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●スーパーボウル優勝のバッカニアーズが初来日する
●めざすぞ、頂点NFL!
●開かれた、NFLへの登竜門



●NFLの関心がドラフトへ
●『USAフットボール』が
アマチュアレベルでの育成を促進

●2003年 NFLドラフト 1巡指名順
●多くの場合、 一巡指名が終わるとドラフトは 終わったと思う人が多いが、 我々は常にそこから始まると考えていた
●NFLヨーロッパが開幕、
チャンスが待っている

●2003NFLヨーロッパリーグ・スケジュール



●デローレス・バー・ウィーヴァーが コミュニティ・リーダーシップ賞を受賞
●機会、地域社会、責任
●セインツのオーナーが財政委員会会長に
●キックオフ・ウィークエンドの 試合を発表
●『スポーツ・ビジネス・デイリー』がクラフト一家をスポーツ界のトップ経営者として讃える





●向上心に燃えるコーチを
セミナーが支援

●高得点のプロボウルがハワイでのビッグヒットに
●アダムズのギフトがフットボールで 若い犯罪者に希望を与える
●人気トップを 独占するNFL
●NFLが若年フットボールの
フィールド改修に貢献




●ドラフト指名選手が
ルーキー・シンポジウムに参加

●トロイ・ヴィンセントを
NFLマン・オブ・ザ・イヤーに選出

●ブルックスとマクナブが大学理事へ
●スーパーボウルXXXVII:史上最多視聴者数
●『ラッシュ・フォー・リーディング』の 優勝者がビルズ訪問権を得る。
●コルツのプログラムがホームレスシェルター再開の資金を集める
●選手4人がNFL本部でインターンを行う
●エドワーズがブラザーフッド・アウォードを受賞



●本場NFLを目指す 日本人チアリーダー
●ゴールドラッシュでの
一年を振り返って

● 先輩に続け! NFLチアワークショップ開催
●W杯アジア予選、日本が韓国に圧勝



●一杯のコーヒーと フットボール
●スーパーボウル・チャンピオンが 堂々の来日
●第4回NFLフラッグフットボール 世界大会が日本で開催!

NFL Report Japan

SPRING, 2003 No.22
エヌエフエルレポート・ジャパン 2003年春号 通巻22号

発行日: 2003年(平成15年)3月30日
発行所: NFL JAPAN(株)

向上心に燃えるコーチを
セミナーが支援
リーグ全体の若いコーチを育成する目的のプログラム
委員会が包括的な雇用プロセスの必要性と価値をより認識させた
NFL上級副社長ジェフ・パッシュ
 
NFLELコーチングに参加した
 
ドゥエイン・ジョーンズ チェスター・マグロクトン
   
マイク・マズラウスキー ラリー・ウィグハム
 NFL全体で100人以上のコーチが、フィラデルフィアで5月20日と21日に開かれるジョージ・ヤング・コーチズ・キャリア・ディヴェロップメント・セミナーに参加する。各チームから最大4人の、経験は様々なコーチがイベントに招待される。
 講師陣は、ヘッドコーチを目指すNFLコーチたちに重要な事柄について語り、サラリーキャップの運用やメディアとの関係、コーチとしての進歩に必要な準備など、様々なトピックを取り上げる。
 「我々の目的は、若いコーチをNFLの波の中に入れ、自身のキャリアについて考えさせることです」と語るのは、NFLフットボール開発・運営部門責任者、ジョン・ビーク。
 キャリア・ディヴェロップメント・セミナーは、ビークのリーダーシップの下、NFLのフットボール運営部門が実施している。
 同セミナーは、NFLがコーチの教育のために行っている数々のプログラムのひとつ。ほかには、2002年10月にポール・タグリアブー・コミッショナーの指示で始まった、職場の多様化を図るNFL委員会(コミッティー・オン・ワークプレイス・ダイヴァーシティ)などもある。
 同委員会は、ピッツバーグ・スティーラーズ・オーナーのダン・ルーニーが会長を務め、アトランタ・ファルコンズのアーサー・ブランク、デンヴァー・ブロンコズのパット・バウレン、セントルイス・ラムズのスタン・クローンキ、フィラデルフィア・イーグルズのジェフ・ルーリーといったオーナー陣がメンバーになっている。また、アトランタのレイ・アンダーソン、ニューヨーク・ジェッツのテリー・ブラッドウェイ、タンパベイのリッチ・マケイ、ボルティモアのオジー・ニューサム、インディアナポリスのビル・ポーランらチーム役員たちも参加している。
 NFL全体の多様化を深めることを目的とした同委員会は、既に最初の目標を達成している。
 「同委員会は、包括的な雇用プロセスの必要性と価値をより認識させ、コーチ陣とフロントオフィスの多様化への要望に取り組みました」とNFL上級副社長ジェフ・パッシュは語る。
 いくつかの実用的なプログラムへの下地も出来上がっている。ヘッドコーチ職に空席が出来たときに、マイノリティを面接することで委員会とオーナー陣が合意したのと、アシスタントコーチが所属するチームがプレーオフを戦っている最中でもヘッドコーチ職の就職面接を受けられるようタンパリング・ルールを改定したのは、この動きによるものだった。
 同委員会では、この春に作成したコーチ候補者たちの履歴書集を、全てのNFLとカレッジのチームが使用できるよう、オンラインデータベースに変換する作業も行っている。
 NFLでは、各チームで、重要な役職にアフリカ系アメリカ人が多く採用されるようになっている。ボルティモア・レイヴンズのオジー・ニューサムはジェネラルマネージャー兼上級副社長に昇格された。NFLマイノリティ・コーチング・フェロウシップ・プログラム出身のマーヴィン・ルイスは、シンシナティ・ベンガルズのヘッドコーチに任命された。19年間スカウトや選手人事に携わってきたロッド・グレイヴズは、アリゾナ・カーディナルズのフットボール運営責任者となった。ジェイムズ・ハリスは、ジャクソンヴィル・ジャガーズの選手人事責任者の役職を得た。
 さらには、今オフに6人のアフリカ系アメリカ人がコーディネーターに任命され、2003年のNFLでは、過去最高となる14人のアフリカ系アメリカ人オフェンス/ディフェンス・コーディネーターが在職している。
 NFLはまた、今回のオフシーズンに、NFLヨーロッパ・リーグでの新たなインターンシップ・プログラムも開始した。NFLとNFL選手会が共同で行うNFLコーチング・インターンシップ・プログラムでは、6人の現役選手と12人の元選手が、1ヶ月に及ぶNFLヨーロッパのタンパ・トレーニングキャンプに派遣され、コーチ経験を積んだ。そのうち6人の元選手が、6月まで10週間にわたるNFLヨーロッパシーズンでもコーチ職を続行することになった。彼らは、今年の夏のNFLトレーニングキャンプで、NFLマイノリティ・コーチング・フェロウシップの一環としてNFLチームに参加する。

高得点のプロボウルがハワイでのビッグヒットに
NFLのオールスターゲームが地元に2千8百万ドルの経済効果をもたらした
 
インディアナポリス・コルツQBペイトン・マニングを含む多くのNFLスターが、プロボウルウィーク中に空母カール・ヴィンソンを訪れた
NFL Photos
 NFL最高のプレーヤーたちが、2月2日にハワイのアロハ・スタジアムに集った50、125人の超満員の観衆を興奮させるオフェンス力を発揮し、2003プロボウルを特別な演出で飾って、NFL83年目のシーズンが閉幕した。
 24年連続でプロボウルの会場となったハワイで、AFCオールスターが、NFCオールスターを45―20で下した。
 「プロボウルは素晴らしいイベントです」とNFLコミッショナー、ポール・タグリアブーは語る。「私にとってプロボウルの重要な点の一つは、ハワイの人々の手厚いもてなしです」。
 NFLが毎年行うオールスターゲームは、地元経済にも大きな影響をもたらしている。ハワイ観光局(HTA)の見積もりでは、今年のプロボウルの経済効果は、観光客の消費額2千8百万ドルに加え州税は270万ドルに及んだとされている。また、HTAによると、プロボウル観戦のために18、000人がハワイを訪れたという。
 ABCの中継では、世界有数の観光地ハワイの美しい風景が映し出されていた。試合の中継は900万人以上の視聴者を得たと推定され、2002年に比べて46%の増加。
 「プロボウルは、ハワイにとって経済的にとても大きいです」と語るのは、HTA専務理事のレックス・ジョンソン。「しかし何よりも、プロボウル自体が我々の社会の一部となっています」。
 NFLは、恒例となっている地域社会への還元をプロボウルウィークに行い、地元の複数の慈善団体に10万ドルの寄付をした。NFLのオールスターたちは、病院を訪問したり、空母カール・ヴィンソンを訪れたりするなど米軍との交流も盛んに行っていた。
 フィールド上では、マイアミ・ドルフィンズのRB(ランニングバック)リッキー・ウィリアムズが、プレーヤー・オブ・ザ・ゲームの栄誉を勝ち取り、プロボウル初出場に花を添えた。ウィリアムズは11キャリーで56ヤードを走り、2つのTDを挙げた。また、3度のレシーブで18ヤードを稼ぎ、スペシャルチームではファンブルをひとつ強いている。
 「これらの偉大な選手を相手に、この試合でプレーできるのは本当に光栄です。またここに戻ってきて、同じようなプレーをしたいと思います」とウィリアムズ。
 来年のプロボウルは、ハワイでの25度目の記念開催となる。

アダムズのギフトがフットボールで若い犯罪者に希望を与える
1万ドルの寄付で拘留センターが7年ぶりに試合を行う
 
タフト・ユース・ディヴェロップメント・センターのホームゲームに参加した選手とコーチ
NFL Photos
 テネシー・タイタンズのオーナーK・S・(バド)・アダムズは、昨年夏、テネシー州パイクヴィルにあるタフト・ユース・ディヴェロップメント・センターに対し、同センターのフットボールプログラムで使うための寄付として1万ドルを贈った。刑事告発を受けて拘束された10代の少年を収容する同センターは、同州では唯一、フットボールチームを持つ少年拘置所である。
 寄付によって球場が改良されたおかげで、タフト・ユースセンター・タイガーズは、7年ぶりのホームゲームを11月1日に戦った。声援を送る観衆の前で、彼らはセント・アンドルーズ・シワニー・マウンテンライオンズを30対16で下した。
 タイガーズのヘッドコーチを11年間務めるロバート(ルースター)・ワーシングトン・コーチは、寄付によってウェイトルームで必要だった器具も揃えることが出来たと語り、アダムズの寛大さに感謝している。
 「人々が自分を大切に思ってくれたことや、自分や他の生徒のことも忘れられていないと感じさせてくれました。アダムズさんとタイタンズ基金からの寄付を頂いて、本当に幸せに思っています」と語るのは、タイガーズのLBロッキー(未成年のプライバシーを守るため苗字は省略)。
 「選手たちに強調したのは、ひとつ試合を落としても、次の週には必ずそれを取り返すチャンスが巡って来るということです」とワーシングトンは語る。「人生ととても似ているのです。この子たちがここにいるのは、それなりの理由がありますが、彼らにはもう一度初めからやり直して新たな人生を歩むチャンスがあるのです」。
 タフトのカウンセラー、メリー・アンダーソンも同意する。「フットボールは、子供たちにとってとても良いスポーツです。チームに残るためにはきちんとした行動が必要ですから、団体で一緒に動くことや指示に従うことを覚えるのです」。
 ある施設を抜け出した少年が、フットボールをプレーすることが出来るからタフトに来たいと要請した。「物事には理由がありますから、僕がここに来たのもフットボールという理由があったからだと思います。フットボールは、奨学金など、自分に対して何か新しい道を開いてくれる可能性があるのです」。と少年は語った。
 もう一人のプレーヤー、マシューは、フットボールをプレーする決断をする前、タフトの最も厳重な監禁を受け、『ユニット』の異名を取っていた。
 「前にフットボールをしたことはないけれど、激しい部分は気に入っています。そこに興味を持ちました。思っていたよりもはるかに多くを学びました」とマシュー。
 OLとLBを兼任するジョーは、「フットボールは、ここにいる間の自分たちをトラブルから遠ざけてくれます。練習をして、毎日を楽しみにすることで、時間が早く経ちます」と話す。
 タフトへの寄付のほか、アダムズと妻のナンシーは、テネシー州全体にあるユナイテッド・ウェイの支部に対して20万2千5百ドルの寄付を2002年に行った。昨シーズン、試合前のセレモニーとして行われた『タイタンズ・ユナイテッド・ウェイ・サルート』では、全42のユナイテッド・ウェイのオフィスに勤める役員を表彰した。1997年にタイタンズがテネシーに移転して以来、地元の慈善団体には750万ドル以上の寄付が為されており、そのほとんどがアダムズ家とタイタンズ基金からの直接のギフトだった。

人気トップを独占するNFL
 
NFL Photos
 アメリカ人はフットボールを愛しており、先日行われた世論調査ハリスポールでも、NFLのトップスターが彼らの身近な存在であることが証明された。先ごろ行われた調査によると、グリーンベイ・パッカーズのQBブレット・ファーヴ(左)、オークランド・レイダーズWRジェリー・ライス、アリゾナ・カーディナルズRBエミット・スミスの3人が、アメリカ人の好きなスポーツスタートップ6にランクインした。
 調査結果は、去る1月21日から27日まで、全米の成人を対象にオンラインで行われた2、201のインタビューを基にしている。
 ファンのトップ10リストには、NFLの現役/元選手5人が含まれており、他のスポーツリーグよりも多い人数となっている。ファーヴは3位、ライスは4位、スミスは6位につけ、元デンヴァー・ブロンコズのQBジョン・エルウェイと、プロフットボール殿堂入りしている元ピッツバーグ・スティーラーズのQBテリー・ブラッドショーが9位で並んでいる。ブラッドショーは、現在FOXのNFLスタジオ・コメンテイターとして活躍している。


NFLが若年フットボールのフィールド改修に貢献
17の地域社会での改修資金に160万ドルを寄付
ユース・フットボール基金は、競技への参加からコーチング、フィールドの改良まであらゆる面で若年フットボールを支援している
NFLコミッショナー、ポール・タグリアブー
 
NFLP/Paul Spinelli
 デトロイト、ヒューストン、ニューイングランド、シアトルのNFLチームは、2002年に芸術的な新スタジアムをオープンさせた。しかし、新しい施設を楽しむのは、これらのNFLチームだけではない。
 NFLは、今年、NFLグラスルーツ・プログラムの一環として、全米の17の若年フットボールフィールドを建設・改修するために160万ドル以上の寄付を行った。
 そのうちの2つが、タンパのスカイウェイ・パークとミネソタ州セントポールのグリフィン・スタジアム。両球場共に毎日使用され、相当な摩耗を受けている。
 スカイウェイ・パークは、タンパ地区の2、900人以上の子供たちに使われている。「この球場は、毎週土曜日になると朝の7時から夜11時までスパイクで踏みつけ続けられるのです」と語るのは、息子が同球場で若年フットボールをプレーするマーク・フォガティ。「NFLの寄付は、天からの恵みです」。
 「セントポールにはあまりスタジアムがないので、グリフィン・スタジアムの使用頻度は高くなるのです」と語るのは、セントポールのクレティン・ダーハム・ホール高校出身の、ミネソタ・ヴァイキングズのプロボウルCマット・バーク。「あれだけ使われれば、フィールドは相当傷むでしょう」。
 グリフィン・スタジアムでは、人工芝への改修、スコアボードと客席の新設が改修プランに組み込まれている。スカイウェイ・パークは、6エーカーのプレイング・フィールドが改修される。
 NFLとNFL選手会が若年フットボールの支援を目的に設立した、1億5千万ドルの資金を持つNFLユース・フットボール基金は、NFLグラスルーツ・プログラムのために資金を提供している。1998年以降、NFLグラスルーツは800万ドル近くの寄付を行い、50を超える都市部での88のフットボールフィールドを再建するために地域社会の団体を支援してきた。
 今年、グラスルーツ・プログラムに指定されたフットボールフィールドには、新しく建設されるものや、潅水システム、照明、客席、スコアボード、ゴールポストなどの設置で改良されるものが含まれている。選ばれた都市は、アトランタ、ボルティモア、ブロンクス(NY)、シャーロット、チェルシー(MA)、ダラス、デトロイト、ヒューストン、マイアミ、マンホール(PA)、ニューオーリンズ、ニューアーク(NJ)、オークランド、セントルイス、セントポール、サンディエゴ、タンパ。
 デトロイトでは、ポリス・アスレティック・リーグが、デトロイト・リクリエーション部とユース・スポーツ・アンド・リクリエーション・コミッションと共に10万ドルの寄付を受け、市内のハーモニー・ヴィレッジ地区にあるバッツェル・プレーフィールドに新たなフィールドを建設する。
 「プロスポーツリーグは、大金を稼いで地域社会には全く還元しないという人がいますが、それは間違いです」と語るのは、デトロイト・ニューズのコラムニスト、ロブ・パーカー。「新聞の一面で取り上げられることはないでしょうが、地域社会への貢献は常に行われているのです」。
 「グラスルーツ・プログラムは、ユース・フットボール基金が機能していることを具体的に示しています」とNFLコミッショナー、ポール・タグリアブーは語る。「ユース・フットボール基金は、競技への参加からコーチング、フィールドの改良まで、あらゆる面で若年フットボールを支援しているのです」。

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