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NFLの下部組織で、NFLへの登竜門となっているNFLヨーロッパリーグ(以下、NFLEL)は、現在シーズンに向けて、米国フロリダ州タンパでトレーニングキャンプを行っている。
現地時間3月21日には、それまでキャンプ入りしていなかったアメリカ人のディフェンス選手もチームに合流し、各チームともフルスクワッドによるチーム練習を開始。トレーニングキャンプもいよいよ中盤を迎えた。
5年目 のNFLELシーズンを迎えるLB河口正史と、ルーキーWR堀江信貴が所属するアムステルダム・アドミラルズにも、アメリカ人ディフェンス選手が合流。いよいよ日本人選手の真の実力が試される正念場を迎えたが、フルスクワッドによる初日の練習を終え、両選手は確実な手応えを感じ取っている。
今回参戦する日本人7選手中最速のスピードを誇るルーキーWR堀江は、アメリカ人選手と相対した初日の練習で、自らのスピードに自信を深めた。
この日は、DB(ディフェンシヴバック)とのマンツーマンに始まり、スケルトン(パスの実戦練習)、スクリメージ(試合形式練習)と本格的な練習が行われたが、WR堀江は、「正直、アメリカ人のレベルはもっと高いと思っていました。これなら十分やれるという印象を持ちました。マンツーマンでも結構スピードで(相手選手に)勝ってましたしね」と話し、自慢のスピードがNFLELでも、通用することを強調した。
また、初めて顔を合わせたチームメイトについても、「(NFL)ブラウンズの192cmくらいの選手(WRドリュ−・オコーナー)は、レベルが高いと思います。でも、追いつけないレベルではないと思いました。ナショナルプレーヤーとしてのスターターは当然として、このチームでのスターターを狙います」と力強く語った。
LB河口は現在、わき腹を痛めて別メニューでの調整を続けているが、5シーズン目を迎えた経験からか、その表情に焦りの色はない。「今年もマイク(MLB)をしますが、システム的にも大変やりやすい。ケガの影響から、今週土曜日に予定されているギャラクシーとの練習試合は欠場することになるでしょう。できるだけ早くケガを治していきたい。ケガをしている間もメンタルの面を鍛えて、ちょっとでもうまくなるように頑張りたい」と、抱負を語った。
LB河口は、NFLELの公式サイト(http://www.nfleurope.com/)でも、ブラウンズQBウィンらとともに、特集記事が掲載されるなど、リーグの顔としても多いに活躍が期待されている。今後もアドミラルズ2選手をはじめ、日本人各選手の活躍が期待できそうだ。
また、世界中でフットボールが楽しまれることを目指して様々な活動を行っているNFLでは、今年も日本人コーチ及びトレーナーを対象に、NFLELトレーニングキャンプ研修を行っている。これは、NFLが世界各国で行っているグラスルーツ活動の一環として行うもので、指導者、トレーナーの育成を通じて、各国のフットボールを支援していくことを目的としている。
今年は、コーチ16人とトレーナー11人の合計27人が参加。コーチは3月24日〜4月1日、トレーナーは3月20日〜4月1日の予定で、NFLEL各チームのコーチ、トレーナーから直接レクチャーを受けるなどして、本場の技術を学ぶことになっている。
☆写真は、アドミラルズのスターターを狙うQBウィン(上、NFLブラウンズ)とQBキーナン(NFLカーディナルズ)
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