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燃えた真夏の東京ドーム
●世界を結んだNFLフラッグ



●「今年も行くぞ!」
●NFLネットワークが11月4日にデビュー
●パーティを始めよう
●歩いて貢献
●モーデル夫妻の社会貢献を表彰



●クラフトが地域社会に貢献する学生に奨学金を援助
●スーパーサポート
●コミッショナーの視点
●NFLが新スポンサーを獲得
●貢献のチーフス





●鼓舞と変革
●オフフィールドでも活躍するNFL選手
●NFLとユナイテッドウェイが提携30周年を迎える
●ルーニー一家がルイスとクラークの足跡をたどる
●インターナショナル・フットボール・リーグ




●レイダースは再びAFCの頂点に立てるのか?
●守りに入る:バッカニアーズがアンコールを目指す
●タイタンズが芝を寄付
●年間スケジュール



●日本、アメリカンフットW杯連覇
●NFL初キャッチ
●女子選手も楽しむNFLフラッグフットボール世界大会
●新登場『NFL CLUB』2003年も充実
●フラッグフットボール学校訪問



●NFLに最も近い日本人選手
●チャージャーガールズとしてのデビュー戦を終えて
●NFL ウィミンズ・コレクション 日本初上陸
●マイクロソフトから NFL Fever 2004
●NFLフラッグも、PC用NFL壁紙ゲットも

NFL Report Japan

AUTUMN, 2003 No.24
エヌエフエルレポート・ジャパン 2003年秋号 通巻24号

発行日: 2003年(平成15年)9月30日
発行所: NFL JAPAN(株)

クラフトが地域社会に貢献する学生に奨学金を援助
ロバートとマイラのクラフト夫妻
New England Patriots
  ロバートとマイラのクラフト夫妻が結婚40周年を記念して開いた祝宴で、ジョナサン、ダン、ジョシュ、デイヴィッドのクラフト4兄弟が、両親に特別なプレゼントをした。
 毎年両親を讃えている彼らは、今年のプレゼントとしてロバート・アンド・マイラ・クラフト『ギヴィング・バック』奨学金基金を設立した。同基金は、模範的な社会奉仕をしたボストン市内の若い学生に奨学金を与える。
 「私たちの両親は、博愛精神の大切さを常に語り、若者と教育を彼らの慈善活動の主点においていました」と長男のジョナサンが語る。「そのことから、地域社会に貢献する若者に見返りを与えられる基金を、彼らの名前で設立するのは良い考えだと思ったのです」。
 「この大学奨学金は、ボストン市内の若者に対する奉仕活動に秀でているザ・ボーイズ・アンド・ガールズ・クラブズ・オブ・ボストンが管理・運営し、我々一家は同団体を支援することを誇りに思っています」。
 ロバート・クラフトは、1994年にニューイングランド・ペイトリオッツを買収した際、ニューイングランド・ペイトリオッツ慈善基金を設立した。同基金の主要目的は、寄付を通じてニューイングランド地方の若者や家族が文化の多様性や教育、健康を促進するプログラムに参加する手助けをすること。
 同基金は、クラフト家が地域社会で行っている慈善活動を強調している。マイラ・クラフトは、市内の8、000人を超える子供たちを支える活動を続けるザ・ボーイズ・アンド・ガールズ・クラブズ・オブ・ボストンの元理事会会長を務めた経験がある。ジョシュ・クラフトは、チェルシー・クラブハウス・オブ・ザ・ボーイズ・アンド・ガールズ・オブ・ボストンの創設者で、代表を務めている。同クラブは、少年や少女が、責任ある市民や地域社会のリーダーになるために必要な要素を育む手助けをしている。

スーパーサポート
バッカニアーズのファン・フェストに 45、000人が集った
2003バッカニアーズ・ファン・フェストでファンと話しながらサインをするタンパベイ・オーナー、マルコム・グレイザー
Tom Wagner
 焼けるような暑さの中、タンパベイが毎年恒例のバックス・ファン・フェストを6月14日に行った。暑さにもかかわらず、2002年の最多記録35、000人をしのいで史上最高となったおよそ45、000人が、レイモンド・ジェイムズ・スタジアムに集った。
 スーパーボウルXXXVIIチャンピオンを見にきたファンは、失望することはなかった。バッカニアーズのほぼ全員がファン・フェストに参加し、サインをしたり、写真を撮ったり、握手をしたりして誠実な応援をし続けたファンに感謝の意を表していた。
 「シーズンを通して応援してくれるファンに対し、感謝の気持ちを伝えることが出来る特別な機会だと思います」と語るのは、セーフティ(S)ジョン・リンチ。「ファンがいなければ、我々には仕事がなくなります。彼らはとても大切で、我々はファンを当たり前の存在と思ってはいけないのです」。
 選手たちが参加したサイン会は、いくつかのグループに振り分けられて2度のシフトが組まれて行われたため、行列は比較的スムーズに動き、ファンはひいきの選手をより多く見ることができた。
 サイン会で人気を集めたのは、オーナーのマルコム・グレイザー、ヘッドコーチのジョン・グルーデン、ラインバッカーのデリック・ブルックス、ディフェンシブタックルのウォーレン・サップ、Sのジョン・リンチなど。

ファンがいなければ、
我々には仕事がなくなる。
彼らはとても大切で、
我々はファンを当たり前の存在と
思ってはいけない

セーフティ ジョン・リンチ
 タンパ市長パム・イオリオも姿を見せ、選手やコーチと歓談していた。市長は、地域社会でのバッカニアーズの役割が、感動的な結果を呼んだと語る。
 「彼ら若者たちにとって、選手たちは模範なのです」と13歳の息子を伴った市長は語った。「若い子供たちが、アスリートたちを尊敬する姿には驚かされます。多くのアスリートが、多大な社会奉仕をしてくれています。彼らは、まさに模範的存在なのです」。
 イベントのもうひとつのハイライトは、ファンとバッカニアーズのコーチによる質疑応答だった。途中、グルーデンは立場を逆転し、ファンに対していくつか質問をした。
 「ワールドチャンピオンの一員(ファン)でいることは気分がいいですか?」とグルーデン。「もう一度、達成できると思いますか?もう一度出来るかどうか、不安に思うところはありますか?」
 イベントでは、バッカニアーズのチアリーダーやマスコットのキャプテン・フィアーとの撮影セッション、スーパーボウルシーズンのDVD上映、フィールドでのゲームやアトラクションなども行われた。

コミッショナーの視点
フットボール界の皆さんへ
ブリトニー・スピアーズがキックオフ・ウィークエンドのショーに出演
NFL Photos
 11月の第一火曜日と言えば、大統領選挙の日。しかし今年は、フットボールファンにとってはもうひとつ重要な意味を持つ日となる。
 NFLとフットボールのみを放映する初の24時間ネットワーク、『NFLネットワーク』が11月4日(火)にデビューするからだ。NFLネットワークは、数百万のファンの情熱を呼び起こす『NFL』と偉大なスポーツであるフットボールのための集会場になってくれる。
 NFLネットワークの主力番組は、週日の午後8時からオンエアされる『NFLトータル・アクセス』。月曜から金曜まで、1時間放送される『NFLトータル・アクセス』は、フットボールファン必見の番組となる。同番組では、チームから直接最新ニュースを届け、選手やコーチの舞台裏の姿、そしてNFLの過去・現在・未来を多角的な視点から捉えて視聴者に提供する。
 NFLネットワーク独自のアクセスにより、フィールド内外での選手の生活があらゆる角度から映し出される。ロサンジェルズで収録されるNFLトータル・アクセスは、有名人をゲストに招き、ハリウッドと芸能界がNFLとどのように接しているかも紹介する。
 NFLフィルムズと、NFLフィルムズが所有する長さ1億フィートに及ぶNFL関連映像が、同番組とNFLネットワークの技術部門で主要な役割を果たす。ニュージャージー州マウント・ローレルにある、18、500平方メートルのスタジオ・コンプレックスから、NFLフィルムズは、テレビ・映像関連では最大規模の能力を提供する。従来の放送に加え高解像度映像での放送も可能な、完全装備のライブ映像コントロールルームを擁するNFLフィルムズは、最先端のテクノロジーを駆使してNFLネットワークに最高品質の番組をもたらす。
 NFLフィルムズプロデュースによるオリジナル番組のひとつが、『NFLフィルムズ・プリゼンツ』。1時間の同番組は、火曜日から土曜日までの午後9時から放送される。更には、翌週の試合を詳細に分析する60分番組、『プレイブック』も開発中だ。『プレイブック』は、火曜日から土曜日までの午後10時からオンエアされる。
 元ESPN会長でABC―TVの社長も務めた、現NFLメディア担当上級副社長兼NFLネットワーク最高経営責任者、スティーヴ・ボーンスティーンは、テレビ界での25年以上に及ぶ経験をNFLにもたらした。ボーンスティーンは既に行動を起こしており、昨年12月にディレクTVとの間で交わされた、『サンデー・チケット』の2007年までの延長交渉で重要な役割を担っていた。更にボーンスティーンは、全米で1、150万世帯に配信する衛星プロバイダに、NFLネットワークを基本サービスに取り込むよう交渉をした。
 「NFLを大事に育て、その成功を祝福するテレビ局をスタートさせることに大きな興奮を感じています」とボーンスティーン。「豊富な歴史を持つNFLで我々が目標とするのは、革新的な手法と最先端の技術を用いて、NFLのブランドが作り得る最高品質の内容を持ち、NFLの伝統を讃える番組をファンに提供することです」。

ポール・タグリアブー
 ボーンスティーンのチームは、テレビ局の開局に必要な技術的・戦略的要素を綿密に準備してきた。番組編成と人材配置は、11月4日のスタートに向けて準備が完了している。
 この7年間、ESPNの『スポーツセンター』でメインキャスターのひとりとして活躍し、賞賛を集めているリッチ・アイゼンが、NFLネットワークに加わった。その知識、洞察力、ユーモアで知られるアイゼンは、1990年代にボーンスティーンと共にESPNで仕事をした経験がある。アイゼンは、『NFLトータル・アクセス』と『NFLフィルムズ・プリゼンツ』のホストを務める。
 NFLネットワークは、NFLとフットボール関連の番組を年間365日放送する。オリジナル番組とNFLフィルムズのライブラリー、そしてプリシーズンゲームの放送により、NFLネットワークは、アメリカで最も人気のあるスポーツへの独自のアクセスを通じて、ディープで興味深く革新的番組を幅広い視聴者に提供するケーブル・衛星チャンネルとなる。

NFLが新スポンサーを獲得
 マディソンアヴェニューの意思決定者たちが、NFLが企業パートナーの優れた模範であることを、改めて認識した。
 アメリカ文化を祝福する月である7月に、毎年秋の週末に全米で1億2、000万人以上が注目するNFLが、IBM、ベイヤー製薬会社、グラクソ・スミス・クライン(GSK)の一流企業3社とスポンサー契約を結んだ。
 「威信ある我々の企業スポンサーリストに、これらの企業を迎え入れられることに喜びを感じています」と語るのは、NFLマーケティング&セールズ部門上級副社長、ジョン・コリンズ。「IBM社との提携により、NFLの最先端の技術保有が今後も続けられ、ベイヤー社、GSK社とのパートナーシップは医療・健康業界に向かう覇気に満ちたステップとなります」。
 3年契約を交わしたIBM社は、NFLの公式情報技術パートナーとなる。IBMは、時代のデジタルメディアや他の新たなビジネスベンチャーをサポートするのに必要な技術的基盤の構築を手助けする。
 契約によって、IBMはNFLとスーパーボウルの登録商標と肖像を広告とマーケティング目的で使用する権利を得た。IBMはNFLがメディアと接する数々の場で大きく取り扱われ、11月4日にデビューするNFLの新たなテレビ局、NFLネットワークのチャータースポンサーにもなる。ベイヤー社とグラクソ・スミス・クライン社との複数年契約は、NFLの初の製薬会社との公式契約となった。
 ベイヤーとGSKは『NFLの誇り高きスポンサー』となり、医療・健康部門の独占権が含まれている。ベイヤーとGSKは、FDAの認可を待っている研究用新薬LEVITRAの共同開発・プロモーションの契約を交わしている。
 「NFLはアメリカで最も高い評価を受けているスポーツリーグで、ベイヤーとGSKは、今回の業界の草分けとなる革新的な一歩に参加できたことを喜び、光栄に感じています」とグラクソ・スミス・クラインU・S・製薬の上級副社長デイヴィッド・パーノックが語った。

貢献のチーフス
カール・ピーターソン
G. Newman Lowrance
 NFLシーズン中の毎週日曜日、アロウヘッド・スタジアムは、7万人を超える熱狂的なカンザスシティ・チーフス・ファンで埋め尽くされる。そのファンに対する謝意を表すため、チーフスはファンが普段の生活を営む地域社会に還元している。
 数年にわたり、チーフスは地元に対して寛大な貢献を行っている。チーフスが行う慈善活動は、ここ5年間で合計834万ドルの寄付金を集めた。
 2002年だけでも、カンザスシティ地域の恵まれない人々を助けるプログラムや活動のためにチーフスが集めた金額は、171万ドルに上った。寄付金は、選手の基金やチームがスポンサーしたイベントなどを通じて集められた。
 「チーフスが、ファンのためにあらゆる手を尽くして還元することは、非常に重要です」と語るのは、チーフスの社長カール・ピーターソン。「1988年にラマー・ハントが私を雇ってくれて以来、私は各選手にカンザスシティ地域社会と関わるよう要請してきました」。

この5年間に
チーフスの選手と
フロントオフィスのメンバーが
各自の時間と努力を
提供してくれたことを
心から嬉しく思う

カンザスシティ・チーフス社長カール・ピーターソン
 「この5年間にチーフスの選手とフロントオフィスのメンバーが各自の時間と努力を提供してくれたことを心から嬉しく思います。我々の慈善活動を大きく支えてくれているのが、カンザスシティ社会での我々の努力を堅固なものにしているチーフス・プレーヤー基金です」。
 地元の慈善活動を助ける基金を設立したチーフスのプレーヤーの中には、社会奉仕を最も活発に行っている現役選手のひとり、オールスター・タイトエンドのトニー・ゴンザレスも含まれている。
 「社会の一員となることは、私にとって大切なことなのです」とゴンザレス。「奉仕活動は、毎週日曜日にグラウンドに立って大観衆の前でプレーするのに匹敵するくらいの気持ちよさがあるので、楽しんでやっています」。

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