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ブレイディ、影のNFLナンバーワンQB
 
Byヴィック・カルーチ
(ヴィック・カルーチはNFL.comの編集者で、25年に渡りNFLを追いつづけている。プロフェッショナル・フットボール・ライターズ・オブ・アメリカの代表を務めた経験もある。)
 
ペイトリオッツの大黒柱に成長したQBトム・ブレイディ
 ニューイングランド・ペイトリオッツとカロライナ・パンサーズに絶対的な花形プレーヤーが存在するわけではない。

 だが、我々はその才能を誇るまでもなく偉大なチームとしてスーパーボウルィィィヲの出場チームを捉える。

 ある人々はパンサーズQBジェイク・デロームのラストネームを発音ガイドなしで呼ぶことができない。しかしそれによく似た、あるいはそれ以上の侮辱として、ペイトリオッツのQBトム・ブレイディが今日のNFLベストQBを議論する上でしばしば見落とされている。

 その見方はやめるべきである。すぐにでも。

 3シーズンで2度目のスーパーボウル、同時に2度目のスーパーボウルMVP受賞のチャンスを迎えるブレイディ、なぜ彼には現在におけるトップQBとしての強いスポットライトが当らないのだろうか。往年の偉大なQBたちの中にあってさえ、彼がその地位にいるのではと私には思えてしまう。というのも、歴史に名を残す偉人たちとは、言わば特別な存在である。そうであるならば、3シーズンで2つのスーパーボウル・リング獲得は明らかに特別であり、さらに3シーズンで2度のスーパーボウルMVP受賞となれば他をはるかに超越した存在になるだろう。

 レギュラーシーズンにおいては、ペイトン・マニングやスティーヴ・マクネアがNFLのMVPを共同受賞したようにQB成績をリードした。その勢いのまま、プレーオフの最初2週間、マニングはその名声を高いレベルにまで押し上げた。彼は対デンヴァー、そして対カンザスシティー戦と立て続けにド派手な数字を叩き出し、インディアナポリス・コルツを勝利へと導いた。彼はそのパフォーマンスのすべての面でパーフェクトに近い活躍を見せた。

 しかし、続くAFCチャンピオンシップ、このゲームでマニングがその躍進に大きな破綻をきたした一方、ブレイディはいつもの当たり前のプレーを他の数多くのQBがプレーするよりも正確に刻んだ。そして彼は勝利への道を見いだした。

 明らかに動揺したマニングがプレーオフ初を含む4つのインターセプトを喫し、さらに彼がポストシーズンで受けた5つのうち4つのサックで泥にまみれる一方で、ブレイディは冷静なプレー、リーダーシップ、そして効率的なドライヴを展開した。皮肉にもこれらトップQBへの賛辞は、数日前まで各メディアがマニングに送っていたものだった。ブレイディはいつもの通りの短くそして速いパスでコルツのセカンダリーをズタズタに引き裂いた。そこにはまるで彼がゲーム前のウォームアップで見せるボールのロブにも劣らない気負いのなさがあった。チャンピオンシップゲームのような大試合では、マニングは一瞬の輝きに過ぎなかった。


ヒューストン入りした際のブレイディ
 私はそこに比較できないほどのディフェンスの差があったことを認める。コルツ・ディフェンス以上に、ペイトリオッツ・ディフェンスはマニング率いるコルツのオフェンス陣を粉砕するために非常によく機能した。ニューイングランドの”ホームランド・ディフェンス”はチームの勝利をもたらす絶大な信望を勝ち取り、また同時にHDビル・ベリチックは、ケガ人続出やその他の不運にも関わらず、その天才的なディフェンス戦略でチームを14連勝に導いたことによって他の誰よりも大きな名声を勝ち取った。

 しかしながら、そのことでブレイディの貢献が軽視されていると私は言ってるのではない。彼のプレーの質を評価するには、彼のパス成功数、パス回数、そして獲得ヤードを超えた見極めが必要である。それはつまり、ケガをしたドリュー・ブレッドソーの代役として登場した2001年の最初の瞬間以来、彼がどうようなパフォーマンスを見せてきたのか、その壮大な軌跡を算定しなければならない。恐らく彼は才能に恵まれた腕や素早い脚を持っているわけではない。彼はただ単に控えめで献身的な気質を持ち、堅実なプレーを重ねるだけである。しかし、それは時に中央を切り裂くパーフェクト・ストライクとなり、時にファーストダウンへの勝負強いスクランブルとなり、時に痛烈なブロックとなる。ディヴィジョナル・プレーオフで彼が見せたテネシーSランス・シュルターズへの強力なタックルは、WRべセル・ジョンソンの14ヤード獲得を生み出した。

 ブレイディに彼の少年期のヒーロー、ジョー・モンタナのフォームとスタイルをかいま見ることがある。人々はモンタナの肉体的なスキルをあまり賞賛しなかった。だが、その選手生活を終えた時、彼の手にはいくつものスーパーボウル・リングがあり、NFL史上最も偉大なQBとして崇められる存在にまで到達していた。

 AFCチャンピオンシップでの37回中22回のパス成功、237ヤード獲得という数字の中、ブレイディはペイトリオッツを最初の6度のボール所持で5度の得点に導いた。彼は、人々が望むほどには、エンドゾーンへオフェンスを導くには至らなかった。しかし、彼はマニングをフィールド外に留めておく素晴らしい仕事をやってのけた。第3クォーター終了後、ニューイングランドはボール保持時間で10分ものリードを奪っていた。ブレイディはオープニング・ドライヴでペイトリオッツを13プレイ、65ヤードの行進に導き、6分44秒を消耗させた。そのドライヴ、そしてコルツ最初のドライヴを殺したマニングのエンドゾーンでのインターセプトが、そのゲームの行方をほぼ決定づけることになった。

 試合の流れの中で、ブレイディは特別なことを一切しなかった。彼はただフィールド全体を使い、8人の異なるレシーヴァーへ絶えず高い確率のパスをヒットし続けただけだった。そう、彼はいつもの優秀なタッチを示したにすぎなかった。彼はポケットの中でプレッシャーを”感じ”、それを回避しながらパスを送るという神秘的な能力を披露した。

 貪欲にダウンフィールドへリスキーなパスを送る代わりに、彼は時間を消耗させることに集中した。その証拠に、最初の9つのパスで14ヤードを越えるパスはひとつもなかった。さらに彼は、2つの4thダウン・ギャンブルを敢行し、それを見事成功させた。彼が37回もドロップバックをした事実、またケガのCダミアン・ウッディーに代わって先発したのがキャリア2戦目となるラス・ホッチステンだったという事実にも関わらず、ブレイディは1度もサックを受けることはなかった。ただ一点、彼はシーズンを通して初めて、ジレット・スタジアムでのインターセプトを許してしまった。

 「彼について耳にすることはすべて真実さ。」コルツLBロブ・モリスはブレイディについて話した。「彼に飛びぬけて派手なことをするわけじゃない。ただ正確なパスを送る、間違いを犯さないだけなんだ。」

 ブレイディはマニングやマクネアにパス部門での数字では太刀打ちできないかもしれない。だが、彼の先発記録が3シーズンで39勝12敗であるという事実は、彼のポストシーズンの成績が5勝0敗であるのと同様に、彼が間違いなく超一流プレーヤーであることを実証している。

 「トム・ブレイディという男は、今現在のフットボール界において最も偉大な勝利者だ。」マニングのパスを3度インターセプトしたペイトリオッツCBタイ・ロウはブレイディについて次のように語った。「彼について誰が何と言おうと俺は気にしない。確かに彼の数字はたまげるほどじゃない。だけど彼はフットボールで勝つ方法を知っているんだ。」

 「トム・ブレイディ、彼となら俺はいつでも試合にでるよ。今におけるスティーヴ・マクネアやペイトン・マニング、そしてその他多くの偉大なQBたちと同等の敬意を持ってして、俺はトム・ブレイディとフィールドに立つ。なぜなら勝つことがフットボールのすべてだからさ。」
「そしてその勝利に導ける一番のQBこそがトム・ブレイディなんだ。」

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