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今週のプレイヤー、コーチトピックス


ドラフトに2世選手続々
 
息子クリスの来月のドラフトでの指名が予想される元ジャイアンツQBフィル・シムズ
 4月26〜27日の2003年NFLドラフトは、往年のニューヨーク・チームファンのノスタルジーを誘うものとなりそうだ。
 ニューヨーク・ジャイアンツのQBフィル・シムズと言えば、ファンなら知らない人はいない。1986年、チーム史上初のスーパーボウル制覇を成し遂げたシグナルコーラーだ。1979年ドラフト1巡でケンタッキー州の無名校モアヘッド州立大からジャイアンツに入団し、名将ビル・パーセルズ(現カウボーイズヘッドコーチ)の指揮の下、ジャイアンツをリーグのエリート・チームに仲間入りさせた立役者の一人である。
 時は同じく1980年代、ニューヨーク・ジェッツの強力守備ラインの顔触れは、リーグのあらゆるQBたちを震え上がらせ、ウォール街のニューヨーク証券取引所(New York Stock Exchange)の名をもじり、『New York Sack Exchange』と称された。2001年にマイケル・ストレイハン(ジャイアンツ)に抜かれるまでリーグのシーズンQBサック記録22.0回を保持していたマーク・ギャスティノーを筆頭に、マーティ・ライオンズ、アブドゥル・サラームと揃ったスター集団の中で、異彩を放っていたのがジョー・クレッコ。プロ入りは77年のドラフト6巡と下位ではあったが、QBサックがリーグの公式記録となる前の81年に20.5サックを記録、リーグの最優秀守備選手に選ばれた。この年を含め4度のプロボウル出場を果たしたクレッコだったが、NFL史上初めて3つの異なるポジション(DT、DE、NG)で選出を受けた超万能ラインマンだった。
 いわば、80年代ニューヨークのフットボール・シーンを牽引した両雄の息子が、2003年のドラフトに揃ってエントリーしている。
 比較的名が通っているのは、フィル・シムズの息子クリス・シムズだろう。高校時代から全米トップ級のQBとの評判を欲しいままにし、99年、一度はペイトン・マニング(現コルツ)が抜けたテネシー大進学を表明しながら、土壇場で中西部の超名門校、テキサス大に進学した。テキサス大には1年先輩に同大学パス記録を次々更新中だったメイジャー・アップルホワイトがいたが、2年生時の2000年から先発QBの座を奪取し、02年には同大学記録の30TDパスをマークしている。
 ダン・クレッコは父親と同じフィラデルフィアのテンプル大に通う。ポジションも父親と同じDT。1年生時から9試合に先発し、全米1年生オールスター選出を受けるなど華々しい活躍を見せる。4年間通算で65ロスタックル、26サックをマークしたインサイド・パスラッシャーだ。
 出自、経歴は抜群の2世選手たちだが、しかしドラフトに向けての立場は微妙だ。シムズは大学通算で先発試合に26勝6敗と見事な勝率を残しているが、一貫して大一番に弱い、との悪評を覆せず、チームを全米王座に導けなかったことで熱狂的なテキサス大ファンの批判の的となってきた。身長196センチ、体重102キロの堂々たる体格、どんなパスも正確に投げるコントロールと強肩、プロのQBとしてその素材は抜群だが、精神的なタフさに疑問符がついているのである。
 クレッコも、身長が180センチに届くかどうか、とプロの守備ラインとしては非常に小柄。超重量DTがもてはやされる現代NFLにあって、127キロの体重も軽量の部類に入る。
 往年のNFLスターの息子としての周囲からのプレッシャーもある。名字だけで生き抜いていけるほど、NFLの舞台は甘くはない。それでも、幼い頃からプレッシャーの中でのプレーに慣れてきている、という面を評価するプロのスカウトの声も多い。プロフットボールで活躍を目指す2人の2世選手、その入団先がニューヨークのチームにならなくとも、新人年から注目の的となることは間違いない。
 
[2003年3月6日]

ライオンズ大スターRB現役復帰!?
 
1999年に突然引退した元ライオンズRBバリー・サンダース
 1999年のサマーキャンプ開幕前日に突如引退し、デトロイト・ライオンズのみならずリーグ全体に衝撃を与えた名RBバリー・サンダース。その引退後もことあるごとに現役復帰の噂が取り沙汰されてきたが、現在34歳となったサンダースに、ライオンズの現社長マット・ミレンは2月初旬、再びフィールドに戻ってくる可能性があるのか、電話でその真意を改めて確かめた。
 スティーヴ・マリウーチ(前49ersヘッドコーチ)を新指揮官に据え、新たに強力なオフェンス構築を目指す今季のライオンズ。そこにかつての大スターRBが加入するとなれば、2年間でわずか5勝の惨状に目を覆った地元ファンの希望も、嫌でも高まるというものだ。
 ミレンの申し出に対し、サンダースの返答はいかなるものだったのか。それは「ノー」だった。
 「まだ自分に興味を持ってもらっているというのを聞いて嬉しかったよ」とサンダースはミレンに語ったと言う。しかし、実際にプレイする可能性については、「そのつもりはない」ときっぱり断った。
 フリーエージェント市場開幕間もなく、ラムズのCBドレイ・ブライを年平均500万ドル(約6億円)近い5年契約で引き抜き、来季に向けた戦力補強をスタートさせたライオンズ。今後もLBなど、ディフェンス面を中心に戦力アップを目指す意向を見せている。
 一方のオフェンスでは、2年目を迎えるQBジョーイ・ハリントンが軸となるのは確定している。ターゲットとなるWRには地元ミシガン州立大の大型ワイドアウト、チャールズ・ロジャーズの指名も確実視されている。RBはと言えば、低迷をつづけるチームの中で昨季もラン1000ヤードを突破し、一人気を吐いたジェイムズ・ステュワートが健在。が、そのステュワートもすでに31歳、若手時代に膝の靱帯断裂の重傷を幾度となく負っており、今後どれだけ現在のパフォーマンスが維持できるのかは疑問符だ。サンダース復帰は実現しなかったが、ステュワートをサポートし、将来的にスターターの座に取って代われるRBの獲得も、今オフシーズンのチームの課題の一つである。
[2003年3月6日]

積極補強レッドスキンズ、重点はG
 
FAでレッドスキンズと契約したジェッツのOGランディ・トーマス

 今オフシーズンのフリーエージェント(FA)市場解禁から1週間も満たないながら、ワシントン・レッドスキンズの積極的な補強戦略が脚光を浴びている。前レイダースのDEリーガン・アップショー、前カウボーイズのDTブランドン・ノーブル、前ジェッツのKジョン・ホール、前バッカニアーズのQBロブ・ジョンソンなど、すでに7人の他球団FA選手の獲得を発表している。さらにラムズの2000年ドラフト1巡指名選手であるRBトラング・キャニデイトをトレードで獲得、放出した前エースRBスティーヴン・デイヴィスに代わるスターター候補の筆頭に据えられている。
 そんな中でも最も目立つのは、攻撃ライン、特にGのポジションの重点的補強策だ。レッドスキンズにはクリス・サミュエルズ、ジョン・ジャンセンとリーグ屈指の若手Tコンビが在籍しており、攻撃ラインの外側は盤石。Cのポジションも、昨季開幕前にコルツからラリー・ムーアをFAで獲得し、昨季も16試合全試合で先発を務め、安定したパフォーマンスを見せた。課題は一貫して、Gのポジションの陣容固定だった。昨年8月のアメリカンボウル時点では無名選手を先発起用せざるを得なかった窮状はレギュラーシーズンが開幕してもまったく改善される気配はなく、昨シーズンだけでのべ7人の選手をGのポジションで先発起用(別表参照)。最多先発出場は、昨オフシーズンにトレードでジェッツから獲得したデイヴィッド・ラヴァーンの11試合に留まった。
 この弱点を改善するため、ダニエル・スナイダーオーナー率いるレッドスキンズのG強化の方針は明確だ。FA市場解禁から間もなく、Gのポジションでは今オフシーズン最高評価のランディ・トーマス(前ジェッツ)を年平均400万ドル(約4億8000万円)と、Tのポジション並みの破格の条件で引き抜いた。さらに49ersでT、G双方のポジションで先発を務めてきたデイヴィッド・フィオーリも獲得。追ってブロンコスの元スターター、レニー・フリードマンと契約、さらに昨季途中に古巣復帰したベテランのトレイ・ジョンソンとも再契約した。
 一方で、昨季最多先発のラヴァーンはキャニデイト獲得の代償としてラムズへ放出。昨季8試合先発と健闘した若手ウィルバート・ブラウンを除けば、昨季開幕時からGの陣容は一新されることとなった。
 華麗なる『ファン&ガン』攻撃を駆り、大学界で猛威を振るった指揮官スティーヴ・スパリアーの手腕も、就任1年目の昨季は攻撃成績リーグ20位と振るわなかった。そんな中、Gの陣容一新とエースRB交替、つづいて前カウボーイズのWRラギーブ・イスマイル獲得も間近、と報じられている。レッドスキンズはオフェンスは顔触れを刷新し、今季をスパリアーのNFL版『ファン&ガン』実現の初年度としたい意向だ。
 99年にオーナーに就任し、「100億円補強」でリーグの度肝を抜いたスナイダー。今年もその潤沢な資金力で、NFLのオフシーズンで旋風を巻き起こしそうだ。

 
【表】2002年度レッドスキンズの先発G
   *()内は先発試合数
デイヴィッド・ラヴァーン 11
ウィルバート・ブラウン 8
ブレンデン・スタイ 5
トレイ・ジョンソン 3
アレックス・サルフステッド 2
キップ・ヴィッカーズ 2
ラリー・ムーア 1
[2003年3月6日]

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