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SPRING, 2003 No.22
エヌエフエルレポート・ジャパン 2003年春号 通巻22号
発行日: 2003年(平成15年)3月30日
発行所: NFL JAPAN(株) |
| 本場NFLを目指す 日本人チアリーダー |
| 第2回NFLチアリーダーズオーディションで 4名が米本選に挑戦
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| 初めて日本予選を通過した正垣香織さん (C) NFL JAPAN/Yukihito
Taguchi |
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全国から集まった44名の受験者(3月21日、コナミスポーツクラブ品川)
(C)NFL JAPAN/Yukihito Taguchi |
「心身ともに優れ、知性・タフネス・人間性を合わせ持つ、洗練され、自立した女性」として、全米の女性の憧れの的であるNFLチアリーダー。約7万人の観衆から注目される夢の大舞台へ、今年も日本人女性が挑戦する第2回NFLチアリーダーズオーディション日本予選(主催 NFL・NFLジャパン、協賛 VISAインターナショナル・大塚ベバレジ株式会社・株式会社リーボックジャパン、協力 コナミスポーツ株式会社)が、3月21日から2日間の日程で行われた。
今回のオーディションは、昨年のサンフランシスコ・フォーティナイナーズ・ゴールドラッシュに加え、サンディエゴ・チャージャーズ・チャージャーガールズの2チームが選考にあたり、チャンスが拡大された。
初日は東京・品川にあるコナミスポーツクラブ品川にて、ダンスオーディションが行われた。オーディションには44名が参加。社会人XリーグやサッカーJリーグの現役チアリーダーを始め、過去2年連続でサンフランシスコ・フォーティナイナーズ・ゴールドラッシュに所属した安田愛も参加した。振付師のジェニー・サボによる振り入れが始まると会場は緊張感に包まれたが、3人一組になって行われる審査が始まると、参加者達は手拍子でリズムを取ったり、互いに励まし合ったりと、常に思いやりを持って行動するというチアスピリッツ溢れるオーディションとなった。
2次審査に進んだ32名の中から半数の16名が22日の面接に進み、最終面接ではゴールドラッシュに安田愛(前ゴールドラッシュ、27歳)、若松由佳(フリー、29歳)、チャージャーガールズに柳下容子(アルビレックス・チアリーダーズ、26歳)、正垣香織(松下電工インパルス、26歳)の計4名が通過した。4名は4月上旬にサンフランシスコ、サンディエゴでそれぞれ行われる本選に合流した。また、今回の協賛でNFLとライセンス契約を結んでいる株式会社リーボックジャパンから、齋藤佳子(富士通チリアリーディングクラブ、27歳)に『リーボック賞』が贈られ、今後1年間、日本国内に於けるリーボックフィットネス商品の広告モデル等、リーボックフィットネスの親善大使的な役割を務めることになる。
ダンスオーディションは一般にも無料公開され、約500名余りがオーディション参加者に声援を送った。日本大学桜丘高校でチア競技を行っている大平直子さん、三田陽子さん、上津原麻奈未さんは、「NFLのチアリーダーは遠い存在だけれど、英語も踊りも勉強して、いつか一緒に踊ってみたい」と、オーディションの振付に目を凝らしていた。
日本でのNFLファンの拡大を図る活動の一環として昨年から行われているオーディションだが、今年度からは『NFLチアリーダーズプロジェクト』(主催 NFLジャパン、協賛 VISAインターナショナル・大塚ベバレジ株式会社・株式会社リーボックジャパン)として、NFLチアリーダーを目指す日本人女性をサポートしていく体制が整えられた。審査員を務めたマリア・ルーニーe2kスポーツ・バイスプレジデントは、「ダンスを通して、参加者達のアピールポイント、性格の良さ、NFLチアへの熱い思いを感じることが出来た。彼女たちの活動を通して、NFLをより日本に広めたいと考えている。また、今後は東京近郊だけでなく、全国各地から応募してもらえるよう、日本オーディションの認知度を高めたい」と、今後の展望を語った。 |
| ゴールドラッシュでの
一年を振り返って |
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2002年NFLサンフランシスコ・フォティナイナーズのサイドラインに立った安田愛さん
(C)AKAMARO NAGAHAMA/NFL JAPAN |
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| 頑張り屋で涙もろいと自己分析。穏やかな口調が印象的だ (C)K.Ogawa |
サンフランシスコ・フォーティナイナーズのチアリーダー、ゴールドラッシュの一員として、二年目のシーズンを終えた安田愛さん。
2002年8月には、NFL OSAKAで来日、日本のファンにも元気な姿でNFLをアピール。ゴールドラッシュ内でも、ベテランとして、ルーキーの指導役である「シスター」を務めるなど、NFLチアリーダーとしてキャリアを積んだ。
「昨シーズンは、ダンス以外の部分で、特に成長できたと思います。一年目は言葉も余り分からず、苦い思いを沢山しました。ファンとの交流でも思うように考えを伝えられず、フィールドでの応援以外では、消極的になってしまったんです。
加えて、NFLやゴールドラッシュの役割をしっかり分かっていなかったことを痛感して、二年目にチャレンジしました」
反省を踏まえて、自分を積極的にアピールした昨年は、自分の意見を言えるようになり、チームメイトからも認められたと実感することが多くなった。
「ダンスは次の週までに完璧に覚えて、皆に聞かれても『こうやるんだよ』と、すぐに答えられるようにしました。それが何週間も続くと、皆にも私がすぐに振付を全部覚えられるということが伝わりました。
また、8月に来日した時に、私がリーダーシップを取れたのが良かったと思います」
ゴールドラッシュは毎年、シーズンを締めくくるバンケットと呼ばれるパーティーを開く。その席で、安田さんは4人しか貰うことの出来ない、Most Dedicated
Awardという、最も貢献したチアリーダーに贈られる賞を受賞した。
「この賞を貰ったときは本当に嬉しかったです。
いつでも優しい気持ちでいられる、正直に素直でいること、そして何に対しても一生懸命頑張ることを惜しまない。それが私の強みだと分かり、活動することが出来たからだと思います」
3月末には2003年度NFLチアリーダーオーディション日本予選を通過し、サンフランシスコで行われる本選に3度目のチャレンジをすることが決まった。
「戦争が始まりましたが、こんな時だからこそ、チームのファンや選手を元気づける以上に、多くの人を元気づけることに挑戦したいと思っています。
また、アジアの他の国々にも、NFLのフットボールという面白いスポーツを広めたいという夢があります」
ゴールドラッシュの一員となってから、安田さんは常に次の世代のことを考えるようになったという。将来の夢も大きく広がりつつあるようだ。
「将来は、日本でも小さいときからチアリーダーになりたいと女の子が思えるような、普及活動をしたいと思います。ずっと好きなこと、チアリーディングに携わっていたいですね」と、キュートな笑顔が弾けた。 |
| 先輩に続け!
NFLチアワークショップ開催 |
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チアリーダーたちの憧れ、三田智子さん(左)と石田季子さん(右)
Yukihito Taguchi/NFL JAPAN |
NFLチアリーダーズ・オーディションに先駆け、2月22日、東京・田町にてNFLチアリーダーになるための準備をテーマにしたNFLチアリーダーズオーディションワークショップが開催され、日本各地から33名が参加した。
三田智子(1998、2000年ダラス・カウボーイズ・チアリーダーズ)、石田季子(2001年サンフランシスコ・フォーティナイナーズ、ゴールドラッシュ・チアリーダー)の二人によるトークショーでは、アメリカでの暮らしぶりやNFLチアリーダーに求められるものとして、「ダンスを踊ればいいのではなく、地域密着型のチームとして、地域の方々を応援していこうという気持ちや、チーム状況を常に把握しているバランス感覚が大切」と心構えを繰り返しアドバイスした。また、ヘアメイクやオーディション時の服装など、美しさを引き立てるコツを伝授。トークショー終了後には、会場を片づけ、オーディションを想定したダンスレッスンを行い、重要ポイントを細かく指導した。
NFLのチアリーダーとして活躍した二人の温かい励ましを受け、参加者たちも笑顔で帰途に就いた。 |
| W杯アジア予選、日本が韓国に圧勝 |
| 7月上旬ドイツでの本戦で連覇を狙う |
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| 阿部敏彰W杯日本代表監督 (C)K.Ogawa |
日本フットボール界の叡智を集結したオールジャパンが、7月上旬にドイツ・フランクフルトで開催される第2回IFAFワールドカップの連覇を目指して緒戦を突破した。
曇天の2月23日、大阪・長居球技場に1万4千人の観客を集めて開催されたアジア予選では、ディフェンディング・チャンピオンの風格を見せ付ける戦い振りで、韓国に88対0で勝利した。
日本は開始早々、韓国のファンブルをリカバーし、ランニングバック森本裕之(富士通フロンティアーズ、29歳)が先制TDを挙げると、攻守ラインが圧倒的な力の差を発揮。RB森本、古谷拓也(シーガルズ、24歳)がそれぞれ4TDずつ挙げたほか、CB渡辺雄一(シーガルズ、27歳)のインターセプトリターンTDを含む11TDを量産した。韓国は米NCAAディヴィジョン3のラ・ヴァーン大出身のクォンらRB陣に集中的にボールを集め、ラン中心の攻撃を組み立てたが、ファーストダウン更新3回にとどまり、得点はならなかった。
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| 第2回アメリカンフットボールW杯、アジア地区予選で韓国を完封、連続世界一を狙う日本代表(赤色ユニフォーム、2003年2月23日、長居球技場)
(C)K.Ogawa |
日本アメリカンフットボール協会は、1月15日に学生3名を含む47名の選手を選出。国際アメリカンフットボール連盟(IFAF)規定ではベンチ入りは45名のため、2月16日に4度目の合同練習を終えた後、2人がカットされた。1999年にイタリア・パレルモで開催された第1回大会でも監督を務めた阿部敏彰監督(アサヒビールシルバースター監督)以下、6名のコーチは留任するが、本選出場選手は5月末頃に発表される見通しだ。今回の予選に日程の都合で参加できなかったNFLヨーロッパリーグ参戦組のメンバー入りも有力だ。
ワールドカップ本選は7月10日から12日にかけて、トーナメント方式で行われる。出場国は開催国のドイツ、アジア・オセアニア地区代表の日本、ヨーロッパ代表のフランス、北南米大陸代表のメキシコの4ヵ国。オセアニア地区のオーストラリア、北米のカナダは不参加を表明した。
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