだった。これも関西対関西である。
結局、昨シーズンは関学大がアサヒ飲料を下し、初の日本一となった。大学勢としては6年ぶり9回目の覇権であるが、近年話題となっている、西高東低の傾向を加速させる結果となった。
日本フットボール界を支えて来た大学王座決定戦『甲子園ボウル』は、通算で関西勢の27勝25敗4分とほぼ五分だが、最近10年では7勝2敗1分と関西勢が圧倒している。
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2年連続の関西対決となった第15回東京スーパーボウル アサヒ飲料チャレンジャーズ(青)14−7松下電工インパルス(白)(2001年12月18日、東京ドーム、観衆2万5千名)
K.Ogawa |
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フィールドとスタンドは相関関係にある。
強いから人気が出る。人気が出れば、さらに強くなる、はずである。
日本フットボール界と共に歩んできた専門誌TOCHDOWNの独自の観客数調査によれば、「統計のベースが異なり、比較は難しいが、大学公式戦の1試合当りの観客数を比率でいえば、関東を1とすると関西は3に近い」。
大学数、試合数に相違があり、単純な比較は絶対に避けるべきだが、ゲーム・パフォーマンスだけからいえば、まさしく、西高東低である。
日本で最もフットボールが普及している地域の関西としょう。では、なぜか。
日本でのフットボール普及を援助するNFLは、関西フットボール協会と協力して、2001年夏季より、体験型アトラクションパーク『NFLエクスペリエンス』を関西地区で開催した。11月下旬、伝統の一戦関学対京大の当日、関西フットボールの本拠である西宮スタジアムの側方に、巨大なプレーヤー型のバルーンが立ち、フットボール新時代の到来を感じさせていた。プレーに興じる少年少女に混じり、往年の名プレーを再現してみせる、オールドOBの姿も少なくない。
フットボールが関西に広く深く普及した理由を、エクスペリエンスの子供達を楽しげに見守っていた、関西学生フットボール連盟専務理事の徳岡彰さん(60歳)は、一般論ですがと前置きして、こう語った。
「どこの大学も、我々のフットボールを見てもらおう、そのためには皆で協力し、皆でスポーツを作っていこうとする、伝統的な土壌があります。だから、選手が育ち、観客が集まります。なにもしなくてもフットボール人気があるわけではありません。
一部に国立大学が2校もあり、感動を与える部分もあるのでしょう」。
米国との直接交流が深く、米国のやり方を導入吸収して来たが、、フィールド上だけでなく、運営でもその効果は大きく、協会のマネジメントもオープンで合理化されている。
「大学の努力がそのままその大学に還元されるシステムにしています」。
関西人の特性と米国人の合理性に共通点があり、関西ではフットボールが理解されやすいとの巷の風評がありますが、との問いには、
「そうかも知れませんが、逆に言えば、キビしい目を持っているので、ゲームで何をくれるのかを判断されます。目が肥えていますから、つまらない試合では席を立ちます。関西は面白いものは、なんでも良いんですから」。
NFLは、日本での第11回となるアメリカンボウルを、2002年8月4日(日)、初めて関西の、大阪市大阪ドームで開催することを発表した。
NFLJAPANの町田光代表は、フットボール理解度の高さだけでなく、「大阪市の持つスポーツパラダイス構想、スポーツ振興の考えに共感しました。NFLも地域に根ざした普及振興が目的で、共通の理解があり、効果が期待できます」と、大阪市のスポーツ文化への取組みを評価した。今後は東京と大阪で毎年交互にアメリカンボウルを開催する予定である。
関西を、いや日本のフットボールの成長を語るには、絶対に外せない人物がいる。関西フットボール協会の古川明理事長(70歳)である。
彼が明かしてくれた、関西フットボールの秘密はさらにシンプルだった。(G) |
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関西対決となった第54回ライスボウル 関西学院大(青)30−27アサヒ飲料(2002年1月3日、観衆2万6千名)
K.Ogawa |
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関学大(青)が法政大を21-6で下し、22回目の優勝(同点を含む)を飾った第56回甲子園ボウル(2001年12月16日、甲子園、観衆2万9千名)
K.Ogawa |
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阪急西宮北口駅構内にある巨大なフットボール告知スクリーン
Sgoto |
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徳岡彰 関西学生フットボール盟専務理事(西宮スタジアム NFLエクスペリエンス)
Sgoto |
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