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NFLヨーロッパとは
 
NFLで活躍するNFLヨーロッパリーグ経験選手
 
 
 
 NFLヨーロッパリーグ(NFLEL)は、「アメリカで最も愛されているスポーツ、アメリカンフットボールを世界の人気スポーツにしたい」というNFLのグローバルフットボール構想に基づき、1991年にスタートしたプロフットボールリーグである。

 NFLELは当初、「ワールドリーグ・オブ・アメリカンフットボール」という名称で、アメリカとヨーロッパを舞台に活動を展開していた。しかし、ヨーロッパ地域においてアメリカンフットボールが予想以上の人気を博したことから、ヨーロッパを舞台としたリーグ再編成を行うため、2シーズン(1991〜1992年)でリーグを一時休止した。

 2年間の活動休止の後、米国FOXテレビとの合弁事業にするなど体制を強化し、NFLELは1995年に再スタートを切りました。この他にも、地元企業のスポンサーを受けるなど、アメリカンフットボールをヨーロッパで定着させるための体制作りも着々と進んだ。1998年には、名称を「NFLヨーロッパリーグ」へと変更、現在に至っている。

 NFLELは、ハイレベルでエキサイティングなリーグ戦を展開するだけでなく、誰もが簡単にアメリカンフットボールの魅力に触れることができる「フラッグフットボール」の普及、アメリカンフットボール体験型アトラクションテーマパーク「NFLエクスペリエンス」の導入など、様々なファン獲得のための活動を行っている。また、2001年のリーグチャンピオンシップゲーム「ワールドボウル」では、ハーフタイムショーとしてラップ界のスーパースター「クーリオ」を出演させるなど、よりエンターテイメント性を高め、アメリカスポーツ文化を楽しんでもらおうという試みも好評を集めている。

 このようにして、ヨーロッパで確実にフットボールの輪を広めてきたNFLELであるが、現在では、ファーム組織を持たないNFLにとっての選手の養成機関という意味合いも持つようになってきた。

 第34回スーパーボウルMVPのラムズQBカート・ワーナー、ベアーズのエースWRマーカス・ロビンソンら、NFLELを経験した選手がNFLでも続々と台頭してきたことから、NFL各チームも積極的に若手選手を派遣するようになっている。同時に、選手にとっては、NFL各チームのスカウトが注目しているNFLELは、夢のNFLを目指して実力をアピールする絶好の場となっている。

 日本人選手が初めてNFLELに参戦したのは1996年から。以来、毎年4〜5人の選手がトライアウトを通じて、NFLELでプレーしてきた。2002年にはアムステルダム・アドミラルズでプレーしていたLB河口正史選手が、大阪でのアメリカンボウル出場を機会に試合後もサンフランシスコ・49ersのトレーニングキャンプに参加。日本人選手として初めてアメリカ本土でのNFLの試合に出場し、歴史的な初タックルも記録した。このように、今後、念願の「日本人初のNFL選手誕生」に向けて、NFLELはより大きな役割を果たすこととなるであろう。


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