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| 試合後に健闘を称えるマニングとブレイディ |
1試合でのパフォーマンスが、私のコルツQBペイトン・マニングへの評価を落とすものではない。ペイトリオッツのような優れたディフェンスは、どんな選手をも悪い選手だと思わせてしまう。マニングはSロドニー・ハリソンに投げた1個目のインターセプトから、回復できなかった気がする。
マニングがペイトリオッツのディフェンス・コーディネーター、ロミオ・クレネルのスキームを打ち破れるかが注目されるなか、あのインターセプトは致命傷となったと言える。
クレネルのディフェンスはコルツのハイパワー・オフェンスに対して、何も特別なことはしなかった。それどころか、これまで私が見てきた中では、最も基本的なディフェンスをしていた。重要な場面ではCBタイ・ローがWRマーヴィン・ハリソンをカヴァーし、セーフティがロングパスに備えて引き気味にそれをサポートした。それが明らかに、クレネルの戦略だった。ローは3個のインターセプトのうち2個で、プロボウルに選ばれる選手に相応しい動きを見せた:彼はプレーの流れにうまく反応し、本能的にどこにいればいいかを悟ったのだ。的確な場所にいたローは、自らの能力だけがビッグプレーに成功するか否かを決める要因だった。ローの能力は、2個のスーパー・キャッチを見れば明らかだろう。これらの結果は、複雑なディフェンスのスキームにマニングが惑わされたために起きたのだろうか?それは違う。これらはタイ・ローがフィールド上で、自分の目の前で起こるプレーに本能的に反応したことで実現した。
私が絶対に賛成しないのは、マニングとドノヴァン・マクナブがそれぞれ1人の力で試合に敗れたように言われることだ。同じように納得できないのは、トム・ブレイディとジェイク・デロームが1人の力で、チームをスーパーボウルに導いたように言われることだ。フットボールとは様々な要素がチームの勝敗に関わる、究極のチームスポーツである。私にしてみれば、マニング、マクナブともに、より強力なディフェンスと対しただけである。マニングの場合、自チームのディフェンスはシーズンを通して安定しなかった。実際、AFCチャンピオンシップでのコルツ・ディフェンスを見ながら、私はラジオの解説の中で、「自分が今から現役に復帰してもこのディフェンスには対抗できる」とコメントした。私にはブレイディは、そんなに調子がよくなかったように見えた。
イーグルスのディフェンスを分析してみると、マクナブをフィールドから遠ざけるにはラン攻撃を多用すればいいのは明らかだった。コルツについても同じことが言える。ということは、マニングやマクナブは倍のプレッシャーと戦っていたことになる。ミスを犯すことはできない。常にベストのプレーをしなければならず、少しのミスが敗戦に直接つながる。ペイトリオッツとパンサーズが勝ったことがそんなに衝撃的なことかと聞かれれば、そうは思わない。スーパーボウルには、総合力でベストな2チームが残ったと思う。 |