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2004NFLドラフトの行方
Byジル・ブランド
(ジル・ブランドはNFL.comのアナリストであり、1960年から89年までカウボーイズで選手人事を担当、チームをアメリカで最もパワフルで人気のあるフランチャイズへと育て上げた。)
 
 
今年のドラフト目玉選手の1人、アイオワ大OTロバート・ギャラリー
 いよいよである。2004NFLドラフトがいよいよ今週末に迫ってきた。MLBが開幕し、NBAやNHLがプレーオフに突入する中でも常に各メディアのトップを彩る2004NFLドラフト。私は今年も国中を飛び回り、テレビ、ラジオ、新聞、あらゆるメディアにおいてドラフトに関する取材に応じてきた。その活動を通じて、私の元には実にたくさんの疑問が投げかけられてきた。今回はそこで寄せられた数々の疑問を元に、そんな2日間に及ぶ長丁場の中でも以降の指名に重大な影響を及ぼすと予想される上位11チームの指名の行方をこれから探っていきたい。
 
(1) サンディエゴ・チャージャーズ
1巡目全体1位指名権をトレードする可能性はあるか?

この疑問は今回のドラフトの中でファンにとっても、すべてのチーム関係者にとっても最も大きな疑問である。その答えはドラフトが始まる48時間以内まで誰にもわからないだろう。私にはチャージャーズ自身もその中に含まているように思われる。

10日前、チャージャーズはイーライ・マニングのエージェントであるトム・コンドンと交渉に入ろうとしていた。だが、そのコンドンにより、交渉を開始したくないというマニングの意思が告げられ、以来、交渉の進展は暗礁に乗り上がっているようだ。それでも最終決定は何も下されていないが、彼らが選択権をキープする可能性はまだ80%くらいはあるだろう。
   
(2) オークランド・レイダース
明らかにレイダースは指名順位を下げることを望んでいる。
だが、本当にするだろうか?そしてその下げる順位のリミットはどこか?

レイダースはジャイアンツとの交渉において指名順位を下げることに興味を示している。彼らは全体4位に指名順位を下げ、その対価としてさらにジャイアンツの2巡目指名権を獲得したいと考えている。しかしジャイアンツはあまり乗り気ではないようだ。レイダースは同様にブラウンズから全体7位指名権とのトレードを打診されている。そう、ブラウンズもロバート・ギャラリーに興味を示しているのである。レイダースの意中とする選手が7位指名までにいなくならない限りは、この話もそんなに悪いものではないだろう。ただ、どちらのシナリオも今はまだとても流動的である。
   
(3) アリゾナ・カーディナルズ
これまで一貫してカーディナルズはラリー・フィッツジェラルドに興味を示してきた。だが、まだフィッツジェラルドは彼らの意中にあるのか?

3巡目にはまだロバート・ギャラリーが残っている可能性が高いことから、カーディナルズはギャラリーを熱望する指名順位下位チームからのオファーを受け入れるか、あるいは3位に腰を据え、フィッツジェラルドを獲りにいくか?、という選択に直面している。その答えは恐らくどのチームが3位に上がるのを望んでいるかに次第である。もしそれがあまりにも下位指名のチームでなければ、カーディナルズはおそらくその取引に応じるだろう。そして、トレードによる追加の指名権と同時に、フィッツジェラルドも獲得することが彼らの大きな野望である。
   
(4) ニューヨーク・ジャイアンツ
4位指名、ジャイアンツは誰を狙っているのか?

ジャイアンツGMアーニー・アコーシとの会話で、ジャイアンツは4位指名で獲得できそうな選手は誰であっても不足はないと考えている印象を私は受けた。彼らはギャラリー、マニング、フィリップ・リヴァース、そしてベン・ロスリスバーガーのいずれかを選択するはずだ。中でも、今のジャイアンツにとって最も戦力となる選手はギャラリーだろう。とにかくジャイアンツが4位指名に残る可能性は高い。
   
(5) ワシントン・レッドスキンズ
ジョー・ギブスがドラフトに帰ってきた。
ギブスとレッドスキンズは何をたくらんでいるのか?

可能性としてはケレン・ウィンスローが候補の一番手にくるだろう。ギブスはTEを多用する戦術を好むコーチであることは、以前のコーチ時代に実証済みである。そしてウィンスローはTEとして今ドラフトで上位指名が確実視される逸材である。しかし、ショーン・テイラーやディアンジェロ・ホールを指名する可能性を否定することはできない。チャンプ・ベイリーをトレードで放出したセカンダリー陣に、いくらかの救済処置をなすべきという考えもある。また、レッドスキンズは2巡目の指名権を持っていない。そのため、彼らが1巡目の指名順位を下げ、その対価として指名権をもう1つ増やす可能性は十分にある。
   
(6) デトロイト・ライオンズ
6位指名権を持つライオンズの思惑は?

もしドラフトが順調に進めば、ライオンズはロイ・ウィリアムスを指名してくるだろう。この選択は、ライオンズのオフェンス陣を平均的なものからリーグ屈指のものへと革新させるだろう。ウィリアムスとチャールズ・ロジャースがジョーイ・ハリントンのパスターゲットとして活躍する姿は、相手ディフェンス・コーディネーターにおそらく10年間は脅威を与え続けるだろう。問題は、ロイ・ウィリアムスが6位指名までに残っているかである。他にどのチームが彼に興味を示しているか定かではない。あるいはもし、ライオンズが指名順位の上げ下げに興味を持っている可能性もある。
   
(7) クリーヴランド・ブラウンズ
指名順位を変えてくるのか?

ジャイアンツのように、ブラウンズの最大の戦力となり得るのは、他の何よりもギャラリーである。問題は、彼らが2位指名権をはじめ、さらに上位の指名権を獲得する術が残されているかである。だが、例え彼らがその術を見つけ出したとしても、レイダースは自分たちがターゲットにしている選手をみすみす譲ってしまうのだろうか?

この疑問に対して、ここに私が考えた大変興味深い1つのシナリオがある。もしレイダース、ブラウンズ、そしてレッドスキンズが3チーム間の取引をまとめあげたらどうだろう?それはすなわち、ブラウンズが2位指名でギャラリーを、レイダースが5位指名で意中の選手を、そしてレッドスキンズが7位指名+1つまたは2つの選択権を獲得するという取引である。そんな取引話が議論されているかどうかを知る術はまったくないが、この取引は彼ら3チームのドラフトに対する希望を満たす有効な解決策となり得るだろう。
   
(8) アトランタ・ファルコンズ
ファルコンズの思惑とは?

ファルコンズは素晴らしい指名順位を手にしたと言っていいだろう。ディアンジェロ・ホール、トミー・ハリス、そしてウィル・スミスもその時点で残っている可能性がある。彼ら3人ならば誰を指名してもファルコンズにとって偉大な選択になるだろう。
   
(9) ジャクソンビル・ジャガーズ
ジャガーズとケネチ・ウデーゼに関しては、これまでも多くの議論がなされてきた。果たして彼らはマッチするだろうか?

当初からジャガーズはウデーゼを指名すると見られてきた。しかし、ウデーゼの肩の状態に一抹の不安が残る。もしそれが大丈夫なのであれば、申し分ないマッチになるだろう。だがもし。その状態が厳しく、手術が必要な程度であれば話は別である。だがこんな一例もある。ダラス・カウボーイズのテレンス・ニューマンは去年、同じ心配を持たれていた。だが、カウボーイズはそのことを何の問題にせず彼らはニューマンを獲得した。そして彼はルーキーシーズンの昨年、ディフェンスで99%の出場率を誇った。ただ、他の指名の可能性を探るとすれば、それはワシントン大学のWRレジー・ウィリアムスになるだろう。
   
(10) ヒューストン・テキサンズ
テキサンズはこれまでこれほど遅い順位での指名をしたことはない。
今年のドラフト戦略はどうなるのか?

蓋を開けてみれば、チャーリー・キャサリーはこの10位という指名順位を楽しんでいるようである。もし、ホールかテイラーがこの時点までに残っていないようであれば、指名はおそらくダンテ・ロビンソン、ハリス、そしてスミスのようなDLに行使されるだろう。テキサンズにとっては指名順位を下げることは逆に不都合になりそうだ。
   
(11) ピッツバーグ・スティーラーズ
スティーラーズは1巡目にQBをとるか?

スティーラーズはおそらくリヴァースかロスリスバーガー、あるいは残っている選手の中からQBをとるのではないだろうか。だが、スティーラーズより上位に指名するチームの動向が非常に予測不能であることは忘れてはならない事実である。他のチームが指名順位を上げ、QBを獲ってしまう可能性も大きく存在している。
 
さて、それでは11位指名以降は一体どうだろうか?おそらく多くの電話の音を耳にするのではないだろうか。13位から19位の間の指名権を持つチームは1巡目の下位指名権を持つチームから連絡を受ける可能性がある。彼らは指名順位を上げ、ターゲットの選手を獲得しようと画策している。ペイトリオッツなどがおそらくこれに当たる。彼らは1巡指名の中で下位の方だが2つの選択権を持っている。指名順位を上げるためにペイトリオッツがこの2つの1巡指名権を使っても何ら不思議はない。

今まで紹介してきたように、私はこれまで30年以上もの間ドラフトに関わってきたが、今年ほどエキサイティングでかつ予測の難しい年はあまり記憶にない。各チームの思惑が複雑に入り組んだ2004ドラフト。そこにはたくさん戦略、取引が飛び交う。来るべき新しいシーズンを占う上でも、みなさんにはそんなところにも注目しながらドラフト指名の経過を楽しんでいただきたいと思う。

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