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シーズン関連トピックス

デプスの戦い
Byパット・カーワン
(パット・カーワンはジェッツやバッカニアーズでアシスタントコーチやチームの選手人事担当、スカウトなどを務めた。また、選手との契約、トレード交渉、サラリーキャップの分析なども行っていた。)
 
昨シーズンのファルコンズQBマイケル・ヴィックの負傷により、デプスの大切さが改めて浮き彫りとなった
 NFLのシーズンを乗り切るには、才能、運、そして選手層のコンビネーションが必要である。才能のあるスターター選手たちはドラフト、あるいはオフシーズン序盤で高額な契約が決まる。2004シーズンに向けて、その段階はすでに終了している。あなたのお気に入りのチームは十分なスター選手を抱えているだろうか。例えばイーグルス。テレル・オーウェンスやジェヴォン・カースの獲得によって、昨年のNFCチャンピオンシップで敗れたチームは、さらにグレードアップしたと言っていい。それらの移籍の成功不成功の判断は、時間の経過とともに明らかになってくるだろう。
 運について言えば、シーズンが始まり、残り時間0秒での50ヤードFGがクロスバーに当たって決まる瞬間を見るか、パスインターフェアの判定があなたのお気に入りのチームに勝利へのもう1プレーをもたらす瞬間に出くわすまで、その運というものの存在を判断することは難しいだろう。
 しかし、明日の朝に太陽が東から昇ってくるのと同じくらい、ロースターの選手層がチームのプレーオフ入りを左右するのは疑いようのない事実である。そしてそれは、チームが今このオフシーズンが深まってきた段階でもコントロールできるものである。多くのチームはサラリーキャップ問題のために選手層を保つことができない。しかし、いくつかのチームはロースターの選手層を強化するのに効果的な動きを見せている。


QBティム・カウチの加入によりパッカーズはブレット・ファーヴの負傷に対するモ保険モを得た
 なぜパッカーズがティム・カウチを獲得したのか。なぜレイヴンズがコーデル・ステュワートと契約を交わしたのか。あるいはなぜイーグルスがジェフ・ブレイクを追加したのか。その答えは、チームがプレーオフ出場を狙っている最中に、主要選手の重大なケガによってシーズンに急な終止符が打たれないようにするため、という理由にいきつく。例えばファルコンズ。昨年のプレシーズンでマイケル・ヴィックをケガで失い、期待に満ちたシーズンは失望に終わってしまった。その反省から、今年ファルコンズはロースターにタイ・デトマーを追加し、さらにドラフトでもマット・シュアブを獲得した。それでは、本当に彼ら2人のどちらかがヴィックの代役を果たすことができるだろうか。いや、それは実際には不可能なことだろう。だが、少なくとも昨年と同様な事態が起こった時、ヴィックが戻ってくるまでの間にチームが事実上のシーズン終了を迎える危険性は減少しただろう。
選手層に関して、NFLを2つの観点から見てみよう。
(1) 8月になりケガ人がロースターを蝕む時に、違いを発揮する十分な選手層の厚さを誇るチーム
(2) NFLにおける最も脆い状況
選手層の質を判断する私の基準は非常に厳しい。ルーキーではなく、限られた練習時間の中でも効果的なパフォーマンスを発揮できるヴェテラン選手は非常に貴重である。
<オフェンスの選手層の質を判断する基準>
・ 勝利の実績を持つバックアップQB
・ 3人のWRシリーズでも効果的にプレーができ、かつ1ヶ月はスターターとして活躍できる3番手WR
・ 相手ディフェンス陣に混乱を招き、スターターTEとは違う効果をオフェンスにもたらす2番手TE
・ それぞれにキャリア10試合以上のスターター経験を持つ少なくとも2人のヴェテランOL
・ スターター復活まで1試合で80〜100ヤード獲得でき、またその成績を過去に1、2度達成した2番手RB
<ディフェンスの選手層の質を判断する基準>
・ パス・ラッシュのスペシャリスト、あるいは3番手DE
・ スターターをローテーションさせることができる3番手DT
・ ニッケル・ディフェンスで効果的な動きのできる優秀な3番手CB
・ ダイム・ディフェンスで機能する3番手S
・ ディフェンスにコールをかけ、選手のポジショニングを指示できるバックアップMLB。
・ スペシャル・チームで違いを生み出せる選手
・ ヘッドコーチとしての経験を持ち、効果的な助言のできる少なくとも1人のアシスタントコーチ
質の高い選手層を誇るチームは、12のすべてのスポットに質の高い選手を擁する。1月の終盤まで勝ち残るには、大抵のチームは勝利のために12のすべてのスポットを活用しなければならない。それでは、どのチームがケガに耐え、最後までシーズンを乗り切ることのできる選手層を誇っているだろうか。
 
  レイダース バッカニアーズ シーホークス レッドスキンズ イーグルス ペイトリオッツ チーフス
バックアップQB R. ギャノン
B. グリーシー
T. ディルファー
P. ラムジー
J. ブレイク -----
-----
3番手 WR J. ポーター
J. ジューヴィシャス
B. イングラム
J. スラッシュ
F. ミッチェル T. ブラウン
M. ボーリグター
2番手 TE D. ジョリー
K. ディルガー
J. スティーヴンス
B. コズロウスキ
L.J. スミス D. グラハム
J. ダン
OG / C F. ミドルトン
K. ジェンキンス
F. ウォーマック
L. フライドマン
J. メイベリー -----
-----
OT M. コリンズ
R. オーベン
J. ウォンシュ
K. ジョーンズ
----- A. クレム
M. スピアーズ
RB A. ゼロウェイ
M. ピットマン
M. モリス
L. ベッツ
C. バックホルター K. フォーク
-----
T. ハンブリック
3番手 DE
B. ハミルトン
L. キング
B. ミッチェル
R. アップショー
N.D. カルー W. マクギネスト
R. トルラック
3番手 DT
C. クーパー
D. ラッセル   B. ノーブル
H. トーマス -----
E. ダウニング
3番手 CB
D. ウォーカー
M. エドワーズ
K. ルーカス
W. ハリス
----- J. バリス
W. バーティー
ダイム DB
R. ブキャナン
T. ナイト
-----
M. ボーウェン
-----
O. スミス
S. ハーツ
MLB
C. クラーク
-----
I. カシーヴェンスキ
K. ミッチェル
I. リーズ
T. ジョンソン
-----
スペシャル・チーム ----- C. アイヴィー A. バニスター C. モートン S. モリー L. イッゾ D. ホール
 
証明された実績を持つQBであるトム・ブレイディやトレント・グリーンの抜けたニューイングランドとカンサズシティーをNFL屈指の選手層を誇るチームとして見ることはできない。他の5チームについては、大抵のNFLのチームよりも多くのケガに耐え、勝ち続けることができる選手層を誇っていると言える。
マイアミやダラス、セントルイスのように、他にも選手層の強化に力を注ぐいくつかのチームも存在する。しかし、もしバックアップの選手たちが多くの試合でフィールドに立つとすれば、NFLの他のどのチームよりも選手層の強化に成功しているオークランド、タンパベイ、フィラデルフィア、ワシントンそしてシアトルが私は有利であると考える。オークランド、タンパベイ、ワシントンは1月以来、猛烈な勢いで選手層強化に力を注いできている。そしてそれはまた、表面上にも現れている。

NFLにおける最も脆い状況
 「もしスターター選手をケガで欠いた時、バックアップ選手たちが出場することによって浮かび上がるシナリオはどのようなものになるだろうか。」前述のチームは、この質問に対する効果的な答えをその手にしている。以下はその逆に、スターター選手の脱落がそのままチームの大混乱を招く危険性を持つ10の状況がある。
 
チーム 選手 ポジション 現状のバックアップ選手 もしバックアップ選手がプレーすると…
コルツ ペイトン・マニング
QB
コリー・サウター
もはや考えたくもない事態に陥る。
ジェッツ チャド・ペニントン
QB
ブルックス・ボリンジャー
ヴィ二ー・テスタヴァーディがいないのを寂しく思う。
ペイトリオッツ トム・ブレイディ
QB
ローハン・デイヴィー
NFLELでのデイヴィーの活躍は目をみはるものはあるが…。
チーフス トレント・グリーン
QB
トッド・コリンズ
スコアリング・マシーンになる可能性あり。
デーモン・ヒュアード
ジャガーズ バイロン・レフトウィッチ
QB
デイヴィッド・ギャラード
ギャラードはもう少し経験が必要だ。
ダグ・ジョンソン
カウボーイズ
ジュリアス・ジョーンズ

RB
アヴェイオン・カーソン
決して十分なRBを持つことはない。
コルツ3番手
ロブ・モリス MLB

ベン・マハダヴィ

スタメン経験なし。合わせて30タックル。
ゲイリー・ブラケット
ドルフィンズ
ザック・トーマス
MLB
ブレンデン・ギヴァン
元ジェッツLBマーヴィン・ジョーンズと契約すべき。
ヴァイキングズ
マット・バーク C
コリー・ウィズロウ
プロボウラーから過去スタメン1試合の選手への交代。
ファルコンズ ブライアン・スコット S シディーク・シャバズ スタメン経験なし。キャリア6タックル。ベテランを探すべき。
 
 パッカーズはブレット・ファーヴのバックアップとしてティム・カウチと契約したことで、この危険な状況にあるチームのリストから消えた。スターター選手の完全な代役を見つけることは非常に難しいことではある。だが、昨シーズンのアトランタが陥ったような崖から一気に転げ落ちる状況は少しでも緩和しなければならない。セントルイスとサンディエゴは、それぞれマーシャル・フォークとラデイニアン・トムリンソンがケガした場合を想定してドラフトでRBを獲得した。そうでなければ、その2チームも今このリストに載っていたことだろう。選手層に不安を抱える下記のようなチームは、シーズンでどのくらいチームとして機能するだろうか。
 トレーニング・キャンプまで残り数週間。選手層を強化してくれるようないい選手もまだ残っている。彼らのうち数人はNFLELから戻ってきた選手かもしれない。だが一般的に言えば、選手層というものは長い歳月の上に築き上げられるものであり、そして今はケガがあなたのお気に入りのチームを蝕まないようにとただ祈るだけの時なのかもしれない。選手層はRBのアントワン・スミスやトラング・キャニデイト、LBのマーヴィン・ジョーンズやジェイソン・ギルドン、DTのマーカス・ベルやバロン・タナーのようなFAを獲得することでいまだに強化を図ることは可能である。
 しかし、ただ待ちすぎてばかりもいられない。その終了の合図はすぐそこにまで迫っているのだから。

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