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2004シーズン展望:NFC北地区
Byパット・カーワン
(パット・カーワンはジェッツやバッカニアーズでアシスタントコーチやチームの選手人事担当、スカウトなどを務めた。また、選手との契約、トレード交渉、サラリーキャップの分析なども行っていた。)
 
長年に渡りこの地区の頂点に立つQBブレット・ファーヴ率いるパッカーズ
 NFC北地区はNFLの中でも最も歴史の深い4チームが構成する地区である。パッカーズとベアーズはNFLが設立された当初からのフランチャイズであり、ライオンズとヴァイキングスもそれに次ぐ歴史を持ったチームである。だが、ここ数年はその歴史の重みに見合う結果をこの地区は生んでいない。
1992年、ブレット・ファーヴはパッカーズのQBとして彗星の如く現れ、以来NFLを代表する選手として莫大な注目を集めてきた。過去3年間でファーヴ率いるパッカーズが積み重ねてきた34勝という数字は、ベアーズとライオンズの勝利数を合計した成績に匹敵する。ヴァイキングズもNFC北地区でNo.2の実力を誇るといわれているが、その過去3年間の通算勝利数ではその差14勝でパッカーズに遠く及ばない。
もはやファーヴが引退するまでは、他のチームがNFC北地区の実権を握るとは考えにくい状況である。今年、ファーヴがついに衰えを見せ、他のチームが地区優勝を飾るはずだと予想している方々に、ここで目を向けてほしい彼に関する重要な情報がある。昨年、彼はアウェイの試合で通算20個ものTDパスを決めた。この数字がどれだけ驚異的な数字か。NFC北地区を代表するもう1人のQBであるヴァイキングスのダンテ・カルペッパーは11TD、昨シーズンのMVPに輝いたペイトン・マニングとスティーヴ・マクネアはともに12TDに終わった。そして、昨年2度目のスーパーボウルMVPを受賞し、NFLの偉大な選手たちの仲間入りを果たしたトム・ブレイディでさえ16TDだった。NFC北地区の他の3チームがアウェイで合計4試合しか勝てなかったのに対して、パッカーズがアウェイで5勝3敗という成績を残せたのは、まさにファーヴの活躍の賜物といっても過言ではないだろう。
だが、今年もヴァイキングスはパッカーズに最後まで肉薄するはずだ。ライオンズも大幅なレベルアップが予想されるし、ベアーズもチーム再建に余念がない。ファーヴにかかるチームのの期待はまだまだ続くだろう。
2004シーズン、巷の話題にのぼるNFC北地区にまつわる5つの疑問
1. 2003年のブレット・ファーヴは2002年を上回るパス成功率、TD数、QBレーティングをマークした。彼は成長中のWRジェヴォン・ウォーカーのような若手選手以上の勢いで、さらに成熟度を増しチームに大きな影響を与えるのか?
2. ヴァイキングスの大黒柱であるWRランディ・モスは、たとえQBが誰であろうと素晴らしい成績を量産する。だが、今年の彼が抱える足のケガは、彼の勢いまでも止めてしまうのか?
3. 2人の才能溢れる若手WR、そして質の高いRBを武器に抱えるジョーイ・ハリントンだが、もう1つ上のレベルに到達する準備はついに整ったか?
4. ベアーズは2年目のQBレックス・グロスマンに莫大な期待を寄せている。彼はまだNFL通算で72回のパスしか記録していない選手である。この将来を嘱望されたQBがチームを優勝戦線へと導くのに、あとどのくらいの時が必要なのだろうか?
5. 昨年パッカーズはわずか10勝で地区王者に輝いた。この数字はNFCの地区優勝チームの中で最も少ない勝利数だった。そんな中、ワイルドカードチームが今年この北地区から誕生する可能性はあるだろうか?
それでは、トレーニングキャンプに臨む各チームに今いったい何が起こっているか見ていこう。

<シカゴ・ベアーズ>

ベアーズのGMジェリー・アンジェロは、バッカニアーズ時代からよく知るロヴィ・スミスをヘッドコーチに招聘した。過去8年間にわたり名声を誇ってきたバッカニアーズのディフェンス陣。そのコピーを築き上げる過程でスミスがどんな選手を必要としているのか、アンジェロはよく理解している。今のベアーズには経験の少ない選手が非常に多く存在している。今はまさに我慢の時である。だが忘れないでほしい。あのウォーレン・サップでさえ彼が4 ミ 3 ディフェンスの核としてバッカニアーズに入団したルーキーシーズンでは、わずか16タックル、3サックという平凡な成績に終わった。また、ジョン・リンチもNFL最初の3年間では合計して58タックル、3インターセプションがやっと、デリック・ブルックスも今やタックルマシーンと化しているが、彼が初めて100タックルを記録した時、プロ入りから既に3年の月日が経っていた。今はまだ、ベアーズの新しいディフェンスにあれこれ疑問を投げかける段階ではない。
チームは目下、新しいQBを育成中であり、さらに今年は新しく2人のコーディネーターも招聘した。ディフェンスのロン・リヴェラ、オフェンスのテリー・シェイ、2人はともにコーディネーターとしてNFL初のシーズンを迎える。チームの再建は非常に時間がかかるものである。私がかつてジェッツに在籍していた時も、新人ヘッドコーチに2人の新人コーディネーターというシーズンを経験した。もう一度言う。我慢が今のベアーズにとって一番重要な鍵である。それ以外にベアーズの再建の道は存在しない。
まずはオフェンス陣から見ていこう。いくつかの原因が重なり、RBアンソニー・トーマスは昨年苦しいシーズンを過ごすことになった。だが、彼の最後3試合の成績に注目すれば、チームにとって明るい材料もないわけではない。トーマスはその3試合で67キャリー、281ヤード(1キャリー平均4.2ヤード)、2TDというラン成績を残した。彼はベアーズが望むウェストコースト・スタイルのRBではないかもしれない。だが、ウェストコースト・スタイルを得意とするジョン・グルーデンは、レイダースでタイロン・ウィートリーを活かす道を見つけ出した。そして今季、バッカニアーズからRBトーマス・ジョーンズがランプレー確立のために移籍してきた。だが、その活躍を保証できる程の成績を彼はこれまでのキャリアで残していない。考えられるシナリオとしては2人のRBの併用だろう。また、Tジョン・テイト、Gルーベン・ブラウンの加入はOLに安定をもたらし、若いQBレックス・グロスマンも昨年以上に機能することが期待される。ちなみに2003年のベアーズは、被サック数でNFL 29位にランクされるという不本意な成績を残した。
もし、グロスマンがすべての下馬評を覆し、ベアーズを2004シーズン勝ち越しに導くと信じるならば、彼が32回中19回パス成功、249ヤード、2TDを奪う活躍で27対24とチームに勝利をもたらした昨年のレッドスキンズ戦を思い出してほしい。敵のディフェンス・コーディネーターたちはみな、その試合のVTRを何百回となく研究し、その若いQBの神経をすり減らす作戦を模索してくるだろう。だが私は、その大勝利の裏にランで141ヤードを獲得したアンソニー・トーマスの活躍があったことを強調しておきたい。
また、ベアーズには昨年60レシーヴ以上の成績を残したWRが1人もいなかった。そんな状況の中、3年前のドラフト1巡指名WRデヴィッド・テレルは、その真価が問われるシーズンを迎える。彼は昨年もわずか1つのTDレシーヴに終わるなど、プロ入りして以来ずっと不甲斐ないシーズンを送っている。
続いてディフェンスに目を向ければ、ドラフト1巡指名のDTトミー・ハリスにウォーレン・サップ並みのプレーをする期待が集まる。だが、前にも指摘したようにルーキーが活躍するまでには時間がかかるのである。ハーマン・エドワーズとトニー・ダンジーがバッカニアーズを離れてからも思い知らされたように…。セカンダリーに関しても、ヴァイキングスのランディ・モス、ライオンズのチャールズ・ロジャースとロイ・ウィリアムス、パッカーズのジャヴォン・ウォーカーといった選手に対して誰がマッチアップするのかという重要な課題が残る。NFC北地区を代表するこの4人のWRたちは、サイズに加え爆発的なスピードも兼ね備えている。ベアーズのCB陣は昨年、サック数でNFL 32位の成績に終わったDL陣後方でのプレーを余儀なくされた。サイズよりもスピードを強調するラヴィ・スミスHCは、今年のパスラッシュとブリッツの向上に自信を覗かせている。だが、どのくらい向上しているのか。今後に注目が集まる。
最後に一言。ベアーズは最後6試合を4勝2敗で乗り切り、昨シーズンを締め括った。その数字はディック・ジャローン元HCがその地位を維持するには十分な成績だったと思われた。だが、確かに今シーズンに向けてある程度の明るい材料は残したものの、結果は実際そうならなかった。今年、ベアーズは開幕からいきなり3試合連続でNFC北地区内のライバルたちと相対する。また、その3試合のうちパッカーズ戦、ヴァイキングズ戦の2試合はアウェイでの対戦だ。このようなスケジュールはNFLのどのチームにとっても厳しいものである。だが、それが再建途上にあるチームにとってはなおさらである。ベアーズが今年の終盤には安定したチームに成長している可能性はある。2005シーズンのさらなる飛躍に向け、今シーズンを大きな布石としたい。

<デトロイト・ライオンズ>

今、ライオンズの急成長ぶりには多くの人が目を見張っている。彼らが成績の上でどのくらいの飛躍を達成するかは別の問題として…。ライオンズは過去3年間でわずか10勝しかしていないチームである。アウェイの試合だけについていえば、驚くべきことに24試合全敗である。今年ある程度の成長があるとすれば、その数字は、アウェイで2勝、ホームで4勝4敗、そしてシーズン終盤、プレーオフの出場が有力なチーム相手に一泡吹かせるくらいが妥当なところだろう。昨年もライオンズはシーズン終盤でラムズとパッカーズを破り周囲を驚かせ、さらに、負けたとはいえスーパーボウルに出場したパンサーズ相手にわずか6点差の接戦を演じてみせた。
昨年、WRチャールズ・ロジャースが加わったことでライオンズは迫力あるオフェンスを展開した。ケガに倒れシーズンを棒に振るまでの5試合で、ロジャースは22レシーヴ、3TDを記録した。単純に計算してシーズン通算70レシーヴ、10TDのペースである。さらに、彼のこの数字を評価する上で注目すべきは、チームには彼と共に両翼を成す一流のWRが他に存在せず、また、ディフェンスのマークを分散させるランプレーが確立されていなかった点である。だが、今年のドラフトでWRロイ・ウィリアムス、RBケヴィン・ジョーンズという2人の1巡指名ルーキーを獲得したことで、前述の両側面において巨大な進歩が見られることだろう。この最高の収穫にスティーヴ・マリウチの指導力が加わることで、ライオンズは非常に興味深い存在へと変貌するだろう。
いよいよQBジョーイ・ハリントンも次のステージへとレベルアップすべき時がきたようだ。彼はこれまでのプロ2年キャリアで、1000回近いパスに対して被サック数を20回以下に抑えている。これは非常に優秀な数字である。だが、サックを避けるためにボールを投げ捨てるのではなく、今後の彼には最後までパスターゲットを探すプレーが求められる。ハリントンがさらに成熟度を増すことで、RB、TE、そしてスロットWRたちのレシーヴ成績も上がってくるはずだ。その意味でも、今オフシーズン中に行われたOGダミアン・ウッディの獲得は、ハリントンがパスターゲットを探す時間を生み出してくれるだろう。
一方、ディフェンスはDLの高齢化が進み、以前に比べて敵QBへのプレッシャーが甘くなってきた。そのせいか、昨年の彼らの成績はNFC北地区内では1試合平均21失点に終わった。前ベアーズHCディック・ジャローンがディフェンス・コーディネーターとして加入したことが、その数字の大きな改善につながることを期待したい。さらにCBフェルナルド・ブライアント、Sブロック・マリオンの獲得など、セカンダリー陣の補強もファーヴやカルペッパーといったNFC北地区を代表するQBに対して効果を発揮するはずだ。また、前述のDLに関しては、DEロバート・ポーシェイが不老の水でも見つけない限り、ライオンズのディフェンスが自分たちの理想の状態に近づくのは恐らくあと1年先の話だろう。
最後に一言。マリウチがチームに加入して以来、ライオンズは最高のドラフトを送ってきた。今の彼らは非常に楽しみなチームへと進化しつつある。ちょうど11月の感謝祭の頃、ライオンズにとって2004シーズン唯一の全国放送となる試合が行われる。全米が見守る中、彼らは自らの持つすべての力を振り絞りコルツに挑んでいくだろう。そして2005年、彼らはプレーオフも狙えるチームへとさらに成長しているはずだ。

<グリーンベイ・パッカーズ>


今年もNFC北地区で優位に立つチームはパッカーズになりそうだ。昨年、ブレット・ファーヴは父親の死を境に驚異的な闘志で相手チームを打ち破っていった。再びその熱い気持ちを胸に彼は新シーズンの開幕を待つ。
そんなファーヴ率いるパッカーズだが、一番気がかりな点はホーム・アドヴァンテージだ。2002年に8勝0敗と最高の数字を誇ったホーム・アドヴァンテージは、2003年5勝3敗にまで落ち込んだ。だが、私にはこの数字が2004年も6勝2敗以下になるとは思えない。その理由はパッカーズのファンに聞いてみればわかるはずだ。このチームの特徴、それはオフェンス、オフェンス、そしてオフェンス。
だが、昨年のオフェンスにはいくつかの試合で疑問が残った。カーディナルズ戦13対20、イーグルス戦14対17、ライオンズ戦14対22。強豪イーグルス戦での敗北は仕方がないかもしれない。だが、他の2チームについてはNFLの中でも弱小の部類に入るディフェンスのチームである。
昨年、ファーヴは好成績を残した。彼はNFC北地区内の試合で通算196回中124回パス成功で1259ヤード、12TDを記録した。また、彼の良き相棒であるRBアーマン・グリーンもNFC北地区のライバルたちを蹂躙した。グリーンはラン成績で121キャリー663ヤード(1キャリー平均5.4ヤード)、6TD、さらにレシーヴ成績でも22レシーヴ145ヤード、1TDをマークした。一方、昨年のパッカーズが喫したNFC北地区での2つの黒星を分析すると、ある2つの特徴が浮かび上がってくる。1つ、ファーヴが1試合で35回以上のパスを投げている。2つ、グリーンのキャリーが2試合とも15回以下だった。この2つの特徴から導き出されるのは、グリーンが1試合20キャリー、ファーヴが1試合30回以下のパス、これがパッカーズが誇る勝利の方程式である。
昨年、パッカーズのディフェンスはしばしば安定感を欠く試合が見られた。シーズン最後の2試合、ブロンコズとレイダースを相手に合計で10失点に抑える素晴らしいパフォーマンスを披露したが、第6、7週のチーフス戦、ラムズ戦では立て続けに大量失点を許し、2試合の合計で74失点も献上する大崩壊を見せた。そして今オフにはNFL全体でも高い尊敬を得ていたディフェンス・コーディネーター、エド・ドナテルを解雇した。今、パッカーズのディフェンスコーチたちは新戦力がSマーク・ローマンだけという状況で、ディフェンスの改善を迫られている。そのディフェンスが抱える具体的な問題は、何といってもDL、その成績は許容範囲の外にある。昨年のパッカーズはDLの働きを補うためにLBやDB陣からもパスラッシュをかけていた。その作戦にはどうしても危険が伴う。今年も彼らは相手のQBを捕らえるために同じプレーを選択するしかないのだろうか。
ファーヴがユニフォームを脱ぐまで、このチームは安泰である。昨年も彼らはプレーオフでシーホークスを倒し、イーグルス戦も勝つチャンスは十分にあった。両試合ともオーバータイムにもつれ込んだが、そういう戦い方こそが今年もファーヴが素晴らしいプレーで1週1週チームに勢いを与えていく手段となるはずだ。今年のパッカーズは昨年よりも1勝多く上積みして勝ち星を11に伸ばすと私は考えている。

<ミネソタ・ヴァイキングス>

ヴァイキングスは理解するのが非常に困難なチームだ。RBマイケル・ベネットが16試合フルに出場することができれば、今年のヴァイキングスは自然とプレーオフを狙える位置に到達できると多くの人々が思っている。だが、ベネットがケガをする前に出場した昨年の7試合、チームの成績は2勝5敗という低調なものだった。また、ダンテ・カルペッパーをNFC北地区のみならずNFL最高のQBだという人もいる。だが、カルペッパーがケガをして、彼抜きで戦った2試合についてもチームは2勝0敗の成績を残している。控えQBガス・ファーロットが途中出場した試合で見せた活躍を考えれば、その成績も3勝0敗になる。その3試合でファーロットは通算64回中38回パス成功、609ヤード、7TDをマークした。現代フットボールにおける「走れるQB」の価値については、あらゆる人々が話題にしてきた。では、昨年カルペッパーが1試合40ヤード以上のランを記録した試合で、チームの成績が2勝5敗だったという事実は何を意味しているのだろうか。
2004シーズン、ヴァイキングスの注目は強力なOL陣とそのパスプロテクションだ。昨年ヴァイキングスは開幕ダッシュに成功し、6勝0敗と一時期NFLで最も勢いのあるチームだった。その間のヴァイキングスのQBたちが受けたサック数はわずか13だった。だが、続く6試合でチームは1勝5敗と突如スランプに陥り、被サック数も一気に24に急増した。ヴァイキングスのOL陣はNFLでも大変な尊敬を受けており、チームのオフェンスが昨年トータル獲得ヤードでNFL 1位にランクされた大きな原動力となった。だが、彼らのシーズン後半戦での戦いぶりを見ると、1週間おきに爆発するという非常に安定感のないオフェンスが目立った。次に列挙するヴァイキングス最後8試合の得点に注目してほしい。28点、18点、24点、17点、34点、10点、45点、17点。その試合で何点奪ったかを見るだけで、彼らがどの試合に勝ち、どの試合に負けたかは一目瞭然である。ヴァイキングスにはとにかく、安定感が必要だ。
ヴァイキングスのディフェンスへの評価は、すべて彼らの素晴らしいボール奪取能力に集中する。彼らはインターセプトの数でNFL 1位の成績を誇る。昨シーズンを通じて、彼らはオフェンスのために通算35回もボールを奪い返した。目立たないが、通常この数字は3試合分の攻撃権に匹敵する。鷹のようにボールに殺到するセカンダリー陣、彼らとの連携を重視したチームはDL陣とLB陣7人を強化するため、これまで素晴らしい仕事を成し遂げてきた。DT/DEケヴィン・ウィリアムスは2003年、ルーキーとしては素晴らしいシーズンを送った。DTクリス・ホヴァンも相変わらず激しいプレーでディフェンスを引っ張る。そこに加わる今年のドラフト1巡DEケネチ・ウデーゼ、彼の加入によってDLはユニットとして完成する。そしてLB陣。昨年がヴァイキングスでの初めてのシーズンとなったクリス・クレイボーンもレベルの高いパフォーマンスを披露してくれた。それに加えて今年のドラフト2巡でのドンテリアス・トーマスの獲得。NFLのLBコーチの多くが、ヴァイキングズのこの指名を素晴らしい選択だったと思っている。
ヴァイキングスが行った今オフのディフェンス補強の中で、私が一番評価したいのはCBアントワン・ウィンフィールドとの契約だ。彼は完璧な選手といっても過言ではない。そのタックルは鋭く、ブリッツではキレのある動きを見せ、さらに3 WRシリーズでもスロットWRを完全に封じ込める。そして何より素晴らしい人格者である。2004シーズン、間違いなくヴァイキングズのディフェンスは飛躍する。
最後に一言。今年こそヴァイキングズは2ケタの勝ち星を残すだろう。だが、地区優勝予想やプレーオフのホーム開催を話題にする前に、彼らが昨シーズン終盤を3勝7敗で締め括ったことを問題にするべきである。特にカーディナルズ、ベアーズ、レイダース、チャージャーズ、ジャイアンツに対する敗戦を…。今挙げた5チームの成績は合計で23勝57敗である。成績の良いチームはアウェイでも優位に立つ。成績の良いチームは成績の悪いチームより優位に立つ。だが、ヴァイキングズはその5試合すべてに敗れた…。マイク・タイスは私好みのヘッドコーチである。彼はこれらの問題を修正してシーズンに臨んでくることだろう。だが選手たちが自分自身で解決しなければならない問題もある。それは17週間しっかりと集中し続けることだ。私はヴァイキングスがワイルドカードでプレーオフ進出を決めると信じている。

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