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| ブロンコズからの解雇が予想されるQBブライアン・グリーシー |
ドラフトとミニキャンプも終了し、6月1日のカット(チームはこの日以降に選手をカットすると、その選手の2003シーズンのサラリーキャップへの負担が軽減される)でも大きな驚きは予想されていないなど、NFLのオフシーズンも落ち着きを見せてきた。例えば6月1日以降、ブロンコズがQBブライアン・グリーシーを解雇したり、49ersがWR J.J.ストークスをカットしてもNFLを追っている人なら驚かないはずだ。チームはこれらの選手をどうするかについて、数ヶ月の時間を費やして決断をくだしている。
また、あまり報道をされていないが、6月1日以降にカットが予想される選手たちもいる。ジャイアンツのOLダスティ・ジーグラー、ベンガルズQBアキリ・スミスらがカットを噂されている。これらのカットが噂される選手たちも、大きな減棒を受け入れることでチームに留まれるという場合もある。NFLのコーチや選手編成担当者たちは、すでに6月1日にカットすべき選手、または他チームでカットが予想される選手についての調査を終えているはずだ。また、第11回ワールドボウルの翌日となる6月16日に、どのNFLEL選手と契約をするかということも決定していることだろう。
それでは各チームのフロント陣が、7月に始まるトレーニングキャンプ前にすべきこととは何であろうか?
私がジェッツにいた時代、トレーニングキャンプ前の休暇に出る前にした最後の仕事は、NFL全チームのロースターを詳細に調査することだった。この時期、各チーム80名以上がロースターに名を連ねるが、開幕時にチームに残れるのは53人のみだ。我々はロースターを調べるに当たり、2つのことに注目した:(1)どのチームがまだ補強を必要としているか、(2)どのチームがあるポジションで選手に余剰があるか、ということだ。もし我々のチームであるポジションに余剰があり、それがあるチームのニーズと合致するならば、トレードを模索することにも発展する。もし他チームの余剰が、我々のチームの補強したいポジションと一致すれば、トレードまたは8月にその選手がカットされた時に獲得を狙う。
なぜ今そんなことをするのか、と思う人もいるかもしれない。理由は単純で、キャンプが始まると他チームからの我々の選手に対してや、他チームの選手についての我々の意見に反応している時間がなくなるのだ。私が6月中にすべきことは、キャンプが終わるまでに所属するチームからはみ出しそうな50人の選手を見つけることだった。
そのリストをもとに私は前シーズン中のテープを見返し、それらの選手たちのベストとワーストの動きを1本のテープにまとめる。多くの場合、この50名の選手たちは前シーズンをスターターとしてプレーしていない。運が良ければ、中に1、2試合の先発経験を持ち、他の試合でもスポット的役割を果たしていた選手もそこに含まれる。テープには100から150くらいのプレーを入れられれば、その選手を自チームの選手と比較し、プレシーズン期間の”スカウティングリスト”に入れるかどうか考慮することができる。さらにいい評価の選手は”注目選手リスト”に入れ、キャンプ中の練習や、そのチームがプレーするプレシーズンゲームに頻繁に足を運ぶことになる。
通常、7人の選手をドラフトするのに、各チームは1,000人以上の選手を調査する。なので、1人か2人の選手を獲得するのに、50名の選手を調査するということは当然だと思う。選手編成担当を務めるようになって初期に学んだことは、ヘッドコーチとある選手のことを話す際、その選手が8月にカットされるまで待ってはならないということだ。その頃には、ヘッドコーチは自チームの選手以外には興味を示さない。しかし、彼が6月中の落ち着いた雰囲気の中で、今後注目すべき選手のリストを見ることで、トレードを承認したりその選手の獲得に関してより積極的になるだろう。 |