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SPRING, 2002 No.19
エヌエフエルレポート・ジャパン 春号 通巻19号
発行日: 2002年(平成14年)3月30日 発行所: NFL JAPAN(株) |
| ファルコンズ・オーナーにアーサー・ブランク |
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多数のアメリカ国民の住居の改良用品を提供してきた人物が、アトランタ・ファルコン
ズをスーパーボウルチャンピオンに育て上げる任務を請け負った。
アトランタに23年間在住した、『ザ・ホーム・ディーポ』の共同創設者であり世界最大のホームインプルーブメント小売業者であるアーサー・M・ブランク(写真右)が、スミス一家からのファルコンズ買収することを、2月2日、NFLオーナーが全員一致で承認した。
「アトランタの全ての人々、そしてジョージア州の全ての人々を代表してスーパーボウルリングを身につける機会を得るまで、私は休むことはないとここに明言いたします」。ザ・ホーム・ディーポを成功に導いた方法が、ファルコンズを勝者へと変えていくことを信じるブランクは、こう語った。
「我々は実にシンプルな哲学をもってホームディーポをしっかりした企業に育て上げました」とブランク。「その哲学とは、最高の人材を雇うことです。我々は、ファンの声に耳を傾け、きちんと対応する偉大な選手と偉大なコーチ陣、そして偉大な同僚たちからなるチームとして前進していると思います」。
ブランクは、先日ファルコンズのダン・リーヴズ・ヘッドコーチとの契約を3年間延長し、リーグ全体を見渡しながら慎重にジェネラル・マネージャーを探している。
ファルコンズの売却はスミス家にとってほろ苦いものであったが、1965年にチームを創設した故ランキン・スミス・ジュニアの息子であるチームの前社長テイラー・スミスは、ブランクのような成功者にチームが引き継がれたことを嬉しく思っている。
「アーサーにチームを売却できる機会を得たことを誇りに思っています」とスミス。「彼は人徳が高く、フランチャイズを発展させようというエネルギーと情熱を持ち、アトランタにファルコンズを長くとどめさせるしっかりとしたオーナーシップを築いてくれる人です」 |
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| NFL Photos |
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| ペイトリオッツが血小板研究を支援 |
| ■『タイズ・チーム』が更なる献血の必要性を認識させる |
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ニューイングランド・ペイトリオッツのオーナー、ロバート・クラフトと彼の家族が誇りに思うのは、ボストンにあるデイナ・ファーバー・キャンサー・インスティテュートのクラフト・ファミリー・ブラッド・ドナー・センターである。
血小板提供の必要性を社会でより認知してもらうために、コーナーバックであるタイ・ローを筆頭とするペイトリオッツが同インスティテュートと交わした協力が、この大きな運動を新たに加速させた。テレビやラジオでの告知や公式の場での発表で、『タイズ・チーム』は血小板の提供を呼びかけてきた。ペイトリオッツはまた、チーム出版物での公共広告やスタジアム内の場内放送、チームのウェブサイトなどを通じてプロジェクトの存在を広く広報してきた。
クラフト家は、寄付を贈った1983年から、同インスティテュートの献血プログラムを支援してきた。クラフト家自身も定期的に同センターで血小板を提供している。同センターはまた、デイナ・ファーバー、ブリガム・アンド・ウイメンズ・ホスピタルとチルドレンズ・ホスピタル・ボストンの関連活動も管理している。
「私たち家族が関わっているものの中で献血センターほど意義深いものはありません」とクラフト。「フットボールという競技は、このセンターで行われているのと同様、チームスポーツです。このセンターで毎日、毎月、毎年なされている努力の積み重ねと同じ方法で、チャンピオンシップをホームグラウンドに持ち帰り続けたいというのが、自分の唯一の願いです」。
最近、デイナ・ファーバー・キャンサー・インスティテュートでは施設を改修し、血小板と幹細胞の研究に使われる最新式の道具を揃えた。
「クラフト家のおかげです」と語るのは、クラフト・センターの医療ディレクターを務めるケネス・アンダーソン。「我々の施設は以前より改良され、ドナーと患者の両方により良く対処できるようになりました。タイ・ローとペイトリオッツがパートナーになってくれたおかげで、命を分け与えてくれる血小板ドナーが増え、より多くの患者たちがガンとの戦いに勝つことができるようになります」。
凝血作用を持つ血小板は、ガンの化学療法や臓器移植を受けている患者や手術中に失血した場合に生命維持のために欠かせないもの。血小板は献血後5日間しかもたないため、常にドナーが必要とされている。 |
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ニューイングランド・ペイトリオッツのロバート・クラフト・オーナー(上、左)とケン・アンダーソン博士がペイトリオッツのCBタイ・ロー(下)の支援を受けデイナ・ファーバー・キャンサー・インスティテュートのクラフト・ファミリー・ブラッド・ドナー・センターの認知度を高める
Steve Gilbert |
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| Daivid Drapkin |
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このセンターで毎日、毎月、毎年なされている
努力の積み重ねと同じ方法で、
チャンピオンシップをホームグラウンドに
持ち帰り続けたいというのが、
自分の唯一の願いだ |
| ニューイングランド・ペイトリオッツ・オーナー、ロバート・クラフト |
コミッショナーの視点
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| ヒスパニックファンにサービスする |
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ポール・タグリアブー
NFL Photos |
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NFL人気は、人種や民族、そしてあらゆる人口統計上の境界を越えて広がっている。我々のリーグが持つ特徴の一つは、多種多様な人々を同じグラウンド上に集めることである。
NFLファンと接する上での我々の目標は、人々のあらゆるグループと接し、彼らにアメリカの情熱であるフットボールの魅力を体感してもらうことである。NFLファンの中で最も情熱的なグループの一つが、現在アメリカの人口統計上最も速いペースで増加している、ヒスパニック系アメリカ人だ。
ヒスパニックという人種や肌の色があるのではない。『ヒスパニック』は、ラテンアメリカまたはスペインに先祖を持つかスペイン語のバックグラウンドを持つ人々を指す、政府が新たに作り出した言葉なのだ。ヒスパニックは現在、アメリカの人口の約12・5パーセント、3、500万人を占めており、アフリカ系アメリカ人のコミュニティとほぼ同数になっている。ヒスパニックとアフリカ系アメリカ人は、アメリカの2大マイノリティ・グループだ。
アメリカ国勢調査によると、ヒスパニックは2005年までにアメリカ最大のマイノリティ・グループになると見込まれている。2050年までにはヒスパニック/ラテン系アメリカ人の人口は現在の3倍、およそ1億人になると予想されている
ヒスパニックの選手は、NFLの各チームでも人数が増加している。現役のヒスパニック・プレーヤーには、ジェフ・ガルシア、トニー・ゴンザレス、マーティーン/ビル・グラマティカ兄弟、アダム・アーチュレータ、スターリン・コリネット、デイヴィッド・ディアス=インファンテ、ドニー・エドワーズ、ロベルト・ガーザ、マーコ・リヴェラなどがいる。コーチ陣やフロントオフィスのスタッフにもヒスパニックは増えている。また、過去の選手の中にも、プロフットボール殿堂入りしているアンソニー・ムニョス、スーパーボウル2度優勝経験を持つトム・フローレス、元スーパーボウルMVPジム・プランケットらがいる。
NFLと各チームは、ヒスパニックファンに対して様々な対応をしている。9つのチーム(アリゾナ、ダラス、デンヴァー、ヒューストン、マイアミ、ニューオーリンズ、ニューヨーク・ジェッツ、サンディエゴ、タンパベイ)が試合のスペイン語ラジオ中継を放送している。各チームとも、ラテン系ファンのためにマーケティング、スポンサーシップ、チケットプログラムの開発を進めている。例えばサンフランシスコ・フォーティナイナーズは、昨年テレムンド・ネットワークTVと提携して、スペイン語のウィークリーハイライトをベイエリア、サクラメント、フレズノで開始した。
全国レベルで見ると、NFLのネットワークTV局がヒスパニックファンとのつながりを急速に深めている。昨年は、スペイン語を話すコミュニティを対象としたNFLの全国中継としては初めてとなる、『ESPNデポルテス』がスタートした。また、昨年のマンデーナイト・フットボールのシリーズは、メキシコシティでのカウボーイズ対レイダーズ戦で始まり、ビンセンテ・フォックス・メキシコ大統領がABCのテレビ中継に出演し、NFLファン全員を歓迎した。nfl.comにはスペイン語のセクションがあり、NFLは多くのヒスパニック団体と協力してNFLに関する様々なストーリーをヒスパニックオーディエンスに発信している。
ヒスパニックのマーケットにサービスする力を伸ばすことは、リーグの最優先事項である。NFLは、自らの活動を分析し、ヒスパニック系アメリカ人コミュニティのリーダーたちと話し合い、将来に対する包括的なアプローチを進めるため、NFLはリーグ内に内部組織を作っ
た。
この活動の一環として、我々は今シーズンサンディエゴで開かれるスーパーボウルが、地元のヒスパニックの人々としっかりとしたつながりを持つことを確実にする。サンディエゴ・チャージャーズは、チームの公的サービスプログラム『チャージャーズ・チャンピオンズ』で既にこれを実践している。チャージャーズやサンディエゴホスト委員会、そしてサンディエゴ地
域の他のコミュニティと協力しながら、我々はスーパーボウルXXXVIIでヒスパニック/ラテン系ファンに対してこれまでより一層奉仕できるようプランを立てていく。
adios!hasta luego!(それではまた、さようなら!)
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| 戦死したヒーローの栄誉を讃える奨学金基金 |
| ■NFLと選手会がCIA局員と海兵隊員を悼み助成金を寄付 |
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NFLとNFL選手会は、CIA諜報部員ジョニー・(マイク)・スパンとアメリカ海兵隊軍曹ジャネット・ウィンターズを追悼し、品性と勇気そして母国への献身を示した2人のアメリカ人に対する感謝を込めて、高校生を対象に毎年1万ドルが贈られる基金を設立した。スパンとウィンターズは、アメリカがテロリズムに対する戦いを続ける中で、アフガニスタンで命を落とした初の男性と女性。NFLコミッショナー、ポール・タグリアブーは、ニューオーリンズで開かれたスーパーボウルXXXVIの前日に発表を行った。
スパンは、アラバマ州ウィンフィールドのウィンフィールド高校を卒業。高校のフットボールチームでは、ランニングバックとワイドレシーバーをプレーしていた。ウィンターズはインディアナ州ゲアリーのキャルメット高校で陸上部に所属していた。
スパンを追悼する奨学金は、リーダーシップを示し、地域社会に貢献したマリオン郡(アラバマ州)の高校フットボールプレーヤーに贈られる。ウィンターズを偲ぶ奨学金は、同様の形式でゲアリー高校の女子運動選手に贈られる。
ニューオーリンズでの発表に参列した、スパンのフットボールコーチ、ジョン・ハバートはかつての教え子が奨学金を誇りに思うだろうと語った。「マイクは、若者こそがアメリカの強さだと考えていました」とハバート。「これは大変に光栄なことです。地域社会全体が誇りに思っています」。
キャルメット高校のリロイ・ミラー校長は、奨学金がウィンターズの思い出を永遠に残してくれると信じている。「私たちの学校は、この知らせにとても発奮しています」とミラー。「ウィンターズ軍曹の名前でNFLから贈られる奨学金は、多数の学生の援助となります」。
同奨学金は、タグリアブー・コミッショナーと、NFL選手会専務理事のジーン・アップショーによって設立された。 |
| superbowl.comに記録的なアクセス |
| ■スーパーボウル・サンデーのユーザーが58%増加―1月に計1、200万人がアクセス |
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superbowl.comは、1日のスポーツイベントとして世界最大の催事をファンが体感できる主要サイトとしての人気を記録した。かつてない多数のファンが同サイトを訪れ、従来よりも長時間サイトにアクセスし続けた。そのハイライトの一部を紹介すると、
●メディアメトリックスによると、スーパーボウル・サンデーに、superbowl.comに118万人のユーザーがアクセス、昨シーズンの74万5千人から58パーセントの増加となった。
●スーパーボウル・サンデーに、NFLのインターネット・ネットワーク(nfl.com、superbowl.com、32チーム・サイト)にアクセスした人数は144万人で、昨年の93万8千人から53パーセントの増加に。
●スーパーボウルウィークで は 、superbowl.comには310万人以上のユーザーがアクセスし、昨年の120万人を上回った。
●1月全体では、superbowl.comの8千 300万ページが見られ、1千200万人がサイトを訪れた。
superbowl.comは、NFLの新たなメディアパートナー、アメリカオンライン、ヴァイアコムとスポーツライン・ドットコムの協力を得て制作およびマーケティングがなされている。superbowl.comはスポーツリーグでは最も人気が高いNFLインターネット・ネットワークの一部でもあり、ミラー・ライトの協賛を受けていた。 |
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