|
|
AUTUMN,
2003 No.24
エヌエフエルレポート・ジャパン 2003年秋号 通巻24号
発行日: 2003年(平成15年)9月30日
発行所: NFL JAPAN(株) |
| 「今年も行くぞ!」 |
| 興奮がよみがえる 2003年シーズンの幕開け |
 |
ビル・パーセルズ
James D. Smith |
セイアウがマイアミに、プラマーがデンヴァーに、マリウッチがデトロイトに…そしてパーセルズがダラスに。
これらはすべて、84年目のシーズンを迎えるNFLが、予測できない変化を続けて毎年衝撃を与えてくれていることの証明である。
NFLが、多くの興奮とともに戻ってきた。
「今年も行くぞ!」スーパーボウルXXXVIIチャンピオン、タンパベイ・バッカニアーズのオフェンシブタックル(OT)、ケニヤッタ・ウォーカーが叫んだ。
ほとんどのアメリカ人がこの気持ちに呼応するだろう。調査によると、アメリカ人の3分の2近く(64・7%)が、NFLシーズンの開幕に興奮を覚えるという。
もしも今年が、去年と同様のシーズンになるとしたら、ファンは席から離れるべきではない。2002年シーズンでは、1試合の平均得点(43・3点)が過去19年間で最多となり、一試合平均獲得距離(656・7ヤード)は、過去7年間で最高となった。
更には、半分以上の試合(全体の53・5%)が8点差以内、4分の1(24・6%)が3点差以内の接戦だった。
 |
 |
2003年シーズンに新ユニフォームを着るジェイク・プラマー(上)とピアレス・プライス(下)
Jimmy Cribb |
昨年、ルーキーながらプロボウルでプレーしたニューヨーク・ジャイアンツのタイトエンド(TE)、ジェレミー・ショッキーは「全ての試合が接戦でした」と振り返る。「NFL入りして最初にとまどった顕著な点は、つねに試合が接戦だということです。誰もが勝てる力を持っているリーグでプレーするのは厳しいことです」。
しかし、それは同時にエキサイティングでもあり、今年も同じ展開となることだろう。
はたしてバッカニアーズはスーパーボウル連覇できるのか、全員がフロリダ半島の西海岸に注目する。連覇は容易いことではない。過去7度しか達成されたことがなく、最後は97―98年度のデンヴァー・ブロンコズだ。
史上最年少(39)でのスーパーボウル優勝を成し遂げたタンパベイ・バッカニアーズのジョン・グルーデン・ヘッドコーチ(HC)は、「勝つために必要なことは学びました」と語る。「勝利の味は格別でした。その味を思い出すだけで、やる気を存分に起こさせてくれます」。
もちろん、他の31チームも同様に強い意欲を持ち、気合十分である。彼らもより一層力を入れ、2003年シーズンへ向け変革を行った。
去年、6年ぶりにプレーオフ進出を逸したマイアミ・ドルフィンズは、昨年リーグ3位につけて力を見せつけたディフェンスに、オールスターの常連ラインバッカー(LB)ジュニア・セイアウを加えた。
デンヴァー・ブロンコズは、逆転の達人クォーターバック(QB)、ジェイク・プラマーを獲得、プレーオフに再び駒を進めることを期待している。
アトランタ・ファルコンズは、昨年NFL8位のレシーバー、ピアレス・プライス(94キャッチ)を加え、NFLで最もエキサイティングなQBの一人、マイケル・ヴィックとのホットラインを完成させた(ヴィックはケガでシーズン序盤を欠場の予定)。アトランタのファンが、ファルコンズに期待を抱いていないのでは?という向きもあるようだが、7月のある土曜日に、ファルコンズは1試合のチケットをわずか26分間で完売している。
2003年シーズンに居場所を変えるのは選手たちだけではない。5人の新HCがチームの指揮を執ることになった―ジャクソンヴィルのジャック・デルリオ、サンフランシスコのデニス・エリクソン、シンシナティのマーヴィン・ルイス、デトロイトのスティーヴ・マリウッチ、ダラスのビル・パーセルズ。
新築・改築されたスタジアムもあり(シカゴ、グリーンベイ、フィラデルフィア)、新たなユニフォーム(アトランタ、デトロイト)やTV中継での新たな顔ぶれ(ESPNのラッシュ・リンボー、ABCのリサ・ゲレーロ)も見られる。
変わらないのは、NFLのシーズンに毎週出現するサプライズだ。不変のものがあるのは、幸運なことだ。 |
| NFLネットワークが11月4日にデビュー |
11月の第一火曜日と言えば、大統領選挙の日。しかし今年は、フットボールファンにとってはもうひとつ重要な意味を持つ日となる。
NFLとフットボールのみを放映する初の24時間ネットワーク、『NFLネットワーク』が11月4日(火)にデビューするからだ。NFLネットワークは、数百万のファンの情熱を呼び起こす『NFL』と偉大なスポーツであるフットボールのための集会場になってくれる。
NFLネットワークの主力番組は、週日の午後8時からオンエアされる『NFLトータル・アクセス』。月曜から金曜まで、1時間放送される『NFLトータル・アクセス』は、フットボールファン必見の番組となる。同番組では、チームから直接最新ニュースを届け、選手やコーチの舞台裏の姿、そしてNFLの過去・現在・未来を多角的な視点から捉えて視聴者に提供する。
NFLネットワーク独自のアクセスにより、フィールド内外での選手の生活があらゆる角度から映し出される。ロサンジェルズで収録されるNFLトータル・アクセスは、有名人をゲストに招き、ハリウッドと芸能界がNFLとどのように接しているかも紹介する。
NFLフィルムズと、NFLフィルムズが所有する長さ1億フィートに及ぶNFL関連映像が、同番組とNFLネットワークの技術部門で主要な役割を果たす。ニュージャージー州マウント・ローレルにある、18、500平方メートルのスタジオ・コンプレックスから、NFLフィルムズは、テレビ・映像関連では最大規模の能力を提供する。従来の放送に加え高解像度映像での放送も可能な、完全装備のライブ映像コントロールルームを擁するNFLフィルムズは、最先端のテクノロジーを駆使してNFLネットワークに最高品質の番組をもたらす。
NFLフィルムズプロデュースによるオリジナル番組のひとつが、『NFLフィルムズ・プリゼンツ』。1時間の同番組は、火曜日から土曜日までの午後9時から放送される。更には、翌週の試合を詳細に分析する60分番組、『プレイブック』も開発中だ。『プレイブック』は、火曜日から土曜日までの午後10時からオンエアされる。
元ESPN会長でABC―TVの社長も務めた、現NFLメディア担当上級副社長兼NFLネットワーク最高経営責任者、スティーヴ・ボーンスティーンは、テレビ界での25年以上に及ぶ経験をNFLにもたらした。ボーンスティーンは既に行動を起こしており、昨年12月にディレクTVとの間で交わされた、『サンデー・チケット』の2007年までの延長交渉で重要な役割を担っていた。更にボーンスティーンは、全米で1、150万世帯に配信する衛星プロバイダに、NFLネットワークを基本サービスに取り込むよう交渉をした。
「NFLを大事に育て、その成功を祝福するテレビ局をスタートさせることに大きな興奮を感じています」とボーンスティーン。「豊富な歴史を持つNFLで我々が目標とするのは、革新的な手法と最先端の技術を用いて、NFLのブランドが作り得る最高品質の内容を持ち、NFLの伝統を讃える番組をファンに提供することです」。
ボーンスティーンのチームは、テレビ局の開局に必要な技術的・戦略的要素を綿密に準備してきた。番組編成と人材配置は、11月4日のスタートに向けて準備が完了している。
この7年間、ESPNの『スポーツセンター』でメインキャスターのひとりとして活躍し、賞賛を集めているリッチ・アイゼンが、NFLネットワークに加わった。その知識、洞察力、ユーモアで知られるアイゼンは、1990年代にボーンスティーンと共にESPNで仕事をした経験がある。アイゼンは、『NFLトータル・アクセス』と『NFLフィルムズ・プリゼンツ』のホストを務める。
NFLネットワークは、NFLとフットボール関連の番組を年間365日放送する。オリジナル番組とNFLフィルムズのライブラリー、そしてプリシーズンゲームの放送により、NFLネットワークは、アメリカで最も人気のあるスポーツへの独自のアクセスを通じて、ディープで興味深く革新的番組を幅広い視聴者に提供するケーブル・衛星チャンネルとなる。 |
|
| パーティを始めよう |
フットボールと音楽の豪華ショーで
NFLが84度目のシーズンを開幕
11月の第一火曜日と言えば、大統領選挙の日。しかし今年は、フットボールファンにとってはもうひとつ重要な意味を持つ日となる。
NFLとフットボールのみを放映する初の24時間ネットワーク、『NFLネットワーク』が11月4日(火)にデビューするからだ。NFLネットワークは、数百万のファンの情熱を呼び起こす『NFL』と偉大なスポーツであるフットボールのための集会場になってくれる。
NFLネットワークの主力番組は、週日の午後8時からオンエアされる『NFLトータル・アクセス』。月曜から金曜まで、1時間放送される『NFLトータル・アクセス』は、フットボールファン必見の番組となる。同番組では、チームから直接最新ニュースを届け、選手やコーチの舞台裏の姿、そしてNFLの過去・現在・未来を多角的な視点から捉えて視聴者に提供する。
NFLネットワーク独自のアクセスにより、フィールド内外での選手の生活があらゆる角度から映し出される。ロサンジェルズで収録されるNFLトータル・アクセスは、有名人をゲストに招き、ハリウッドと芸能界がNFLとどのように接しているかも紹介する。
 |
| ブリトニー・スピアーズがキックオフ・ウィークエンドのショーに出演NFL
Photos |
NFLフィルムズと、NFLフィルムズが所有する長さ1億フィートに及ぶNFL関連映像が、同番組とNFLネットワークの技術部門で主要な役割を果たす。ニュージャージー州マウント・ローレルにある、18、500平方メートルのスタジオ・コンプレックスから、NFLフィルムズは、テレビ・映像関連では最大規模の能力を提供する。従来の放送に加え高解像度映像での放送も可能な、完全装備のライブ映像コントロールルームを擁するNFLフィルムズは、最先端のテクノロジーを駆使してNFLネットワークに最高品質の番組をもたらす。
NFLフィルムズプロデュースによるオリジナル番組のひとつが、『NFLフィルムズ・プリゼンツ』。1時間の同番組は、火曜日から土曜日までの午後9時から放送される。更には、翌週の試合を詳細に分析する60分番組、『プレイブック』も開発中だ。『プレイブック』は、火曜日から土曜日までの午後10時からオンエアされる。
元ESPN会長でABC―TVの社長も務めた、現NFLメディア担当上級副社長兼NFLネットワーク最高経営責任者、スティーヴ・ボーンスティーンは、テレビ界での25年以上に及ぶ経験をNFLにもたらした。ボーンスティーンは既に行動を起こしており、昨年12月にディレクTVとの間で交わされた、『サンデー・チケット』の2007年までの延長交渉で重要な役割を担っていた。更にボーンスティーンは、全米で1、150万世帯に配信する衛星プロバイダに、NFLネットワークを基本サービスに取り込むよう交渉をした。
「NFLを大事に育て、その成功を祝福するテレビ局をスタートさせることに大きな興奮を感じています」とボーンスティーン。「豊富な歴史を持つNFLで我々が目標とするのは、革新的な手法と最先端の技術を用いて、NFLのブランドが作り得る最高品質の内容を持ち、NFLの伝統を讃える番組をファンに提供することです」。
ボーンスティーンのチームは、テレビ局の開局に必要な技術的・戦略的要素を綿密に準備してきた。番組編成と人材配置は、11月4日のスタートに向けて準備が完了している。
この7年間、ESPNの『スポーツセンター』でメインキャスターのひとりとして活躍し、賞賛を集めているリッチ・アイゼンが、NFLネットワークに加わった。その知識、洞察力、ユーモアで知られるアイゼンは、1990年代にボーンスティーンと共にESPNで仕事をした経験がある。アイゼンは、『NFLトータル・アクセス』と『NFLフィルムズ・プリゼンツ』のホストを務める。
NFLネットワークは、NFLとフットボール関連の番組を年間365日放送する。オリジナル番組とNFLフィルムズのライブラリー、そしてプリシーズンゲームの放送により、NFLネットワークは、アメリカで最も人気のあるスポーツへの独自のアクセスを通じて、ディープで興味深く革新的番組を幅広い視聴者に提供するケーブル・衛星チャンネルとなる。 |
|
| 歩いて貢献 |
ウッディ・ジョンソンが
狼瘡治療法の発見のため行進に参加 |
|
 |
ジェッツオーナー、
ウッディ・ジョンソン
NFL Photos |
ニューヨーク・ジェッツのオーナー、ウッディ・ジョンソンとジェッツのプレーヤーが、先日ニュージャージーで開かれた行進に数千人の人々と共に参加した。彼らの目的は、主に若い女性に見られる自己免疫疾患、狼瘡(ルーパス=皮膚結核)の治療につながる寄付金を集めること。
今年が第1回目となるニュージャージー州で行われた行進『ウォーク・ウィズ・アス・トゥ・キュア・ルーパス』には2、500人近くの人が参加し、『アライアンス・フォー・ルーパス・リサーチ(ALR)』への寄付金を募った。行進の最後はニュージャージーのメドウランズで、50ヤードラインに沿って歩いた後、球場のコンコースに向かって行った。
ジェッツのオーナーにとって、狼瘡との戦いは個人的な意味合いも含まれている。ALRの共同設立者であるジョンソンは、親族が6年前に狼瘡と診断されたため、募金活動に参加するようになった。
「私は当時、若年型糖尿病リサーチ基金の会長をしており、リサーチの支援にどのような団体の設立が必要かを理解していました」とジョンソン。「大病である狼瘡を取り巻く環境を検証すると、全くと言っていいほど資金援助が行われていなかったのです」。
「集められた寄付金は、全て狼瘡の治療・処置・防止に役立てられます」とジョンソン。「これまで、リサーチの助成金として5万ドルをもらえれば幸運だった科学者たちに、今後2年間で平均50万ドルが渡るようになります」。
ジェッツ球団と多くの寛大なスポンサー、チーム、キャプテン、行進参加者、行進の運営に参加した人々の協力により、ALRは35万ドルの寄付金を集めることが出来た。 |
|
| モデール夫妻の社会貢献を表彰 |
 |
2003年コミュニティ・リーダーシップ賞を受賞したボルティモア・レイヴンズ・オーナー、アート・モデールと妻のパット
David Trozzo |
ザ・ポインツ・オブ・ライト基金とボランティア・センター・ナショナル・ネットワークが、2003年コミュニティ・リーダーシップ・アウォードをボルティモア・レイヴンズのオーナー、アート・モデールと妻のパットに贈った。
モデール夫妻は、ボルティモア地区での様々な慈善活動が認められ、同賞を受賞。授賞式は、ボルティモア・コンヴェンション・センターで行われた、ナショナル・カンファレンス・オブ・コミュニティ・ボランティアリング・アンド・ナショナル・サービスの中で行われた。
ザ・ポインツ・オブ・ライト基金は、同カンファレンスを開催する都市で優れたボランティア活動をした市民を表彰するコミュニティ・リーダーシップ・アウォードを1992年に設立した。
「この賞をパットと共に手にすることが出来たのは、私にとって格別な出来事です」とアート・モデール。「我々は、この賞を家族とレイヴンズのメンバーと共に共有したいと思います。我々の周りには、普段から献身を惜しまない素晴らしい人々がたくさんいるのです」。
アート・モデールが地域社会でのリーダーシップを発揮している活動には、彼自身が理事や代表を務めた経験を持つ、世界的にも有名なクリーヴランド・クリニックなどの健康・保健団体の支援がある。モデールはまた、カリフォルニア州パームデザートのアイゼンハワー・メディカルセンターの理事を務め、教育活動にも関わってボールドウィン=ウォレス・カレッジとクリーヴランド・ステイト大学の理事も務めている。
彼が現在拠点を置いているボルティモアでは、モデールが持つビジネスマンと社会ボランティアとしての才覚が、価値のある目的達成のために多額の寄付金を集めることへとつながっている。2002年には、『アート・オブ・ケアリング・アウォーズ・バンケット』が、ビッグ・ブラザーズ/ビッグ・シスターズ・オブ・セントラル・メリーランドのために60万ドル以上の寄付金を集めることに成功し、モデールに敬意を表した。
1969年にアートと結婚したパットも、夫の社会奉仕のビジョンを共有している。パット・モデールは元女優で、ブロードウェイの舞台や200を超えるテレビ番組に出演した経験を持つ。彼女は、結婚した年にショービジネスから引退した。
彼女は、レイヴンズ・ファウンデーション・フォー・ファミリーズの設立を手助けし、『ホスピス・アンド・システィック・ファイブローシス』のための募金活動では夫と共に会長を務めた。現在も地元にある多くの団体で理事を務め、虐待を受けた女性や子供を救うボルティモアの施設、ハウス・オブ・ルースの認知を広め、寄付を募る活動にも参加している。
ザ・ポインツ・オブ・ライト基金とボランティア・センター・ナショナル・ネットワークは、数千の地域社会で深刻な社会問題を解決する手助けをする数百万人のボランティアを確保・動員している。様々なプログラムやサービスを通して、同基金は様々な職業に就く人々―
一般企業、キリスト教団体、低所得者層、家族、若者、年配者―を社会奉仕に協力するよう呼びかけている。 |
(c)2002, NFL JAPAN 不許複製および転載を禁じます。
(c)2002, NFL Enterprises, L.P. NFL and the NFL shield design
are registered trademarks of the National Football League. The
team names, logos and uniform designs are registered trademarks
of the teams indicated. No portion of this site may be reproduced
without the express written permission of NFL Enterprises and
Starwave Corporation. NFL Enterprises and Starwave take no responsibility
for third-party material appearing in any bulletin board or
chat sections of this site. All rights reserved. |
|